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来年に向けた勝負の飛越。中山大障害全頭診断!

大抵のレースの買い目は三連複◎ー○▲ー○▲△
前回までの本命馬成績 (18,11,10,29)

ルリアン 1人気 1.5倍 5着
ルレーヴドゥリリ 3人気 5.2倍 1着


前回までのレースの振り返り

 1レース目。ルリアン馬券外か…やはり「何か特出した良さがある馬でない時」の1番人気は抗った方がいいんですかね…このメンバーならと思いましたが、結果前に行った馬のワンツー。もう少し言うとメンバーレベルから考えたケンアンビシャスや、同じくJ・G3経験のあるエンデュミオンが馬券内に。エンデュミオンは前走の走りから消しましたが、これで考えれば良かったか。馬券的には美味しいレースでしたから当てておきたかったです。まぁ、◯のクラップサンダーも案外だったので厳しかったのですが…

 2レース目。せっかく◎→◯と決まっているのに…13番人気とな。最近障害荒れ気味で嫌になっちゃう。3着は土田騎手、4着は井上騎手と若手が大健闘。こうなってくると予想のしがいが上がりますな!当てづらくなってもふもふさん涙目ですけどね!笑

 3レース目。マイルの川田さんでしたなぁ。

 今回は中山大障害!10頭立てと頭数は寂しいですが、メンバーは揃った。当てるぞ〜!

中山10R 中山大障害J・G1

・ヴェイルネビュラ【中山は未知数…】

セ6 大江原圭騎手、乗り替わり初騎乗

 障害入りしてからは安定感を感じさせる成績。前走は上がり38.8の6位タイムで4着。1番人気を裏切ってしまった。その時の鞍上は草野太郎騎手、エコロデュエル怖いなぁ…
 それは別として、前走はスタート出遅れから中盤でまくっての結果。スムーズなら…とも思う。基本的には後方から競馬しつつも徐々に位置を上げていって上がり好タイムで差し切るのがこの子の勝利パターン。果たして中山大障害でその戦法が効くかどうか。エコロデュエルが似た戦法を取るが勝ちまではいけない…
 さらに後方から進めるヴェイルネビュラ。乗り替わりともなると買ってヒモに入れるかどうか。

・エコロデュエル【真面目に走れば勝てる器】

牡5 草野太郎騎手、東京ハイジャンプに続いて継続

 道中の進め方で結果がもれなく変わってくる奇才な馬。去年の中山大障害3着は前目につけた馬の中では上がり2位の40.2(1位はマイネルグロン39.8、レース中1位のタイムは38.7のマイネルレオーネ)今年の中山グランドジャンプも前で運んで上がり40.8で4位タイム。(1位はジューンベロシティ39.7)ひとまずグランドジャンプよりも大障害のコースが良さそう。距離短縮と最後の直線に障害がないことはプラスに働く。しかし大体の馬にもプラスに働くのが…
 この子の良さは「障害馬らしからぬ末脚」。しかし4000m走ったとこから『末脚ウオリャアー!』はなかなかにキツイ。J・G2,3ではその末脚が炸裂するも、J・G1ではそういかないのが結果からわかる。現に上がり3Fタイムで抜き出てる訳ではなく…勝つためにはワンパンチ必要だ。

・ジューンベロシティ【スタミナ問題も解決でついに…?】

牡6 高田潤騎手、東京ジャンプS、ハイジャンプに続いて継続

 今の所これといった弱点が見つからず、馬券的には軸にすること濃厚な1頭。中山グランドジャンプでは上がり39.7を記録。押し切りを図ったイロゴトシについて行ってのタイムで今回そのイロゴトシはいない…ニシノデイジーには2.1/2馬身、上がりタイムは1秒以上離している。逃げたニシノデイジーを見ながらの競馬だから格付けが終わったとは思えないが、だいぶ優勢。
 前走の東京ハイジャンプではマイペースに持ち込んだかもしれない…が、上がり38.0で2位,1位タイムエコロデュエル37.9と遜色ない脚色を見せて3馬身差の快勝。エコロデュエルを応援していたけども、これは距離が伸びても届かない…と感じたほどだ。前々走の東京ジャンプステークスは強引な競馬となったものの1着。2着のロスコフは後の小倉サマージャンプを勝利。レベルは担保されている。
 去年の大障害からは明らかに馬が違う。先行しつつも上がりは速いものを使えるし、4250mをこなせるスタミナも身につけた。…あの1頭が復調しないのであれば…!

