TOEIC200点レベルが行く、はじめてのサウスバイ2019【随時更新中】
英語はまったく話せません。でも、いける機会があるならとりあえずいってみようの精神で、SXSW2019を感じてこようと思います。あとでまとめられるくらいになるといいなと思いつつの、殴り書きメモです。(随時更新していきます)
【2019/3/13 10:40JST 更新】
各セッションについては帰国後に書き足します
きっかけ
株式会社ゆめみには「勉強し放題制度」というものがありまして、といっても「サウスバイはちょっとコスト的にアレじゃない?」ってことで当初はひとりだけの参加予定が、なんだかんだでもうひとり追加で行っていいよ!ってことになったので、とりあえず手を挙げたのでした。
何がしたい(観たい)からいきたい!という理由はこの時点ではありません!いけるならいってみたかったのです。
SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)って?
わかりやすく書いてくれている同じような境遇の方をみつけたので、そちらを参照ください。
事前準備(旅行準備)
ツアー申し込み
当初から参加予定だったありーずが申し込んでいた視察ツアーは定員に達していたので、旅行代理店にほぼ同じ行程でツアーを組んでいただく。ありがたい。
ESTA(エスタ)申請
ESTA(エスタ)申請は自分でやってみようと。これはそこまで英語ができなくても自分で申請できるレベルかなと思います。最後まで書き進めたのですが、現時点で渡航先の連絡先がわからないので断念。旅行代理店に代行を依頼。
海外旅行保険
とりあえずクレジットカード保険も考えたものの、それよりも保証が手厚く、かつ、メインキャリアなので手軽に申し込めるソフトバンクかんたん保険に。
ネット環境
国際ローミング、アメリカ放題、フリーSIM、Wi-Fiレンタル。お好みで。
事前準備(情報収集)
ミートアップ参加
右も左もわからない状況なのでSXSW2019出展者&参加者限定のネットワーキングの会に参加。とにかくスケールのデカさと熱量に圧倒されつつも、自分からガツガツ情報収集していかないとなにもできずに終わっちゃう恐怖感が芽生える。ガツガツいかないといけないのに、人見知りパワー炸裂して名刺交換は2枚しかできない。
情報収集
ABOUT SXSW TRENDSで今年のキーワードを挙げられている。
- Blockchain is Building Web 3.0
- Conquering an Era of Digital Distrust
- Doc and Genre Films Are Booming at the Box Office
- Evolution of Transportation and Delivery
- The Evolving Cannabis Consumer
- Job Design and the Future of Work
- Music and Blockchain Hopes Over Hype
- Rapid Rise of Subscription Services
- The Value of Human Touch in Music Curation
- XR Is Now
太字のテーマをメインに絞っていこうと決める。
イベント登録
公式サイト(公式アプリ)はとにかく情報量が膨大で、かつ英語でわからない!w アカウントを作ればWeb/Appでデータ連携できるので、暇な時間に先のキーワードや気になった英単語でイベント検索し、ポチポチお気に入りイベントを登録していく。
Social登録
1日目(出国当日)
グローバルWiFiのロッカー受け取り
予想以上に楽だった!カウンターでは早朝でもレンタル申し込みの人がいるので、時間が読めない。ロッカー受け取りは秒で終了。おすすめ。(オースティン電波状況は後述)
アメリカンエアラインのチェックイン
日本語通じる職員がいなくて早速ピンチ。間違えてビジネスに並びそうになる。エコノミーは自動発券ということで、パスポートの読み取りに手間取るりながら読み込ませ必要事項を入力。発行された荷物タグと自分でケースに巻いて、同時に発券される航空券を忘れずに持っていく。
搭乗
これは僕が書くまでもなく、いろんな人がいろんなサイトで事細かに詳しく書いてくれていることでしょう。僕の面白ポイントとしては十徳ナイフをカバンに入れっぱなしで忘れていて、保安官に没収されました。
【機内で通じた英語】
- キリンラガー(一番搾り出てきた)
- ブラックティー
スパークリングウォーターは通じず(多分発音のせい)
2日目(ダラス入国〜オースティン初日)
ダラス・フォートワース国際空港 到着
ソフトバンクなので速攻でアメリカ放題につながる。万歳。
ただし電波は2本程度。
入国審査
これもいろんな人が詳しく書かれているんでしょうけど、いくら事前情報を頭に入れてても最初はテンパリます。ユーロ圏入る時と空気が全然違うし。
まったく勝手がわからず、係員の誘導に沿って進んで、キオスク端末でポチポチ情報を入力し、職員と面接。すごく優しい職員で助かった。
以下、やりとり。
僕「グッドモーニング」
職「アーユーフローム」
僕「ジャパン」
職「ウェアユーゴーイング」
僕「オースティン、テキサス」
職「(ここだけ日本語だったw)ナニシニイクノ?」
