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「社会人になる」って?

コップちゃん(仮名)から「社会人になるのって、ツライことなんですか?」とお便りをいただきました。

「社会人になったら通用しないよ!」そんな説教に、私も憶えがあります。

仮病をつかって欠席をした中学生に。怒られるのが怖いからとアルバイトをトンズラした高校生に。「そんなんで社会でやっていけると思うの!?」と。

本当は、いま学校を一日さぼったからと言って、将来会社をさぼって職を失うとは限りません。日課におけるオンとオフのバランスを、これから学んでいけばいいのです。

実際、「子供」と「大人」の時代の間には「猶予」という隔たりがあります。期待を裏切られたという大人側の感情で、子供の「今と将来の姿」をイコールで接着するのは、よくありませんね。

猶予期間で「いかに成長していくか」をイメージさせるよう教えていかなくてはいけないはずです。感情的な表情で失敗をクローズアップしては、否定的な自己理解から、自発性が育まれません。

児童養護施設で生活している子供たちは傾向として、退所後(概ね18歳以降に)背負わなくてはならない実務が多いと思います。家事、家計、仕事、健康などの自立系の実務。生活のコントロールの主体にならなくてはなりません。しかも施設で養育しているのは、将来一緒に暮らすわけではない職員なので、どうしても指導しなくてはならない「用件」が増えてしまいます。すべては「将来のために」。

結果として「社会人になるのが怖い」では本末転倒ですね。

というわけで、「プロ」に聞きに行きました。


福祉職ではない、資本主義の競争の荒波を生き抜く、株式会社で働く社会人のもとへ。

どこだ?


どうやらこちらの会社にいるらしいです。


いらっしゃったー!。

これまでにインタビューした相手は2500人以上!!企業の成長物語をエディットするなど、社会の最前線を記録してきた株式会社Sacco代表取締役の加藤様です。

「社会人になるってツライんですか?」っていう質問、どう思いますか??

と、お話を伺うことができました。取材の内容は、以下動画にて。

「社会人になることを楽しみになってもらいたい」と仰っていました。

言われてみれば!ですが、そんな大人として若者に接していけたらと思いました。

続く。

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