筋肥大にとって最適なトレーニングテンポとは?【マガジン限定記事】
筋肥大にとって最適なトレーニングテンポとは?
運動テンポとは何か
筋トレを行うとき、皆さんはどれくらい動かすスピードを意識しているでしょうか?
筋トレが筋肉に与える効果は、「運動テンポ」によって大きく変わります。目的に合わせた適切なスピードで行えば、効果はさらに高まります。今回はは、筋肥大の効果を最大化するための「運動テンポ」について詳しく見ていきます。
筋肉の収縮の種類
関節を動かすと筋肉は収縮しますが、収縮には大きく2つの様式(仕組み)があります。
求心性収縮(短縮性収縮/ポジティブ動作)
筋肉の長さを短くしながら収縮する遠心性収縮(伸長性収縮/ネガティブ動作)
筋肉の長さを伸ばしながら収縮する
ダンベルカールを例に解説
例えば、ダンベルカールでは主に上腕二頭筋が働きます。ダンベルを持ち上げるようにひじを曲げたとき、筋肉の長さが短くなり、上腕二頭筋も収縮します。これが求心性収縮(短縮性収縮)で、「ポジティブ動作」とも呼ばれます。
また、ひじを伸ばすときは筋肉の長さが伸び、ブレーキをかけるように収縮しています。これが遠心性収縮(伸長性収縮)で、「ネガティブ動作」とも呼ばれます。
運動テンポの定義
ここでは、求心性収縮と遠心性収縮にかかる時間を合わせた時間を「一回の運動テンポ」として話を進めます。例えば、ダンベルカールでひじを曲げる時間が2秒、ひじを伸ばす時間が4秒(動作の切り替え時間は0秒とします)だった場合、一回の運動テンポは6秒となります。
ここから先は
1,772字
/
1画像
販売中の「初心者向けプログラム(¥500)」もマガジンに含まれていますので、これからトレーニングを初める方にもおすすめです。
一部を除く過去の有料記事と今後の有料記事が閲覧可能です。
毎月オンラインストアの送料無料クーポンを発行します。
EVERLIFT MAGAZINE
¥800 / 月
このマガジンではより効率的にトレーニングを行うための情報をお届けします。 特に筋肥大、筋力強化、体作りを目的とする際に役に立つような情報を…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?