黄色いミモザの花を君に送りたい
いつも車に乗り込むと、カーナビが教えてくれる。
「キョウハコクサイジョセイデーデス」
「へー、どんな日なんだ?」
ということで調べてみた。
1904年ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連によって1975年3月8日「国際女性デー」と制定された。
もう一つ面白いことを知った。
イタリアでは「ミモザの日」と呼ばれていて、日ごろの感謝を込めて、この日にミモザの花を贈る習慣がある。
「これはエエことを聞いた」
早速、花屋へ行った。
「すいませんミモザの花ありますか?」
「ミモザの花ですか…んーどこにあったかなぁー」
メガネをかけた店員がキョロキョロと店を見渡す。
「黄色い花ですよね?」
「そうです」
「あーどっかあったと思うんですけどねぇ」
「あーわかりました」
そう言って店を出ようとすると、入り口に黄色いの花があった。
「これミモザの花と違いますか?」
「あーそれですわ!それ」
包んでもらって、妻にプレゼントをした。
しかし、
「これどうしたん?」
「今日は国際女性デーやから。イタリアでは感謝の印にミモザの花を贈る習慣があるねん」
「へぇーありがとう」
この記事を読んだ人で、花屋さんをされている方は、ぜひミモザの花を贈るキャンペーンをおすすめします!
知らない人も多いが、花をプレゼントされて嫌がる人はいないし、感謝の気持ちを表現するチャンスだ!
いくら感謝していても、言葉や態度で表現しないと伝わらない。
今日は黄色いミモザの花を
あなたに送りたい。
「クロウ・キッズ❗️」朗読41/長い沈黙が…
こちらから