もふもふさんのボカロ1選
こんにちは、もふもふです。
「おすすめのボカロ曲1曲だけ教えて!」と言われたボカロファンは、大概苦悶の表情をうかべます。基本一曲に絞るのは無理で、10選とかにして何とかできるかなという形。決して絞れないのが悪とかではないですよ!基本選べないのは分かりみなので。そんな中、自分が答えるとなると…すぐに思い浮かぶのです。さぁ、皆さんもこの曲を聴いて、ぜひ初音ミクの沼へ…片道切符のみのお渡しとなります。必要であれば押し込みます。
アッ、呼んで頂ければ飛んでいきますからね?
思い出補正も強いですが、選ぶとしたらこれです。
・もふもふさんのボカロ1選
THUNDERBOLT
Music & Lyrics:jon-YAKITORY
Guitar:シンナイコウジ
Bass:ササキ
Illust:SPIKE
Movie:藍瀬まなみ
曲はこれです。この曲は初音ミクが日本各地を巡るライブツアー、「THUNDERBOLT」のテーマソング。これなんです。
普通、曲の良さを説く時って「このフレーズがささって」とか「サビが好きで…」というものが多いですよね。自分も最終的にはそこに行きつくので、そこを解くことにします。しかしね、イントロで心を掴まされたものでして。
まさに、【その心臓を奪い取って虜にさせる 落雷のようなエナジーを】受けてしまったのだ。
・知るまでのもふもふさんの背景
先に言うとかなり長いです。B'zのLove phantomのイントロ位長いです。(果たしてこの例えは伝わるのだろうか)曲の良いところだけ纏めた部分を読むなら目次から飛ぶんじゃ。目次の・が●のところがその項目になるかな。あと、マジカルミライという言葉が何度も出てくるのですが、これは初音ミクのライブの名称とだけ思って頂ければ読む分には大丈夫です。
・正直諦めていた教員採用試験
時は2023年3月。大学4年にさしかかり、そろそろ就活等に動き出さないとマズイ季節。自分は教員志望で養護教諭(保健室の先生)の勉強をすすめていました。教員採用試験は大体7月。残り4ヶ月位で追い込みをかける時期…
…だったのですが、当時自分は諦めムードでした。理由は2つ。1つ目は5月から免許取得の為の教育実習が1ヶ月あったこと。この期間…正直勉強よりも現場の空気感や仕事内容に触れることがメインでした。帰ってから勉強する…のは厳しい。ムリ。しんじゃう。2つ目は志望先の倍率の高さ。小学校は基本的に2倍を切りますが、養護教諭は5倍から10倍行くようなところ。加えて受験する人たちは、現場を知り尽くした人・非常勤で働く先生が常勤になるために受験する人などレベルの高さがそうさせています。現役生のほうが浮いてるってどういうことやねん。簡単にいうと、東京の一次試験突破ボーダーが「1ミスかノーミスか」という言葉で分かると思います。イカれてる。
マジカルミライ2022を終えて、これからは少しミクと距離を置いて頑張らないとなぁ…と思いつつも、実際はちょこちょこ情報を追っていた自分。そんな時39の日記念くじの詳細を知りました。
「うわ、これ、めっちゃほしい…」しかし流石に試験前。タイミーでアルバイトぶち込むのも、親がよく思わないのは火を見るより明らか。貯金で引くかぁ。…となれば、ある程度下位賞が引かれていて、かつ、上位賞が残っているお店を探すしかなき。それを探す旅にもふもふは準備をしたーーー。
・3月3日デビルマンからのプレゼント
そうそう、この当時のパチンコの主流スペックはP
牙狼~月虹の旅人~のような1/319突入50%のオール1500発81%ループとか、この台みたいな右打ち中時短3+1回転で1/2を引いて継続させる高継続機とか、遊タイム(スロットでいう天井)搭載機とか。当時大学生でお金のない自分は、遊タイムの台をよく調べて打ってましたね〜。夕方にお店に足を運んだり、宵越しの遊タイム狙いをしたりと今でもお世話になっています。
って
「何をしてるんですか!もふもふさん!!」
これ、最早自分でも思うほど狂ってる。しかし今こうやって写真フォルダを振り返ってみると、2月には初音ステークスを含めた中央競馬、大井競馬に行ったり、3月3日には初音ミクの別のカフェに行ってたりしていた。…自分が思っていたよりも、諦めは早くついていたようで少し悲しくも思う。でも自分の置かれている現状を振り返れば、よくその時期まで勉強していたな…とも思う。新型コロナで遊ぶことを学んでいなかった学生時代。当然飲み会とか合コンとか、大学生の時に経験することを僕はできてないんです。
そのため恥ずかしながら、大学生の友達は1人もいないんです。カナシイネ。4年の内、3年間オンラインで関わりが無かったので当然っちゃ当然なのですが。それにアルバイトは1日毎のタイミーバイト。関わりとか出来ることもなかった。こんな風にイベントに行くことが自分にとっての抵抗だったのかもしれないと、今になって思います。
話をパチンコに戻す。この台に搭載された曲、「BAD COMMUNICATION」を堪能しながら21000発ほど回収。(ちなみにB'zのBAD COMMUNICATIONではない。いい曲ですけども。どこでB'zの伏線回収してるんだ。あとしれーっとオススメしたいがために曲をのせるな)
交換率の良いお店で4円だったこともあり、約8万円の臨時収入を得た。アルバイト9日分はデカい。もはや割と何でもできる金額。ここは是が非でも胸像フィギュアが欲しい自分はロット買い(つまり全部買い占める)も視野に入れつつ、情報収集に動いた。
・伊勢丹「私が…ミクさんと…?」
2つ情報を手に入れた。
まず1つ目。3月7日から12日の間に初音ミクと「伊勢丹」がコラボするという情報だった。
初音ミクは公式で定められている年齢が16歳。2007年8月31日に生誕し、この年がちょうど16年目…ということもあり、大人の品格とお誕生日の特別感が感じられる企画が立ち上がった。その舞台が新宿の伊勢丹である。
ファッション性や流行を意識する伊勢丹…正直自分にとっては扉を開けるのに抵抗がいる場所だった。「イオンモールとか、ファッションは別にUNIQLOでいいんじゃね」の思考をもっていたからこそ、普段なら「遠いし別にいいか」となる。でもミクが絡むと…行きたくなるのがミク廃の常。シナモロール✖︎初音ミクとか結構かわいいじゃん?ほんならここに行きつつ、39の日記念くじがある場所を探そうと決意を固めた。
