【2021年国立小学校受験】 不合格の記録⑩ 〜不合格になったあと〜
こんにちは。
前回の投稿から2ヶ月以上も時間が経ってしまいました💦
既に今年の小学校受験(2024年4月入学)に向けて、準備を進めていらっしゃる方も多いかと思います。
この記事は2021年の体験談になっていますので、情報としては既に古いものになっていますが、今回は不合格の記録のまとめとして、子どもへの結果の伝え方、受験に投じた予算、現在の我が子の小学校生活についてご紹介したいと思います。
子どもへの結果の伝え方
合否発表の日はいわずもなが、親としては合格することを祈るばかりですが、この記事のタイトルの通り、我が子の結果は「不合格」。この事実を子どもにどのように伝えるか、非常に悩みました。
我が家の場合、不合格になることも考えて(子どものショックが大きくなるので)合否発表の日にちは事前に子どもには伝えず、
①夫婦で事前に合否結果を確認
↓
②子どもへの伝え方を考えてから、本人に連絡
というステップにしていました。
試験日当日の娘の反応から「合格は難しいかな・・・」と感じてはいたものの、それでもPCを開いて、娘の受験番号が合格者一覧の中に記載がないと知ったときは、親としても少なからず残念な気持ちではありました。
不合格の事実を知ってから、夫婦でしばらく沈黙。
妻から「合格発表の画面をそのまま見せよう」と提案されました。
私も、親から合否発表を伝えられるよりも、娘が自分の目で結果を確認する方が事実を受けとめられると思い、妻の提案通り、合格発表画面をそのまま見せることにしました。
そして、娘が合格者のなかに自分の受験番号の記載がないことに気がつくと「・・・ショック。」と一言だけいって、1時間ほど大泣きしていましたが、親に何かを要求するわけでもなく、自分ごととして不合格の結果を受けとめていたように思います。
親としては、結果は残念でしたが、現実を受け入れようとする娘の姿に、子どもの成長が感じられた時間でもありました。
受験に投じた予算
今年、小学校受験を検討されている方には、予算を気にされている方もいらっしゃるかもしれません。予算をかけたから良いと言うものではもちろんないですし、幼児教室に通わない子どもでもしっかり合格されている方もいますので、あくまで参考として、我が家が結果的に使った予算をざっくりですがご紹介します。
<受験費用>
・幼児教室 39万5千円(夏季講習・模試など含む)
・問題集 5千円
・諸費用(服・検定料・写真) 3万円
合計:43万円
おわりに
最後に、公立小学校に通うことになった娘の学校生活を紹介したいと思います。
結果的に、公立小学校での娘の学校生活は、本人とって満足度の高いものになっているように感じます。もちろん、初めての学校生活に戸惑う娘の様子や、学校の教育方針などは親としても気にするところではありました。子ども同士のトラブルもそこそこあります。
ただ、非常に素晴らしい先生が担任になってくださったこともあり、志望校に行けたかどうかよりも「どんな先生と出会えるか?」の方が子どもにとっては大事だと、親の立場から改めて学ぶことになりました。また、公立小学校の良い側面として語られることが多い「近所のお友達」の存在ですが、私の娘は4月に入学して、5月にはお友達同士で遊びに行くなど、クラスメートとの関わりも活発になりましたので、結果的には今の学校に通うことができてよかったと感じることの方が多いです。
受験期間中はやはり「めざせ、志望校!」という気持ちに親としてもなるものですが、結果がふるわなかった場合でも、子どもの現在と少し先を考えながら、次にどんな機会や環境を提供できるかが、子どもの教育においては大事だと感じています。
この記事が小学校受験を検討されている方や、既に受験をされた方にとって何かのお役に立てれば幸いです。
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