こんにちは。SHODENSHA COMICS編集部です。
ロバート秋山さんのラジオ番組『俺のメモ帳!on tuesday』にドはまりしています。おもしろすぎる…。
ラジオなのにエピソードトークなどは一切なく、ただ秋山さんの思うまま、自由奔放に歌ったり、お便りを読んだりしている30分間が最高にくだらなくて救われます。「くだらない」は人を救うんです…。
いつも破天荒な秋山さんが、さらに破天荒なリスナーからのお便りに困惑している姿も新鮮で面白いですし、毎週火曜日が待ちきれないです。
編集部の日常や、普段考えたり、話したりしていることをゆる~くお届けするSHODENSHA COMICS通信。
今回は、朝井リョウさんの小説・『正欲』の読書感想文をお送りします。
文庫版発売や11月の映画公開を控え、今最も注目されている作品のひとつである『正欲』。
「多様性」という言葉が多々使われるようになった現代、マジョリティの渦の中にいる人や、その影で生きる人々を鮮烈に描いた物語が、多くの読者の心に傷跡をのこしています。
小説を読んだり映画を観たりして「自分の中だけで大事に抱えていたい」と思うものもあれば、「誰かと語り合って、作品と向き合いたい」と思う作品もあると思うのですが、この作品は圧倒的に後者でした。
今日は編集部員たちに課題図書として、この『正欲』を読んでもらい、それぞれの感想文を記していきたいと思います。
※以下、ネタバレを含みますので未読の方はご注意ください。
「愛とは」(編集長・山田)
「繋がり続けるために」(編集部員・上代)
「届かない物語」(編集部員・川端)
作品の感想を言葉にしながら、こうやって誰かの胸に届くだけでなく、語られるような作品を作りたいなあといつも思います。
それが人との”繋がり”を生み、誰かを救うことになるのではないかと願っています。
10月には『FEEL FREE』最新号のお知らせもありますので、お楽しみに!
SHODENSHA COMICS通信、次回もよろしくお願いいたします。
(イラスト:川端)