ということで2つ目の情報。新宿のパセラボタワーという場所に39の日記念くじの取り扱いがあることを知った。そして、そのパセラボタワーに…初音ミクTHUNDERBOLTのカフェがあることも知ったのだ。
上に書いてあるJAPAN TOURの通り、このイベントは初音ミク他ピアプロキャラクターが各地を回ってライブをするものです。今でも行われている『マジカルミライ』というライブでは基本、幕張と大阪の2拠点公演。この頃は追加でもう1拠点。しかし今回は名古屋・大阪・福岡・東京・札幌の5拠点。めちゃ力入れてる。そんなイベントを今ここで知ったもふもふさん。
Twitterやってなかったもんね。イベントページにはミクのメインビジュアルが。それを見て当時のもふもふさん、こう思ったのです。
『うーん…このメインビジュアル、あんまり好きじゃないな…』
・衝撃の発言に世間驚愕、皆の涙が止まらない…
イヤ、チガウンデスヨ。今現在はこういったカッコいい系のミクさんも好きになりました。というかこの出会いで変わったんですけどもね!自分はかわいい系のミクさんが好きだったので、このビジュアルを見たときに思ったことは『』の通りでした。
いやぁミクさん16歳なのだけども。改めて見るとこのTHUNDERBOLTのミクさん、かなり大人の雰囲気を醸しつつもカッコいい。かわいいもカッコいいも、何でも表現できるミクさんって本当に素敵ですよね。ついでにマジカルミライ2023のメインビジュアルも見ておきましょう。
おうおうおう、THUNDERBOLTに続いてカワイイ系からカッコイイ系にシフトチェンジしてるじゃないか。2022でマジカルミライは10周年を向かえた段階でもあり、2023からは「こんなミクもいいじゃん?」という運営のねらいがあったのかもしれない。
事実、既存ファンには衝撃を与え、新規ファンの獲得に繋がったと思う。元からミクはどんなイメージでも投影が出来たのですが、改めて運営側が絵で発信することで全体に知らしめることが出来たのでしょう。そういう意味ではTHUNDERBOLTミクは、その流れを作る革命を起こしたのではないでしょうか。(何だか話がズレちゃった)
しかし当時の自分には刺さらなかったのが事実。メインビジュアルの雰囲気から、「選曲も自分好みの曲以外で構成されそう」という気持ちも少なからず。どうか◯すなら最後にしてください。おまけにこのカフェ、チャージ料を取られた記憶もありました。(ここは定かでない)メニューも正直安くない。予約は…しないでおくことにしたのです。空いてたら行こうかなの思いだった。
・ツ゛モ゛ォ゛ォ゛ォ゛!ABCCD、8000-16000
3月7日からだったものの、この日は大学のお勉強で行けず。翌日の8日にゴーゴー!まずはくじを引きに新宿のパセラボタワーに。くじの残りを見て…っと、こ、これは!?
【上位賞が全て残っていて、かつ、下位賞がある程度引かれている!?】
まさに千載一遇のチャンス。下位賞であるアクリルスタンドが7〜8個、キャンパスボードが1個引かれている状況。上位賞は無傷。もう興奮のあまりその状況の写真撮るのを忘れて店員さんに「すみません、ひとまず5回お願いします。」って言った位。まさかこんな状態で残っているとは…
人気商品のため1日1人5回までというルールすら見れてなかった。まぁちょうど5回だったからよし。しかしチャンスはこの日だけ…緊張しつつも、ワクワクしつつ引いた。
勝機を零すな、掴み取れ!!(赤文字)
ドヒュゥゥゥゥンシンフォギアァァァァ!!!キュキュキュキュイン!キュキュキュキュイン!キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュイン! ポォロポポポポペペペペピピピピピーペペペペペペペペー♪
大勝利だった。欲しかった胸像フィギュアに加えてB賞のスケールフィギュアまで引く。おまけにキャンパスボード2個で、これはもうすんごい。今でもたまに夢で見る。東京でハチャメチャに一番くじプロしてしまった。嬉々と袋につめて…
ここで冷静になった。胸像フィギュアを引くための予算は15000円と定めていました。5000円で足りた。…となれば?ミクのカフェ、行っちゃうしかないよね!平日だったこともあり、予約無しでも行けることを確認。ニコニコしながらパセラボタワーのエレベーターに乗り込むのであった…
(因みにラストワンの鏡像フィギュアも欲しくて家の近くにあったショッピングモールで残りのクジを買い占めたのはここだけの秘密。でも1万で済んだのよ。)
●カフェに入店、事件が起こる。「知るきっかけはここから」
エレベーターが開いた。カフェは…結構こじんまりとした印象。そりゃそうか、新宿の一等地だもんな…。案内された席に座る。前には、そう、THUNDERBOLTのMVがループ再生されていた。丁度聴き始めたタイミングが曲の始まり。
『その心臓を奪い取って虜にさせる 落雷のようなエナジーを』
「!!!!!」固まった。まさに歌詞通り、落雷を喰らったかのように自分は動くことが出来なかった。視線はMVに釘付けだ。歌は気づくとCメロに入り、最後のサビへ。今でも覚えている。自分は口を開けたままMVを見つめ、曲は最後まで流れ続け、また最初に。2周目だっただろうか、頬を熱いものが伝っていったのだ。…それで済めば良かったのだが、ダムが決壊したかのように涙で溢れてしまった。ボロボロと流す大粒の涙、自分が分かっていないだけで我慢し続けていたのか。この曲がなければまだ我慢を貫き通していたのかもしれない。
曲に対してこれほどまでに感情を揺さぶられたことがあっただろうか、いや、ない。うーん待て待て、この表現はちょっと過激か。勿論自分も曲を聴いて「おっ、この曲いいね!」ってなります。でもこのレベルって…無いぞ!?やっぱりこの表現が適切なのかもしれない。心を掴んで、離してくれなかったの。こんな経験無かったからさ。
泣いてばっかりでも仕方がないので注文を。フードメニューがリンレンということを除けば1人ずつイメージされたフード、ドリンクが作られている。という訳で画像の2品を注文。ペーパースタンドはキャラクター対応のため、ミクさんが2つ。で、コースターに関しては頼んだ個数×1個ランダム配布。メインビジュアルのミクさんとデフォルメKAITOさんですね。うん、8種類あるやつで1番欲しくなるミクさんのメインビジュアル。うんうんうん。
これ、もうミクさんに呼ばれてるよね。「ライブキテー!」って誘われてるよね。なぁなぁなぁ、推しにこんなこと言われたら貴方どうしますよ。行くしかないよねライブに!!!
