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さよならあんころもちまたきなこ♩
育休221/365日目
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あぁ、もう少しで起きるかなぁ……と寝返りを打ち始めた水を眺めて思うのでした。ゆっくりと流れていた時間は、油断しているとどこかへいってしまいます。いつかは見られなくなる光景に気づくことができて幸せです。
今日は最後のベビーバルシューレ。育休日数はあと約150日間あるわけですが、これから少しずつ「最後」と出会うようになるはずです。涙腺の覚悟はできていません。困ったなぁ。
最近は「いつになったら周りの子たちみたいにおやつを自分で食べられるようになるかなぁ」とぼんやり考えていました。でも、はじめの幼稚園は1か月くらい抱っこから降りられなかったのです。それが、膝の上に座り、椅子に座り、水を一口の飲むようになりました。「ようやく」小さくちぎったおやつを口に頬張るようになったはずなのに、気を抜くと喜びや有り難みを忘れてしまいます。思い出させてくれたのは水でした。そーっと、おやつをそのまま口に運んでかじぅたのです。びっくりして1人何も言えずに見つめていると、先生が一言「水ちゃんパパ、よかったね。」と声をかけてくださるではありませんか。
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たかがおやつをかじった話です。でも、誰にでも当たり前にできる一つ一つの行動が尊く感じられた瞬間があったはずです。この瞬間を喜ぶ人が1人ではなくいたはずです。そしてもしかしたら、その瞬間は今目の前にもあるかもしれません。
自分の大切な時間を見過ごさずに生きたいと思いました。そして、先生がしてくださったように自分もまたこれから出会う人たちのお手伝いをしたいと強く感じました。
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想像が広がりすぎた午後はぐっすりと眠りました。雨の中帰ってきた海と雫は、学校が楽しかったようです。先生やお友達に感謝です。塾へ送った帰りに寄ったスーパーで買い物をする時間も豊かでした。消費活動というのはストレス発散になるそうです。主婦(主夫)の皆様、ストレスがたまった時はぜひお買い物に力を入れてくださいませ。
「さよならあんころもち、またきなこ。バイバイ。」の話が書けませんでした。そうそう、小さい頃に読んだお気に入りの絵本を教えてくれませんか?
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