・テイエムタツマキ【力はある。でもどうだろう】

牡6 田村太雅騎手、中山新春JSから8戦連続

 田村太雅騎手は3年間勝利が無かったが、この馬で久々に勝利し、G1チャンス!中京オープンでは頭数が少なかったとはいえ上がり2位38.5で38.2のハーツシンフォニーをクビ差凌いだ。前走は位置取りの差…とは言い切れないが、それでも39.4を出して4馬身差の2着。フルパフォーマンスでないレースで3着ネビーイームに1.1/4馬身差をつけている。上がりもコンマ2秒ここではついているし、馬だけで比べるとテイエムタツマキの印をあげたい。近走は力をつけてきている感ありますしね。
 割り引く要素としては田村騎手がJ・G1初騎乗という点。やはり普通のジャンプ重賞とはペースも長さは違います。同馬は出走経験がありますが12.2秒差をつけられた大障害。成長している勢いでどこまで追いつめることができるか。

・ダイシンクローバー【馬場が悪くなれば】

セ8 上野翔騎手、京都ジャンプから継続

 障害レースにおいて馬場が稍重以下の成績は(1,1,1,4)。中山は(1,3,3,4)でかけ合わさった時は(0,1,1,1)近走は61キロを背負っているとはいえ着差は平均3秒以上離されている。上がりが使える訳ではないので、タフなレースになるか、馬場が重くなることを祈る。
 今年勢いをつけて障害リーディング争いをする上野翔騎手騎乗ではあるが…良馬場予報だと厳しいか

・ニシノデイジー【8歳でもやはり中山では切れない】

牡8 五十嵐雄祐騎手、去年の阪神スプリングJと中山GJ以外全てで五十嵐騎手騎乗

 まず良馬場であることが走るための必須条件。やはりスピードを問われる東京よりもスタミナだの上手い飛越を問われる中山が好相性のニシノデイジー。重だったグランドジャンプを除けば(1,1,1,0)と中山では馬券を外さない。先行力に加えて前目につける馬にしては使える上がりが武器。62キロを背負うJ・G2では馬券外ですが、苦手な舞台かつ周りと斤量差がある上での成績と見ればここでは上手。絶対軸とまでは個人的にはいかないが、2列目筆頭のお馬さん評価。

・ネビーイーム

牡6 小牧加矢太騎手、主戦騎手ではありますが、前走からは乗り替わり

 前走の中山、イルミネーションJSインタビュー
 2着 ネビーイーム(小坂忠士騎手)
「しっかり走ってくれています。陣営が言うように、真面目さには欠けるかもしれません。勝負どころで置かれたぶんもありました。飛越のアプローチはほとんど合っていませんでしたが、それでも平気で走ってくるくらいの力があります」
 小坂騎手が代打で騎乗した。乗り替わりは障害においてマイナス評価であったが上がり2位38.7で追い詰めた。勝ち馬アサクサゲンキと3.1/2馬身ついてはいるけども、タイミングが合わない中でこれならもっとやれるはず。去年の中山大障害では5.3秒差つけられたが、前走中山でもやれることは分かった。叩き出した数字はテイエムタツマキの方が上だが、障害リーディング争いをする小牧加矢太騎手、大障害での走りを加味すると…テイエムタツマキよりは上の印かな

・マイネルグロン【素質◎も万全か?】

牡6 石神深一騎手、東京ハイジャンプから継続

 ジューンベロシティで最後に語った「あの1頭」とはこの子のこと。去年の大障害、J・G1馬ニシノデイジーに10馬身つけて勝利したあの姿。上がり39.8でこれはオジュウチョウサンを超える逸材と感じた。次走阪神スプリングジャンプで確信に変わったのを覚えている。…が、春の中山グランドジャンプで単勝1.1倍を背負って6着に敗れた。最終障害で屈腱炎を発症(定かではない)し全治9ヶ月診断。
 しかし復帰した(?)平地1勝クラスの福島2600mを叩いて大障害へ。このローテがまずどう出るか。中山グランドジャンプでイロゴトシが同じようなローテで進めて見事1着。平地レースの内容はお世辞にも評価できるものでは無かったから、レースに出るということ自体が大切なのだと知りましたね…。だからマイネルグロンのこのローテは不思議ではない。
 無いのですが、イロゴトシが叩いた平地は3勝クラスで差はあまり無い競馬ができていた反面、マイネルグロンは勝ち馬に2.5秒離されたり、上がりは37.7と1位タイム35.9と比べると褒められない内容だったり。