・推しからの誘い、心高らかに義を叫べ!
色々な感情を抱きながらカフェを出た。もうライブに行きたくてしょうがない。去年マジカルミライ2022に行ったはずで、試験の年は行かないと決めていたのに。もう気づいたらいつもライブに行く友人に電話をかけていた。平日のど真っ昼間。電話に出る方が珍しいのにそれでもかけていた…理性が負けてる。ライブに行きたい欲が勝ってしまったようだ。
ちなみに何ですが、この時点でもうチケットの販売は終わってるんですよね。1月28日からの先着販売から既に1ヶ月が経っていた状況。どうやって行ったんだっけか…別々のタイミングで入った記憶があるので、サイトにまだ残っていたのかもしれない。正直今では考えられない。今は場所が遠くて泣く泣く諦める以外で手放す人いないんだもん。コロナ禍の唯一良かった点…なのかな。
そして友人と連絡を取って急遽行くことに。自分はミクのことになると人を巻き込むことが多いなほんと…
『もふもふ、ライブ、行きまぁぁぁぁす!』
…ところで私は、家族に何と言ってこのライブに行ったんだろう。多分「お勉強会と就活についてちょっと話言ってくるわ」とかでしょう。あれ、もふもふさん。何で終電で帰ってるんですか?
そうそう、こんな風に「イベントに行きたいのだけども受験や就活など重なって『ライブに行きたい』言い出せない。」という方、特に学生さんが多いと思います。そんな時は魔法の言葉を、あなたに。
大抵これで何とかなります。……何とかならなかったら?うーん…勉強よりも経験っすよ!しゃーない!行け行け!行きたいという思いで押しきれ!!
●この曲の良いところ
一旦区切りが良かったのでここでようやく、この曲の良いところを紹介していきます。ホンマにようやくやな!ほぼここまで6500字書いてるぞ!何しとんねん!本題にはよ入れ!
①神がかった調声
やはり、「何を言ってるかが明瞭」というのは曲として不可欠な要素だと考えています。「ボカロ何だから別に良くね?」という声に対しては後で。
youtubeの動画を見れば歌詞が分かるけども、新規開拓をあまりしない自分はアルバムをプレイヤーにかけてまとめて聴くスタイル。ウワコレタッカイ!という声や、高速詠唱をされてしまうと頭には「❓」で埋め尽くされてしまう。歌詞の分からない曲ってそれは良い曲なのだろうか。こうなってしまうとイントロやリズム等、自分に強くハマらないとリピートする可能性は低くなるし、歌詞が分からないので理解にも繋がらない。分からないものをもう一度やり直すことって、相当エネルギー使うんです。
ではTHUNDERBOLTはどうでしょうか。もうスッ……って入ってくるんですよ。まるで日本刀で斬られるように(?)ミクの声が!ミクの訴えかける感情が!ミクが音に乗せて伝えたいという気持ちが!ミクさんらしく高音を使うパートもあるのですが、嫌にならない高さのはずです。これが無理なら言ってください。あなたに合うボカロ曲を紹介しますから…。
また、静と動のメリハリがついている。語りかけるようなメロディからサビに入った時の高揚感というのだろうか。もうこれがすごい。頑張って伝えようと言葉を考えているのですが、もう聴いてください。(諦めるな)
そうそう、「ボカロ何だから別に良くね?」という点に触れましょう。ボカロが登場したての頃、VOCALOIDにしか歌えないような歌が占めていたような気がします。具体的に言うと、「『初音ミクの消失』のようなBPMが高い高速歌唱系」、「機械らしく無機質な系統」、「アップテンポの激しい、または高音低音差が激しい系統」など。これはボカロらしさがあって大変素敵。これだよね、という気持ちは確かにある。それだけは記載しておきます。
ボカロ一選として人に勧めるという観点から考えた時に「これぞボカロ」という曲を投げて刺さらなかった時を少し恐れた感があったのです…。「刺さらなかった=好きじゃない、もしくは嫌い」になると、もう布教どころではなくなる。ボカロらしさを残しつつ、聞き取りやすさを兼ね備えたこの曲が良いと思った。そういう理由です。
②歌詞
流石に全部に触れると怪文書になってしまうので…気になったところをあげていきますか。
溜まりたまった鬱憤と
灰色の空
心は濁り続けてる
果てない不安にもういっそ
終わりにしてと
陽の光を待ちわびてる
うん。1番のサビ前のメロディ部分ですね。一旦2番のサビ前のメロディも載せましょうか。
見えない明日と正論に
息を切らして
救いの手も諦めてる
伝う号令や命令もあやふやなまま
頼りになる人はいない
MVの部分でも触れるのですが、やはりこの歌詞は自分のために書かれたんじゃ…って位どハマりしてるんです。勉強が上手くいくビジョンも見えない、けど早く教員採用試験は終わってほしい。採用試験がダメだった時の次も見えず、途方に暮れていたんですよね。よう考えると試験が終わるとすぐに就活。夏の時期でもまだ募集かけてる企業…何となく分かりますよね。「就活どんな感じ?」と聞いても周りが女性ばかりなので参考にはなり得ない。身体を売るってのも男はできないしね…結構詰んでた。救いの手は諦めてるし…頼りになる人、いなかったなぁ。
