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受験を断念して欲しくないので・・・

 小学校受験はお子様の性格によって、向き不向きがあるのは否めません。どんなお子様に対しても、親御さんが一生懸命努力をして、本番の秋に向けて試行錯誤しながら色々教えていかないといけません。

 でも、突然お子さまが・・・

 夜泣き、赤ちゃん返り、チック、手の汗が止まらない、お漏らし、暗い色を使った絵を描く等々・・・

 上記のような症状が出てきてしまい、年中の途中や年長になってから致し方なく受験を断念されたご家庭を数多く見てきました。

 親御さんも人間です。子供がうまくやってくれないと精神的に落ち込むこともあるし、時には感情的になることも(私もその一人でした)。

 でも、こうして愚痴を呟ける場所があったり、相談できる先生がいたり、ストレス発散方法を他で見つけたりできます。もちろん大人ですから・・

 では、お子様はどうでしょうか・・・?

 唯一絶対的な信頼をおいている大好きな親御さんが言うことなんだからやるしかない。でもぼく・私はこんなことやりたくない。でもお父さん、お母さんが喜んでくれるから。。。でもどうしてもやりたくない時はどうすればよいのか・・・誰にも相談できない。。。嫌なのかどうかも自分でわからないよ・・・

 と、心の中で自問自答して爆発した結果、上記のような症状が出てきてしまうのではないでしょうか。

 圧しつけてやらせるのが小学校受験ではない、と私は思うのです。時にはお子様がやりたいことをとことんやらせてあげてください。話を聞いてあげてください。

 そして、なぜ今こうしてお勉強しなければいけないのか、子供に伝わるようにきちんと説明してあげてください。

 子供も一人の人間ですから。

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