 最終調教はまぁ不可はない…(というか良いのかまだ分かってない)馬がセーブするようだと復活は厳しいが、能力は間違いない。そういった意味では3列目になる。

・ロードトゥフェイム【なんでこのタイミングで去勢すんねん!】

セ6 伴啓太騎手、乗り替わり初騎乗

 ほんとこれ。テメェテメェテメェですよ。去勢明け…ブリンカー着用みたいに効果が出ればいいのですが、それよりも走らない!みたいな形にならなければよいですけどもね…
 障害勝ち鞍は新潟と東京。特に東京の秋陽ジャンプステークスでは後の小倉ジャンプステークスを勝ったロスコフをクビ差制していますから、レベルは高い。とはいえ3頭くらい馬運車に連れてかれたタフなレースでしたし、中山に限ればオープンで3着2回の相性◯の舞台。
 とはいえ上がりが使える訳ではないので評価はしづらいのですし、前走東京ジャンプSでは力差逆転。買うのであればワールドスケールを優先する。

・ワールドスケール 残念!取り消し

 馬場が重くなれば一考…全体的な上がり3Fタイムは平凡なんですが、中山に限れば悪くない数字ではある。例えば2023/12/17の中山障害未勝利では上がり39.3のトップタイムで2着。2位タイムは40.2のエンデュミオンでこの馬が1着、着差は1.1/2。水沼騎手騎乗の57キロだったとはいえ、このエンデュミオンはオープン戦で62キロ背負って3着入っているし、中山が舞台であれば軽視はできない一頭。
 もう少し掘り下げると重馬場にも対応できている。2023/10/22中山障害未勝利では上がり37.6。タイム自体は3位タイだし同じような位置で競馬をした馬に0.1ほど負けてはいるものの…無視はできないデータ。勝ち馬セブンデイズに7馬身差の2着であることは踏まえておく。初のG1ペース、距離をこなせれば…ワンチャンある。鞍上の黒岩騎手は継続騎乗3戦目。勝ちに行ける馬ではある分、不気味な存在だ。

印…というか順番。と見解

◎ジューンベロシティ
◯ニシノデイジー
▲マイネルグロン
△エコロデュエル

ここには差があると思ってます

△ネビーイーム
△テイエムタツマキ
△ヴェイルネビュラ
ロードトゥフェイム
ダイシンクローバー

 一旦こんな形で。買い目は当日また記事を上げる予定なのでそこで…
 本命はジューンベロシティ。太字にした4頭の中で懸念点が殆ど思いつかない。デイジーは「馬齢」グロンは「脚の状態」デュエルは「中山G1の舞台が適正じゃない」が挙げられるんですが、ベロシティは…無いんですよね。上がりは使えるし、前目で運べるし、グランドジャンプも2着だし。去年負けたじゃん!というのかな…でも去年と違うんだもん。このジューンベロシティっていう馬は。
 ニシノデイジーは中山の安定感。
 エコロデュエルは前走を叩きとすれば上昇を見込める。やりたい競馬が前走でできたのなら…大障害でも馬券内に!
 そしてマイネルグロン。脚を気にせず運べばあの大障害の再現だと思う。しかし脚を気にして運ぶのであれば…個人的にはdead or alive。王者が帰ってきてほしい気持ちはある。

 4強の内に割って入れそうな馬は5頭の内印をつけた3頭。どうするか…当日のオッズを見て決めたいと思います。他の方の記事も参考にしたい。

今の所は以下の馬券で考え中です。

◎→◯→▲△
◎→▲△→◯

マイネルグロン単勝(5倍以上で購入か…?)

こんな感じで!当日は指定席で見ている予定!金曜日が一日中仕事なのでこのタイミングでのアップです。よろしくお願いします!

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