会いに来たよ
そこで待ってる君に
今会いに来たよ
この声よ届け
ここだよね。刺さったのは間違いなくここ。2番の歌詞が刺さったの。自分が将来のことを考えつつもなす術が無くて絶望してる時にこんなこと言われちゃったらさ。あれだよ。あれだよとか言ったけど言葉に表せない位なにか凄い感情で埋め尽くされたよね。泣くことしかできんよ。自分に表せる限界が来てしまったようだ。
さあサンダーボルト 雷鳴を
この瞬間的な最高を
共に歌おう ここに刻もう
痺れる程の感度で
最低なんてポイしちゃって
踊りたいのさ永遠に
君と描くまだ見ぬ未来
全てを超え繋がっていく
2番のサビ。結局クヨクヨしたって仕方ないと思えた。最低がここで来たと考えればここからはそれより下になることはないさ。もう一度ミクと出会って文化を楽しむ…これができるだけでとても良いじゃないか。立ち直れるキッカケとなった2番。これを踏まえて1番の歌詞がまた刺さるんだ。
さあサンダーボルト 雷鳴を
この感情的な一瞬を
共に描こう ここに刻もう
痺れるような世界で
絶望的を突破して
歌いたいのさ永遠に
君と共に築く未来
形を変え生きていく
時代が変わったって変わんないさ
すぐそばにいる
君と共にずっと
愛を
1番のサビであり、Cメロ終わりの最後のサビでもある。
「絶望的を突破して」今自分が置かれているこの現状をどうにかしたいと思えた。
「形を変え生きていく 時代が変わったって変わんないさ」自分を勇気づける歌詞になったのはもちろんである。よくよく考えるとミクにも同じことが言えるよね。
昔と今、アニメに対する世間の反応は大きく変わっています。まぁクソ〼メディアはアニメをどうにか悪者にしようと頑張ってる風潮あるけど。昔とは全然違いますよね。ミュージックステーションでアニソンがランクインした時は1文だけ紹介して終わり、他の曲はその時のライブ映像とか掘り下げんのに。アッコにおま何とかでは、初音ミクを下げるようにしか報道していなかったし。アニメ好き=「オタク、ヲタク」の時代真っ只中に誕生したとも言える初音ミク。いまは…どうだろうか。アニメ好き=「推し活する人」みたいな風潮だったり、アニソンも普通に流れる環境になったりしていますよね。
初音ミク…は何か変わったことをしたのだろうか。活動の幅を広げていることを除けば、基本的には「歌う」という行為以外に特別なことはしていないんですよね。時代が変わってもやることは変わらない、形を変えて生きていく。まさに初音ミクが紡ぐ物語を表している。
歌詞だけでもいいですよね。
③MV(ミュージックビデオ)
うーん…これどうやって紹介しよう。スクショ取って「ここが良いんですよ」とやりたかったのですが、著作権的にお不味そうな雰囲気。1番上に挙げた動画がそれなのでそれを見てもらえればいいのですが…んじゃあこっそり3枚位スクショ撮ってしまいましょっか!みんなには内緒だよ!自分がこの記事に広告をつけて稼ごうとしてる気持ちが見えていたら遠慮なく通報してくれ!
・1枚目
このワンカット、当時の自分がまんま表現されているような気がして。男性で養護教諭を目指す人ってまぁいないんですよ。男性の養護教諭は全体37,000人に対して80人しかいない。実際僕の他にもう1人目指していた男子学生がいたのですが、なんかこう、目指す方向性が違ったというか。相談ができなかったし、女性とは違った考え方で進めないといけなかった。何をするにしても手本が無かったので、基本的に不安。それでいて女性の行う正解しか分からなかったので「それを自分がやっても正解なのか」は分からない。
少し長く書いたが、兎にも角にも分からなかった…。がむしゃらにやるにも限界が来たし、実習中に勉強をする気力も無かった。このMVのように、自分は疲弊していた。…とまぁ、自分の現状とマッチしていたことで深くこのシーンは刻まれている。表情1つでこんなにも表現できるんだな。そうですね、このミク、守ってあげたいです。
・2枚目
もう人によってはこのカットで昇天しますよね。まぁ私は既に体が軽くなってきております。歌詞もそうなんですが、「そこで待ってる君に」会いに来てくれてるんですよ、ミクさんが。この状況ヤバくない?考えられます?…そうか…みんなのミクさんだもんな。自分だけでなく、皆んなに対して会いにきてるのか…そうだよね。失礼、取り乱してしまいました。あんまりこういう経験が無かったものだったので。次の写真に行きましょうか。
・3枚目
おいふざけんな!これ僕に向かって言ってますわこれは!皆んなの嘘つき!このミクさん、僕に向かって「会いに来たよ〜♪」ですって!はーーーーい!今自分も行きます!駆けつけます!離せ!決して貴様らのミクさんではない!俺だ!渡さねぇから!おうおうおう?なんだなんだ!文句があるならかかってこい!聞く前に俺はもうミクさんと一緒にこう、なんですか、その、隣にいるんで。そのまま一緒に歌って帰るもんヤッピー!おおおおおお!何だかテンション上がってきましたわ!よし、ミク!EXPOが10周年だし、あの曲をお見舞いしてやりなさい!