僕「サウスバイ」
職「ハウローング」
僕「アバウトー ファイブデイズ」
職「オーケー」
(その後、両手指の指紋を採られて、パスポートを投げられる)
てな感じでなんとか通過。
アメリカではじめて買ったもの
ダンキンドーナツでアイスラテ。ミディアムが通じなかった。
ここでテキサスの税金が8%ちょいだと知る。
オースティン・バーグストロム国際空港到着
SXSWで溢れんばかりの人。
タクシーも20分くらい待ってようやく乗車。
グランド・セフト・オートの世界観に出てくるようなマイアミ気質の運転手さん。なんとなく言ってることはわかるのが返答はできない。
コンベンションセンターでレジストレーション
ホテルにチェックイン後、コンベンションセンターでレジストレーション。このあたりでとりあえずニコニコしてればコミュニケーションは成り立つんじゃないか。と感じはじめる。多少(まったく)伝わらなくても笑顔で接すれば相手もなんとか関わろうとしてくれる気がする。
その後はダウンタウンをぐるっと一周して、各イベントエリアの位置を把握し、SAP主催の会場へ。ローカルなビールだけしか扱ってないというbeer barでウインターラガーを注文。
そのままその場で興味深いセッションを聞く。
Human-Centered Tech and Design Shaping Society
MAR 8, 2019 | 3:30PM – 4:30PM
SAP HOUSE AT TRINITY AND 2ND
アメリカで初Uber。
その後はUberのキックスクーターに乗ろうと思ったものの、まずは一旦宿に戻ろうとありーずと一緒にUberを呼び出し。タクシーが反対車線に来ちゃって英語で説明できずにフラれたりと悪戦苦闘しながら40分後にようやく一台掴まる。普通のプリウスに乗った普通のおばさんがUberの運転手。Uberだから全然ありえる話と思いながらも、現在の日本ではほぼ不可能な話だなと思いながらホテルへ戻る。戻ってシャワー浴びたら一気に眠ってしまって2日目終了。
3日目(怖い経験もしたけれど、落合陽一氏に勝手に自信をもらった日)
【今日やりたいこと】
- macbookのアダプタを買う
- Uber JUMP(キックスクーターと自転車)に乗る
Featured Session: Howard Schultz at SXSW 2019
MAR 9, 2019 | 9:30AM – 10:30AM
AUSTIN CONVENTION CENTER BALLROOM D
Amy Webbのテックトレンドレポートの列がまだなかったので、こちらに並んで拝聴。
2019 Emerging Tech Trends Report
MAR 9, 2019 | 11:00AM – 12:00PM
AUSTIN CONVENTION CENTER BALLROOM D
で、結局こっちも大行列になっており会場に入れず。サテライトに通される。
どこかで適当に昼飯食べつつ、コンベンションセンターの南東エリアをぶらつこうかなと思っていた矢先…3人組にカツアゲされる。
まあ、英語喋れないでアメリカ行くんですから、これ以上の出来事は起こるかもとは思っていたので、そんなには動揺せず。
Uberキックスクーターでウロウロ
単独行動なので写真ないんですけれど、簡単に乗れます。最初はアクセルの加減が怖いけどちょっと乗れば車の隙間もスイスイ通れるくらいになる乗り物。かなりスピード出ます。で、そんな感じでBOSEのブースに行ってみたものの機器不良でまともに体験できずに残念。そんなこんなでさらにウロウロしてるとUberEatsのリアルショップ発見。無料でフードが食べれるっぽいのでアプリ確認してみたらそんなインフォメーションも載ってたので行列に並ぶ。
Nature and Aesthetics: New Theories from Japan
MAR 9, 2019 | 3:30PM – 4:30PM
JW MARRIOTT SALON 5
暑いし疲れたしでマリオットホテルの豪華なソファーで落合陽一氏のセッションを待つ。そりゃ日本人なのですでに知ってることも多かった内容だったれど、なにより自分を棚に上げてなんなんだけども。発音がイマイチでもなんら問題はないのだと思わせてくれるスピーチでした。そういう意味でも聞いて良かったセッションでした。
MacBookの充電アダプタを買う
そう。海外旅行にいくとなぜこのタイミングで!ということが起こります。なぜか手の爪が2本も割れましたし、MacBookの充電アダプタも壊れました。MacBookが使えないと死んでしまうので、ここは買いに行かねばなりません。調べてみるとオースティンにAppleStoreはふたつもある(さすが、新キャンパスができる土地だけある)みたいなんですが、遠い。さらに調べると「CompuZone」ってお店が、少し歩くけれどオースティン駅のほうにあるので、そこまでトコトコ歩く。お店は小規模なAppleStoreみたいな感じの店構えで、初老の男性がカウンターにひとり。クレカが読み取れない不具合があっても丁寧に対応してくれました。
【使った英語】
- アイウォントゥーディスアダプター(商品画像をスマホでみせる)
- (クレカにICチップないかと聞かれ)ノーアイシー
- (電話番号の国番号を聞かれ)エイティーワン
UberJUMPで宿まで帰ってみる!
