#3 やる気が出るまで何事も放置で良い

やる気が出ない、仕事が進まないことが、起業するとよくある。

起業したというと自由で気ままで、お金がたくさんあるイメージがあると言われる。しかし実際には決断が重要で、責任は重く、お金に関しては不確定要素が多いことが実情である。確かに自由気ままではあるが、それ以上に仕事をしていないと不安で仕方ない、なんて人も少なくないはずである。

雇われの身とは違って、○○をしたら正解、△△をすれば昇給みたいな明確で簡単な基準がないだけに、起業家は「やるきがあるけど何から手を付けていいかわからない」みたいな状況に陥ることが多々あります。

とは言え、起業家(特に創業期)は普通の3倍働けとか、寝食を惜しんで仕事しろなんて言われることが多いもんだから、とりあえず労働時間だけ長くなりがちです。なんとなくオフィスにいる。なんとなく新しい何か(ツール等)を検討してみる。お客さんが見込めないけどとりあえず営業してみる。こういった具合に仕事を続けてしまうケースが圧倒的に多い。

目的がありその達成の為の長時間労働、長時間勤務なら良いのですが、途中で長時間労働することが目的になって事業開発が止まってしまうことがあります。(私がそうでした)結局こうなるととりあえず労働時間は長くてずっと働いてるから疲れが取れない割に、何年たっても何も進んでない、なんてことが発生しがちです。

なので正直起業家はとことんさぼり倒して、脳みその休憩を多くとりながら、働きたくなったら働けば良いと思います。一日結構さぼると、やらなきゃってなります。意外と。


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