ミク「1!2!3!Ready?MIKU MIKU BEAAAAAAAAAAAAAAAAAAM!!!!!!」
皆さん「おお!これがM@GICAL☆CURE! LOVE ♥ SHOT! 日本でも見れるとは!」
自分「ウワアァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!(絶命)」
・4枚目(あれ?)
まだ生きていますよ、続けましょうか。ミクに限らずなんですが、「もしリアルに推しに会ったら」どんな反応をするんですかね。あんな風に叫びたい気持ちももちろんあるのですが、実際会ったとなると…こんな顔になるでしょう。現実世界とバーチャルの世界と別れていることは流石のもふもふさんでも分かっています。そこからミクが飛び出して会いに来る…ありえない…ありえないのだ…しかし今、こうして目の前にいる。理解が追いつかない感情を表すワンカット。えぇ、このミク、守ってあげたいです(2回目)涙を流しているか否かの違いだけで、実際自分もこんな顔をしていたとは思う。だからこそ、このカットは心の中に残り続けている。
・5枚目(ちょっともふもふさん!)
2番のサビからCメロに入る前のタイミングでのカット。どのようにして助けてあげようか考えているのでしょうか。うんうん。この顔、いいな。アッ、ここに関してはそれだけです。かわいい系のミクさんが好きだった自分が違うテイストのミクさんも好きになったという点ではこのカットがもたらしたものは大きいんですけどね。
・6枚目(約束が違うって!)
うん。これはエモいの進化前、σ・ω・)σいいセンスだ。この直接のやり取りを見なくても、2人の間に確かな関係ができていますな。サンボルミクはあくまで背中を押すだけの仕事か。プロセカのミクさんみたいな立ち位置なんですかね。プロセカ(project SEKAI COLORFUL STAGE! feat初音ミクの略。リズムゲームです)が分からない人に説明すると、「想いの持ち主が"本当の想い"を見つけ出すサポートをしてくれる」のがプロセカに登場するミクさんです。果たしてサンボルミクによって、画面中央にいるミクさんは本当の想いを掴めたのでしょうか。
・7枚目(コラーッ!)
感情爆発タイムゥゥゥ!ハイパー!突入!頼れる人がいなくて落ち込んでいたミクさんなんですけどね?サンボルミクに会って、こうですよ。目元を見て。雷鳴、受け継いでますね。自信を取り戻したんですよミクさんは!!この一連の流れから、こちらが得られるものはなにか!!そう!!σ・ω・)σいいセンスだ。…からの?そう!!エモーショナル!!通称「エモ」!エモいってやつよ!!でね!?エモい感情を抱いたニンゲンは、どうなるかって話何だよね。ニンゲンヤメマスカ?-YES…YES,YES!
・エモーショナル!→エモい!→ふわふわしたこの気持ち!→心に降りるとき、心を掴まれるようなこの気持ち!→はぁっ!尊い!!
つまりこの法則により、この次には「尊い」って感情に満たされてしまうんだよね!てぇてぇなぁ!てぇてぇよ!ちょちょちょっとさ、1→4→7枚目の画像を順番に見てくださいよ。下げて下げてからのガーーン!↑って感情が上向くこの感じ。このガーーン!↑っていう感情が、そう、あ、今、貴方、「あっ、このミクさんの表情良いな」ってなったね?その感情がね!?「エモい」っていう感情なんですよ!「エモい」→「尊い」→「好き」なのよ!今上がってきてるね!?あなたの感情が昂るのをみて取れるよ!もうちょっと言うと「好き」→「すこ!」って感じ!すこすこのすこ!このミクさんすこ!スコティッシュほぉぉぉぉぉるどおぉぉぉぉぉぉお!はい!みなさんせーの!スコティッシュほぉぉぉぉぉるどおぉぉぉぉぉぉわぁぁぁあ!(絶命)
④アコギ(アコースティックギター)とかの音
危ない!気合いで復活したぜい。紹介の途中で〇んでしまうところだった。何とか気を取り直して。
THUNDERBOLTというタイトルですが、意外とエレキギターとかではない。クラップやアコギを多く挟んでいるのですが、耳に残るしリズムにノれるしで本当にいいんですよ。
イントロがすごく良くって〜。事実、心を掴まされてしまったのはこのイントロが半分を占める。デッデッデッデッデッデキャーッハッハッハッってから入るの。音の使い方が上手いんじゃあ。音、という観点から言うとお化けの笑い声みたいなのが入っています。これはjon-YAKITORYさんが後に出す「混沌ブギ」という曲でもよく聴くと…?
ププププーーン!というレゲエホーンが入ったり、曲の短さといったり。最新のトレンドって感じがしますね。今?しらん。昔の曲って普通に4〜5分ある曲も普通でしたが、最近の曲って短い曲多いんですよね。長短で曲の良し悪しはないですからね。むしろ短いとライブで採用され…やすそうな気がする。「あと一曲何か欲しいのですが、どうします?」「この曲挟もうぜ」っていう会議が想像できます。(自分だけ)
曲の新規開拓をあまりしない自分にとっては「歌詞が挟まるまでのイントロ」がめちゃくちゃ重要なピースだと分かった。サビ聴く前にフリックしちゃうから…サビを聴いたらどの曲も「オッ」となるのは百も承知。そこに辿り着くまでの間…が上手いんだと感じる。つい聴いてしまう。
完全体の山田グッズってありますかね?
