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O脚の原因は足にある!!



突然ですが、

患者さんに「なんでO脚になるの?」って聞かれたことありませんか?


この質問されると結構困りますよね・・・


僕が一年目の時は「日本人は あぐら をかくからですよ」とか適当なこと言ってましたww


正直、なんでO脚になるのかわからなくないですか?



僕が理学療法士14年目にして確信したことは

「O脚になる原因は足にある」

と言うことです。


原因が足にあるなら治療対象も足になります!


この記事では、O脚変形を足から治療する方法を紹介します。


では、いきましょう!






加齢に伴う足の変化


50歳を過ぎると足は変化(変形)します。



こんな感じで。↓

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50歳以降では、足部が外側に広がっていた
引用:究極の歩き方 アシックススポーツ工学研究所



また、O脚(変形性膝関節症)は50歳以降で
急に増えることが、この表をみるとわかると思います。

スクリーンショット 2020-08-10 19.32.28

引用
Hideya Kawamura:Epidemiology of Osteoarthritis of the Knee
-Investigation of Incidence and the Results of a Case Study



足が外側に広がる年齢 と O脚になる年齢 はほぼ同じです。

偶然にしては出来過ぎじゃないですか?


僕の考えでは

高齢になり足が外側に広がる

足圧中心が外側になる

O脚変形

っと言う感じでO脚になっていると思います。




つまり

足の外側への広がりを抑えることは、
O脚の治療になるかも

ってことです。







足の広がりを抑える靴の選び方


メーカーラインってご存知でしょうか?

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これ宣伝の為と思われがちですが、
実はそれ以外にも重要な役割があります。


それは、

足の広がりを靴で抑える役割です。



靴には

足の広がりを押さえられない靴 
と 
足の広がりを押さえられる靴 

があります。



メーカーラインをよーく見て下さい。↓

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メーカーラインが

プリントのパターン

縫い付けているパターン

があります。

プリント▶︎足の広がりを押さえられない靴
縫い付けている▶︎足の広がりを押さえられる靴

です。



O脚のクライエントにはメーカーラインの縫い付けてあるパターンの靴を選びましょう。


靴だけでO脚の治療が出来ますよ!!!







足の広がりを抑える紐の結び方


紐の結び方で、足の外側への広がりを押さえることが出来ます。



こういう感じで結んで下さい。↓

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靴の内側は下から紐を通す。

靴の外側は上から紐を通す。



この結び方をすると

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靴の外側から内側に紐を引っ張ることが出来るので足の外側への広がりを抑えることが出来ます。




最後に


靴と紐の結び方でO脚の治療は可能です。

もちろん、それだけではダメですけどね笑


『靴だけで治す』っていうよりは、皆さんの
治療にプラスして靴も工夫してみては?
というご提案です。


靴は主のおかずにはなりませんが、欠かせない調味料だと思います。


みなさんの治療に靴という調味料を加えてみてはいかがでしょうか?



おわり。



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