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仕事に立ち向かうすべての人へ。広告代理店のリアルな経験を漫画化!『ゾワワの神様』編集後記

うえはらけいた先生の初単行本『ゾワワの神様』が、8月8日(火)に発売いたしました。

『ゾワワの神様』うえはらけいた
定価:858円(税込)
装丁デザイン:名和田耕平デザイン事務所

うえはら先生のSNSを中心に話題を集めた作品が、ついに待望の単行本化です。

帯文はなんと『TAROMAN』や『大嘘博物館』を手がけられた映像作家・プロデューサーの藤井亮さんにご寄稿いただきました。べらぼうに素敵なお言葉をありがとうございます…!

今回は単行本編集を担当した山田に、本作の見どころを聞いてみました。



職種の垣根を越え、届く物語。

この作品は広告業界を描いたものですが、実に様々な職種の方から感想が寄せられています。声優・俳優・ミュージシャン・タクシー運転手・カフェ経営者・大学教授…等々。感想の内容を見てみると、皆が「わかる」「これは自分の仕事にも通じるものだ」と感じたようでした。

第25話より

それは本作が、人の心を動かす為にひたむきな人たちを誠実に描いているからだと思います。この作品の中に、ズルをして楽をしようとしたり、誰かの足を引っ張って自分を良くみせようという人は出てきません。皆が仕事に向き合って、少しでも良いものをつくる為に努力を惜しまない人たちです。その姿勢や意志が、職種の垣根を越えて働く人たちを励ますのだと思います。

もちろん、広告業界のバックステージものとしての魅力に溢れた作品でもあります。コピーライター、クリエイティブディレクター、アートディレクターなど、聞いたことはあっても具体的な仕事内容はわからないような職業が、広告制作の現場でどのような役割を担っているのか、このマンガを読むだけで大枠を知ることができます。

あなたの背中を押す強い言葉の数々。

第7話より

作中に登場する先輩たちの台詞の数々は、言葉だけを抜き出して名言集にしたとしても成立するくらいの強度を持っています。疲れたり、迷っていて、誰かに背中を押してもらいたいと思ったとき、この本を開けば何かのヒントが見つかるかもしれません。たとえ何も見つからなかったとしても、自分は一人じゃない、と思えるはずです。


単行本の発売に合わせ、なんとうえはら先生がLINEスタンプも制作してくださいました。作中に出てくる”ゾワワ”な名言を、ぜひ日常の中でも使ってみてください…!


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