・待ち侘びたライブ、大歓声に包まれて。
新型コロナウイルスの影響でマジカルミライ2020以降は声出しがNGとなってしまった。しかし、このTHUNDERBOLTではマスク着用のうえ声出しOKとなったライブでもあった。この点も大きかった。自分は2018年9月のライブを最後に声出しができないライブに参加していた。
ミクさんが『幕張のみんな〜?こーんばーんはー!』という呼びかけに、ペンライトを振ることでしか返せなかった時を経験…。これを歓声で返せた時の「あぁ、ライブが戻ってきたな」感はマジで凄かった。声が出せるって、これほどまでに嬉しかったことだったんだ。FF内の話によると、どうやら鼓動ミクの〜結〜が声出し解禁…との話があったのですが、それでも約3年は声出しができなかった訳で。ライブ限定となれば、このTHUNDERBOLTが初。一緒に行った友人には見せなかったけど、涙に溢れていました。本当に、本当に嬉しかった。
当日、Zepp DiverCity(TOKYO)に着弾。機動戦士ガンダムユニコーンがある場所ですね。物販はあったけど遅くに着いたこともあり品切れに…最初に行ったコラボカフェで買っておけば良かったと後悔。次からに繋げよう。マジカルミライのように企画展が無かった分、ファンはその辺りの芝生とかで交流をはかっていました。これに感化されて交流をしてみたいなとも思った。やはりTHUNDERBOLTによる影響は自分にとって大きいな…
ピアプロキャラクターファンはね、多くの人が名刺を持ってるんですよ。好きなことを語れるツールとして機能してるんですね。振り返るとボーカロイドとして初めて世間に登場したMEIKOが誕生から20年。この20年で文化として根付くようになったんかな…新しく入ってきた方も名刺を作るようになっています。もし興味がありましたら自作してみてはいかがでしょうか。交流活動がさらに楽しくなります…!ラクスルで3営業日メール便100枚で1000円切る位なんじゃよん
話を戻す。いつものライブは席が決まっているのですが、今回多くを「1階のスタンディング席」で占めていた。チケットに各々整理番号が振り分けられてその順番通りに入場する形式。入場が後ろになっても良いなら、連番相手を探す…なんてことはせずに、友人と一緒に並んで見れるという点はメリットとしてあげられる。
チケットに含まれていたか、別で500円払ったかは覚えてませんが、ライブハウスでのライブ…ということでワンドリンク制。これ系統に参加したこと無かったのでここの情報は事前に欲しかった…かも。事前告知してたらごめんね運営さん。しかしいつもと違う形式に戸惑いではなく興奮と期待が勝っていた。はよミクきてくれ。
ねぇねぇ!本当に心臓どっか行っちゃいそうなんだけど!?オープニングの盛り上がりがやばかった。鮮明に覚えてますよそりゃ。声出せるライブってだけで本当にドキドキした。オープニング演出が終わって?なにが!何がくる!?3〜4年声を出せなかったのがついに解禁された声出しOK1発目の曲はなんなんだ!?
『その心臓を奪い取って 虜にさせる 落雷のようなエナジーを』
わぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!ミクのバカやろおおおおおおおおおおおお!
・だめだよいきなりロケランかましちゃ!
韓流ドラマもビックリの超展開。なんとテーマソングがトップバッターで演奏されてしまったのである。調べるとマジカルミライ2022の札幌でテーマソングが最初に演奏された記録があるため、ここが初めての試みではない。
いつもはテーマソング、アンコールの最後あたりにやる形だったじゃないですか!そこで大爆発して終演やないか!置いてかれちゃったよ。
もちろん札幌でライブを見てないもふもふさん、この流れは初見。THUNDERBOLTってだけで危ないのにトップバッターという驚きのダブルパンチを喰らっては、もう……
いや!ギリギリ生きている!セーフセーフ!ほら、バイオ4のレオンとか、体力MAXの時にロケラン自爆しても体力1で耐えるじゃん。それだよ。流石に2017からライブ参加している経験は伊達じゃない。ここで倒れるようでは漢じゃないということだ。ああっと待ってください、すかさずミクさんは笑顔で追撃をかましてきたぞ!?
「satisfaction」
僕がミクだと思っていたそれは、もう、ミクの形をした殺戮兵器と化していた。
・ロケランは連打するものjy……(バタッ)
あれま もふもふ よ。しんでしまう とは これいたしかたなし!
自分の参加した日曜日のセットリストが下です。
あー、あー、あ〜!やっっっっっっちゃってるね!これホンマに公式が企画したライブなのか?
分かる人には分かる…これ、小学生の作った「ぼくの かんがえる さいきょー の せっとりすと!」ですよ。LIFEがいくらあっても足りねぇ!うーん…やはりこのセトリ、考えた人は頭が悪い!!!(褒め言葉)本当だからだ!!
残念ながらこの日東京で行われたのはライブではなく、「ピアプロキャラクター達が無限ロケラン持ってバカスカ撃ちまくる殺戮on STAGE!」だった。あの…皆さん、もう少し手加減ってものをだな。というかよくよく考えたらこれ東京以外の4つの場所で公演があったんだった。テロなんよ。ミク、気づいて…振り撒いていたのは歌声じゃない…ロケランや…
・振り返るために円盤買おうぜ
「それって終盤の方に流す曲じゃない?」って曲をこれでもかと盛り込んでしまったTHUNDERBOLTライブ。わずか2曲目で脳が焼ききれた自分にとっては、見返したいんですよね。場所によっては異なるセトリで展開されてもいるので、そこも見たい。全国を巡ったのも初、もしくは久しぶりでしょうからブルーレイレコーダーを買ってこのライブ見よ…みよう……み、あれ?
