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書籍分類/IT技術書

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ITエンジニアリングの技術書の紹介記事です。
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2023年10月の記事一覧

蔵書紹介:インフラエンジニアの教科書2 スキルアップに効く技術と知識/

本の概要『インフラエンジニアの教科書2 スキルアップに効く技術と知識』 インフラエンジニアの仕事について実務経験を数年積んだ人向けに説明されている。本書の章立てでは、プロトコル、OS、ネットワーク、データベース、WEBサーバーサイド言語、SSL、障害対応、セキュリティ攻撃、公的組織、標準仕様など実践的なものが多く揃えられている。昨日紹介した『インフラエンジニアの教科書』の続編のため、併せて読むと良いだろう。 購入経緯と読書状況『インフラエンジニアの教科書』と同様にITコンサ

蔵書紹介:インフラエンジニアの教科書/佐野裕

本の概要『インフラエンジニアの教科書』 インフラエンジニアの仕事について入門向けに書かれている。本書のテーマとしてはサーバ、OS、ネットワーク、ストレージといった技術的に取り扱う対象物や、データセンター、セキュリティ、運用といった実践的な業務が挙げられている。各章・各節が短い文でまとめられている点、図表が少なくない点、索引がついている点などから、辞書的な使い方をすると良いだろう。 購入経緯と読書状況ITコンサルをしていた頃にインフラ領域の知識不足を感じて購入した。知識不足は

蔵書紹介:新人エンジニアのためのインフラ入門/株式会社BFT

本の概要『新人エンジニアのためのインフラ入門』 ITインフラ技術の入門書。サーバ、ネットワーク、クラウド、OS、ミドルウェアや、構築プロセス、バックアップ、セキュリティなどインフラエンジニアが押さえるべきテーマを網羅的に解説している。専門用語やコマンドの紹介もあり難しい要素もあるが、図表が多くやさしく書かれている。 購入経緯と読書状況会社の体制変更に伴い自分の専門外のインフラ領域も担当することになったため勉強の必要性を感じて購入した。仕事の進め方や先輩方のフォローもあって実

蔵書紹介:UMLのしくみと実装がこれ1冊でしっかりわかる教科書/尾崎惇史

本の概要『図解即戦力 UMLのしくみと実装がこれ1冊でしっかりわかる教科書』株式会社フルネス 尾崎 惇史 (著) UML(統一モデリング言語)の入門書。UMLの全体像を網羅しており、カラー図解でわかりやすく書かれている。 図を書くときの書式は、適度な正確性や一貫性があるべきだと思う(正確性を追求しすぎると工数や工期の肥大化とトレードオフになるため、厳密すぎる必要はない)。なぜなら、そもそも図を書く目的は、整理できていない事柄を整理することや、文字だけでは伝達や理解が難しい