ただ、友であること。岡畑まこ最新作『縁もたけなわ』発売!
岡畑まこ先生の最新作『縁もたけなわ』が10月6日(金)に発売いたしました。
季刊誌『シーズンJam』での連載を経て、待望の単行本化。幼馴染ふたりの縁をたどる群像劇です。名前のない関係を大切に育て、そして手放すまでの物語に胸がいっぱいになります。
徹大のその後の姿を描く、6ページの描き下ろしも収録。全体を通して、柔らかくも切ないお話なのですが、描き下ろしを読んだときは「読んでよかった~」な気持ちになったので、ぜひお手に取っていただきたいです。
今回の記事では、そんな『縁もたけなわ』の見どころをご紹介します。
何も言わずとも気付く、大切なこと
ずっと一緒にいたからこそ、知里の様子が「なんか変」だと気づく徹大。言葉を交わさずとも、ずっと一緒にいたからこそわかること。お互いの存在が時にはつらくて、それでも大事な存在でなのだということを交わす言葉の中で感じさせられます。
隣にいるのが当たり前だったところからだんだんとそれぞれの道を歩み、離れていく2人の姿からは最後まで目が離せません。
”本当に選びたいもの”に手を伸ばす勇気
個人的に、知里の親友・夏芽のお話が大好きです。徹大と知里の様子を陰ながらそっと見守りながらも、徹大に抱いている淡い恋心に胸がぎゅっと締めつけられます。
周囲から見た「夏芽らしさ」に従って選択をしてしまう夏芽の姿に、自分自身を重ねて読み進めたこのお話。最後に夏芽がどんな結論を出すのか、ぜひ読んで確かめていただきたいです。
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