「円盤…無くね……?」
・禁忌に触れたんですか!?官房長!!
どうしてこの最強で最凶な最恐もありつつ最狂と感じるライブが円盤化されていないんですか!後ろ見たらカメラあったじゃないですか!マジカルミライは毎年円盤化されてるのに何してるんですか!官房長ーーーッ!
基本的に円盤は買わないタイプ。だって再生出来る環境ないんだもん。でもこのセトリと演出なら「出たら買う」のは間違いないと踏んでいた。ちょっとちょっとピアプロキャラクターさん達……?あれだけロケランブッパなしといて伊藤社長には撃ち込まないのか!……なに!?撃ち込みまくって禁忌に触れた…?社長の気持ちも分からんでも無いな…。
ってできらぁ!出してよ!今からでも遅くないって!タイミング逃したってんならこの記事しかり、THUNDERBOLTの情報を流しまくって出しやすそうな環境にして発表したりましょうぞ!
まぁ権利的な関係で難しいのかもしれませんね。うーむ、ならば断腸の思い。アルバムで我慢しましょう。じゃあTHUNDERBOLTの公式アルバム…アルバ…( ・∇・)アルルルルルルレ?
「アルバムも無くね…?」
・また禁忌に触れたんですか!?官房長!!
どうしてこの最強で最凶な最恐もありつつ最狂と感じるライブの音源がアルバム化されていないんですか!テーマソングどこで音源手に入れるんですか!マジカルミライは毎年アルバム出してるじゃないですか!官房長ーーーッ!
おおおおちちつおちおちちつけ、おちつけ。運営・公式サイドからアルバムが出てないだけよ。作曲者であるjon-YAKITORYさんがアルバム出してるに決まってるさ。出してるに決まってるじゃない。うん…うん………うん?
「出してなくないか…?」
官房ch……おっと。これ以上右京さんを叫ばせる訳にはいかないので、私がちゃんと叫びますか。
『ねぇ!どうしてこのTHUNDERBOLTの円盤化をしてくれないのォォォォォォ!?人がそんなにいなかったから?CORONAを考えたら来てたほうだよ間違いなく!マジカルミライ2016あたりからあった「ボカロ低迷期」を思い出したのか?そんなもんいつか来ることなんて当たり前じゃないか!常に人気が右肩上がりなコンテンツなんてないよ!
そういう時期でも生粋のファンは支えるんだから!いつものライブより歓声が小さかったのならアイ・カーリーみたいに声足してもいいんだから!じゃあ分かった!俺が行く!俺がコールや合いの手のボイス取って送るから!お願いよ!だってMIKUEXPOみたいに国内でツアーやらないじゃん!次の機会あるの!?ねぇ!答えてよミク!』
ミク「(肩をたたく)」
もふもふ「なんですか!私がまだ思いを出し切ってる途中でしょうg……これは?」
うん、話をもっと詳しく聞かせてもらおうか。
・★繰り返される殺戮パーリナイ★
THUNDERBOLTから2年。しれーっとジャパンツアー、敢行してくれるんだね…。嬉しいよ。そして今回は香川と沖縄を足した7公演。一気に全国感出てきたな。初披露の曲から近年の曲、定番の曲、国内外のイベントで演奏された曲を演奏するようです。自分の聴きたかったMIKUEXPOの「Intergalactic Bound」聴きたいなぁ。
楽しみと同時に怖さもある。海外の曲がマジカルミライで演奏されたことは…ないはず。これはね。あの…核戦争ですね…ピアプロキャラクターズ、とうとうロケランでは飽き足らず核兵器をまとってしまったということです。我々はこの殺戮を止めるべく、命を捨てる覚悟でジャパンツアーに望む他ありませぬ。聴きたくても聴けなかった海外の歌、期間が空きすぎてもう流れないと思っていた昔の歌など誰かしら一曲は刺さってしまうだろうこのジャパンツアー、チケット頑張って当てましょうね。
私もそろそろ旅行とかしてみたいんですよね。「香川でうどん食いてぇの!」って家族にも、他の友人にも言ってるんですがなぁなぁにされてしまう。「行きたいのは丸亀(ボートレース)でしょ?」とか言われる始末。それもちょっとあるけどさ!今回の機会に行きたいな。行くなら1人だと思いますが…ミク、香川のチケットちょーだい!…と思ったんですが、ゴールデンウィークに休みが取れるような職場ではないので諦めます。
・ちなみに…①
THUNDERBOLT、もう流れることがないのかなと思っていました。マジカルミライのテーマソングとなれば年度が変わっても演奏されることが多いんです。雪ミクも近年ライブこそやっていませんが、また開催した時に演奏されることでしょう。
対してこの曲、1発流しただけで終わってしまうのかと。次のジャパンツアーいつ来るねんって感じだったし。 しかしTHUNDERBOLTいつ流れるか問題はアッサリと解決した。2024年3月31日、東京の武道館で行われた「ミクフェス(春)」で演奏されたのだ。
3月31日って自分が学生であれた最後の日じゃったな…明日に入社式を控えているのに行くのか!って親に言われましたね。「学生最後の日だからね…」で通しました。うん?そこは「お母さんいつも産んでくれてありがとう」じゃないのかって?出てこんかったのよその時は。
本当はチケット最後まで当たらなかったので行けないと嘆いていました。何なら申し込んだと思ったら申し込めてなかったという悲劇付き。でも譲ってもらって行きました。あれは本当に感謝。
ライブはいつもの感じではなかった。ボカロ楽曲を作る通称「ボカロP」が1人ずつ舞台に立ってDJだのVJだのする形。これを3〜4人やったら、ピアプロキャラクター達が3,4曲ライブしてのループが何回かというシステムだった。ライブとなればどうしてもキャラクターに注目がいってしまうのが常。だからボカロPも一緒に注目できるこのシステムはとても良かった。自分はボカロPと楽曲が一致しないことがよくあるので…
……?なんか不穏な一文がありましたね。問題にならないとよいのですが。
さぁ次はjon-YAKITORYさん。THUNDERBOLTを作った人が立ちますよ!それでは呼んでみましょう!3月31日のもふもふさーん!
