子どもに愛情を与えるんじゃなくて親が愛をもらっている。
「子どもに愛情をかけて育てなさい」
よく言われる言葉だが、
本当にそうか?
「逆じゃないかと思う」
もちろん熱を出したら、一晩中アイスノンを交換したり、汗でびしょ濡れのパジャマを着替えさせたり、お腹は空いていないか、怪我しないか、友達はできたか、ちゃんと生きていけるかと心配する。
これが愛情をかけるという事ならそうかもしれないが、それ以上に
子どもから愛をもらって育てている。
いっしょに学んでいる。
最近そう思う。
子どもは素直で、大人が忘れた純粋さをもっている。
何より
無条件で子どもはお母さんを愛している。
どんなに怒られても
「お母さんが大好き」
そう答える。
もちろん親も愛情をかけてはいるが、子どもの愛のほうが大きい。
だから子育ては大変だが、いっぱい愛情と学びとで成長する。
そして親にしてもらっている。
今では、夜泣きも懐かしい思い出になった。
「遊んで遊んで」
とせがむのも少しの時間だけ
あっという間に大きくなって
遊んでくれなくなる。
いまを楽しもう。
児童小説「クロウ・キッズ❗️」朗読24音声note