残るは3日目の最終ミッション。Uberの自転車で宿まで帰ってみようミッション。自転車は(キックスクーターもそうだけど)数が多すぎるのでマップで探すよりみつけた車体のQRを読み込むほうが圧倒的に早いです。
でも…1台目はバッテリー切れ。2、3台目はなぜかロックが解除されず。4台目で無事乗車。5マイル(約8km)先の宿を目指します。日本の電動自転車よりパワーあるんじゃないかなという感じの加速と最高速!
4日目(人生初サマータイムからのスーパーマーケット買い出し)
今日からサマータイム。人生初のサマータイム。眠いし外暗い。
UberJUMPについてのnoteにも書いたとおり、利用エリア外まで走行していたので、宿からその自転車で出発。朝は気持ちいいなーなんて思ってたら、自転車バッテリー切れ。ダウンタウンまでは3kmくらいのところで乗り捨て(すでにエリア内です)、ぶらぶらお散歩。この日は展示ブースをメインに回ります。
Accenture Interactive Experience Cantina
MAR 10, 2019 | 10:00AM – 8:00PM
MICHELADAS
SXSW Trade Show
MAR 10, 2019 | 11:00AM – 6:00PM
AUSTIN CONVENTION CENTER TRADE SHOW - EXHIBIT HALLS 2, 3 & 4
Sony WoW Studio
MAR 10, 2019 | 12:00PM – 8:00PM
99 TRINITY ST
The New Japan Islands
MAR 10, 2019 | 12:00PM – 10:00PM
800 CONGRESS
A Magic Leap for (Virtual) Humanity: AI and Autism
MAR 10, 2019 | 5:00PM – 6:00PM
FAIRMONT MANCHESTER AB
帰りのUber。またしても反対車線に来てしまう。ドライバーからの電話に咄嗟に「アイムインオッポサイドレーン、ゴーツゥーゼア」と言ってみる。通じたかどうかわからないけど、ドライバーはそこで待っててくれた。
夜は宿近くのスーパーマーケットへ買い出しに。駐車場で10代半ばくらいの女の子に「マリファナ?シガレッツ?」って話しかけられるけど、完無視。スーパーは小さいコストコみたいな感じで、無駄に量が多くて安い。ビールたくさん、夜食用にカップヌードルも買うも、間違えてベジタリアン向けを買ってしまう。薄い。甘い。不味い。
5日目(ようやく慣れてきた感じがした日)
ようやくアメリカに慣れてきた感じ。言葉はまったく話せないけど、耳が慣れてきて、なんとなくニュアンスでわかる感じになってきた気もする。慣れてきて9:30からのセッションに行けず。
An Honest Hologram? The Ethics of MR Design
MAR 11, 2019 | 11:00AM – 12:00PM
JW MARRIOTT SALON 1-2
SXSW Trade Show
MAR 11, 2019 | 11:00AM – 6:00PM
AUSTIN CONVENTION CENTER TRADE SHOW - EXHIBIT HALLS 2, 3 & 4
昨日より会場が広くなってる!
そして公式グッズを買う勇気がようやく出る。
超適当に単語ならべていろいろ買う。$95のパーカーも買えた。
8K Theater
MAR 11, 2019 | 10:00AM – 6:00PM
GRIMES
SXSW Virtual Cinema
MAR 11, 2019 | 11:00AM – 6:00PM
JW MARRIOTT GRIFFIN HALL
SXSW Interactive Innovation Awards Ceremony
MAR 11, 2019 | 6:00PM – 9:00PM
AUSTIN CONVENTION CENTER BALLROOM D
夜はTrudy'sでテックス・メックスを堪能。アメリカに来て、初めて飲み過ぎたところからも、やっぱり慣れてきた感がある。
6日目(オースティン最終日、そしてピエール瀧)
慣れてきたところで明日は帰国。なのでサウスバイ最終日。
Uberの運転手はすごく話し方の柔らかい黒人ドライバー。
日本語は「コニチハ」「アリガト」がわかるという。なので
「サヨナライズイングリッシュバイバイ」と教えた。
下車時、ドライバーはバイバイと言ってくれた。嬉しかった。
最後はサウスバイ以外のオースティンの街を見て歩こうと思っていたけど、mizumasaさんという人がnoteで紹介されていたアートの展示が気になったので、いろいろと回ってみる。
ランチはBURGER BAR。毎日店の前を通ってもいつも行列だったのだけど、今日を逃すと食べられないので並んでみる。セットを頼みたかったけど、単品しか頼めなかった。でも美味い。日本じゃ倍くらいの値段はする味。
その後は、街をぶらぶら。
ピエール瀧のことを考えながらぶらぶら。
最後はSony WOW Studioで水口哲也さん、松橋真三さんのトークセッションを聞く。
帰りのUberは、宿の入口を見つけられずに宿を通り越した。
僕は自然に「ゲットアウト」と口から出た。
正しくはないんだろうけど、意識せずに言葉が出たことに自分で驚く。
▼▼▼サポートも大募集!(いるのか?w)▼▼
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?