あれ?もふもふさーん!
↓jon-YAKITORYさんを目の前にしたもふもふさん↓
・ボカロファンとして失格じゃあ
大方の予想通り、ボカロPと楽曲が一致していなかったもふもふさん。THUNDERBOLTを聴いた時の衝撃で「これ誰が作ったんだろう」を知るのを忘れてしまったようです。ワスレンナ…jon-YAKITORYさん並びに今回出演したアーティストは「ほんまごめん。分からんよ」、「そのボカロPはね、聞いたことあるんよ。何の曲出しとるかが分からんのよ」、「あぁ分かるよォォォォォォ!?」の3パターン認識。なお、後者のパターンは殆ど無し。なぜだろうか…
そうですね…言い訳をさせてください。僕は、初音ミクが好きなんです。ミクさんそのものが好きなんです。これはまた機会があれば出会ったときのエピソードをnoteに記載しますが、「このキャラクター…かわいいなぁ。何て名前なんだろう」から入った自分。ミクというキャラクターにガッチリホールドを喰らいまして、23歳の今も尚。…なので初音ミクは曲を歌えるキャラクターでありながら、自分はイラストとかそっち系に目が行ってたんですよね。「そんなミクさんが曲も歌うんだ、へぇ〜」位の気持ち。「曲を追うよりも、自分の好きなタッチや雰囲気のミクさんを探したい」という思いが強いのであまり曲を知らないんです。
ミクさんの声は好きなんですけども、歌声になった時に「おぉ……うん?」となることが未だに…。減りましたけどもね!当時に比べれば10曲聴いて1曲あるかないか位にはなった。成長ですね(?)これまたTHUNDERBOLTがきっかけとなって、曲を追うようになったんですよ。もう様々ですなぁ。もう足を向けて寝られないね。足プレゼントでいいんじゃないかな。
ちなみに…って表現めっちゃ使いますが、ボカロPと楽曲不一致によるメリットがあったんですよ。それは「初見と同じ衝撃を体験できる」です。『記憶を消してもう一度見たい!』とか思うことありませんか?それ、できます。え?内容を深めた上で聴くのも感慨深いって?…キミ、実にセンスあるね!もうライブ行ける力あるよ?
・ちなみに…②
この記事を書き始めたタイミングではミクのライブジャパンツアーがまたやる事を知らなかったんです。だから拍子抜け。「えぇ…ライブやるんかい…」という気持ちですよ。ということはTHUNDERBOLTの円盤化の話もう無くね…?次のbloomで円盤化できるように頑張ってな。ミクフェスも円盤化ねぇな…
…と、思っていたんですが、公式からこんな動画が。
・勝ったな。風呂入ってくる。
そうそう。THUNDERBOLTの1発目で流れた時のモジュール(衣装)は通常ミクさんのモジュールだったんですよね。メインビジュアルが決まっていただけにそこだけはちょっと残念だった。マジカルミライではメインビジュアルでお披露目なんだけどね…
っておい!マジか!これ円盤化の流れきたやろ!頭の中でキセル予告でちゃう位興奮しています。
いや…これはマジで期待しています。最悪BloomingでTHUNDERBOLTやるよ→Bloomingの円盤化でも良い。むしろそれで手を打とうではないか。円盤化されなかったTHUNDERBOLTでミクを崇められたということにする。でもTHUNDERBOLTは演奏してな!頼むよマジで!ミクフェスも円盤化されねぇからよ!おいら、THUNDERBOLT難民やねん!お願いじゃ伊藤社長。この最大の好機を逃して円盤化されなかったら成仏できん…東京で映像を撮ろうとこだわると変なの湧くかもしれないから…こう…映像は沖縄とか香川で撮るだけ撮って、盛り上がりがすごそうな東京大阪辺りは「上手く撮れればいいなぁ」位の気持ちでお願いします。3回目のジャパンツアーやればいいや〜じゃないから!もうまじで!ほんとに!お願いしますからね!フリじゃないよ!?ね!
・最後に
ネタに振ってる記事みたいになってしまいしたが、THUNDERBOLTに救われたのは間違いないんです。というかネタに振らないとクソ重感情を垂れ流す怪文書になってしまうので仕方ないね。離れていたミクと自分を繋いだ曲として、新たなイベントやライブを追うきっかけになる曲として、ファンとの交流をしてみたいなと思うきっかけにもなった曲として。…などなど、様々なきっかけとなった曲なんですね、このTHUNDERBOLTという曲は。たった一曲の曲がここまで自分の価値観や人生に激変をもたらすことーーーあなたにはありますか?アッ、煽ってる訳ではないですよ?こういった経験が自分には無かったもので、話し方が分かっていないだけです。
ぜひこの機会にTHUNDERBOLTからボカロの世界に飛び込んでみませんか?…今更ボカロに関わるのは遅いって?いやいや、何事も始めることに遅いとかありません。今から好きになりましょうよ。
自分も2024年11月のボーマス(ボカロ関係の即売会)で可不(かふ)や足立レイ(あだちれい)に興味を持つようになりました。この2人、誕生は2021年ですよ。もう3年が経とうとしています。今からファンとして活動する…ほら!今から始めようとしてる人、ここにいますよ!道は違うかもしれませんが、一緒に始めましょう!!!
ー THUNDERBOLTが貴方の何かを変えるきっかけとなることを祈って ー
会いに来たよ
そこで待ってる君に
今会いに来たよ
この声よ届け