金属加工の職場って?
昔から、職人さんなど「ものづくり」のプロに憧れがあります。
たぶん、私が児童福祉の人間で、仕事に「目に見える成果」がないからだと思います。給料も、勤続年数で上がっていくのが基本です。育児には、上昇の実感はあれど、成績はつけられません。「売上」の数字や、「作品」の出来で評価される「競争厳しくも、ルールのシンプルな世界」に、子供じみた憧れを持っています。
今回は「金属加工」の現場。株式会社茂呂製作所さんに伺いました。
当時たまたま、施設勤務で子どもと段ボール工作をしていました。これもよくできていると思うのですが「もっと」「もっと、それっぽく」と考えていくと「素材」の話に行き着きます。
やっぱり、金属。
でも金属は、ハサミやカッターで切ったり、セロハンテープでくっつけたりできません...どうやっているの?
というわけで、本社と工場のある山梨県韮崎市へレッツゴー!!
今回は前もっての具体的な質問がなく「潜入!」なので、マップ形式で各所を回らせていただきました。
はじめての「遠征」しかも「金属加工」ということで、同行する若者も5人+ほか4名の9人大所帯。まずは社長にご挨拶を。
今回の取材を快くお引き受けくださった茂呂社長。こちらでは「金属部品の機械加工」「機械の製造」「機械の修理」を柱に事業を営んでいらっしゃるとのこと。今日は、よろしくお願いします。
会社のご説明を伺ったところで、工場へ...大きな建物と、漏れてくる機械の音に、みんな緊張とワクワクが隠せません...。
入口横のメンテナンスカーには「メンテマン」が。Wヒーローの一枚!
はいってすぐ、身長の二倍もあるロボットアーム?にご対面。その動作と操作を見せていただきました。これは是非動画でご確認いただきたいです。うちわで扇いでもらっちゃいました。ゲームのようなコントローラー操作ではなく「座標」を入力するとのこと。「すずしい!」と子どもの一言。
こちらの大型機械、なんと重量24トン。仮面ライダー3号のキック力と同じだ...
こちらは汎用フライス。色々な工具をつかって、穴をあけたりの加工ができる。ドリルの回転数は..フィギアスケート四回転ジャンプの10倍以上!
手が巻き込まれないよう、軍手は外すとのこと。
正確さが大事、なんだって。
こちらは、複合旋盤。右端に見えている(側面部)タッチパネルを操作して、ドアをしめて、精密加工を行う。機械ごとの機能や役割分担は、本編動画を見よう!
ほかにも、まだまだ沢山の機械や、工場の風景を撮影取材させていただきました。ある若者は「1万円の鉄のかたまりが、私たちの手によって、30~50万円になる」とのお話に何かを得たようです。そのほかにも、貴重なお話が...皆様、お忙しいところ丁寧にご対応いただき、ありがとうございました。
はじめての遠征は、大切な思い出となりました...
本編はこちらから ↑
株式会社茂呂製作所様からは、ご出演だけでなく、ご協賛をいただきました。若者の人件費として使わせていただき、精進させていただきます。
なんと、茂呂製作所さんへの取材は次回があります。ベルトを!制作いただけるとのこと。冒頭の子どもが使ったベルトが本格派へ生まれ変わります。新作動画は2021年度中に公開予定です。ぜひご刮目ください。
みなさま、ぜひ「すき」「いいね」「マガジン登録」「チャンネル登録」にて、応援のほど、よろしくお願い致します。(つづく。)
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