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神々のふるさと・出雲の名湯「玉造温泉」に泊まる2日間の旅(前編)

前回は、これまでの記事の構成とは違い、私が旅行会社で働いていた時に、添乗員として同行した旅行コースを記事にしまして、第一弾として「海の京都」丹後方面の日帰り旅行を記事にしました。
 
嬉しいことに、前回の記事がnote公式マガジンの国内旅行の記事まとめに選ばれました(^^)/
実は、前々回の枕崎(鹿児島)の記事も選ばれ、桜島の記事に続き、3週連続となりました。
これもひとえに、ご愛読をいただいている皆様のおかげです。
いつも本当にありがとうございます。
今後も私なりの旅行や観光情報等を皆さんにお届けできればと思っていますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。
 
まだご覧になっていない方は、ぜひ見て下さい(^^♪


では、今回の記事は大阪発のバス旅行で山陰の島根をメインにした1泊2日の旅行コースを紹介したいと思います。
 
山陰と聞くとかなり遠いイメージがあるかもしれないですが、単刀直入に言うと、今回紹介するコースが大阪発の貸切バス利用で1泊2日で行ける限界ぎりぎりの距離です。
もちろん、かなり早朝に出発して帰りがかなり遅くなってもいいのであれば、もっと遠くへ行けますが…(‘_’)
 
島根は横に広く、西側は山口に隣接しており、そちら方面はかなり遠いです。
東側の鳥取寄りだと、比較的コースも組みやすく、バリエーションも広がります。
見どころやオススメ場所が多いエリアで、いつもコース作りに頭を悩ませていました。
今回はそんな中で、私イチオシのコースを紹介したいと思います。
 
前回に続き、移動時間の距離感や滞在時間の目安として、時間を入れます。
道路状況により変わりますので、あくまでも目安です。
 
2日分をまとめて記事にするとかなり長くなりますので、前編(1日目)と後編(2日目)に分けて紹介します。
 
是非、お客さんになったつもりで、また今後の旅行の参考にぜひご覧下さい(^^♪
では、今回もどうぞよろしくお願いします。
 
※写真が全然残っていなかった為、ほぼ各サイトから引用をさせていただいています(タイトル画像は佳翠苑皆美の公式サイトより)


天王寺バス駐車場(出発)

集合は、天王寺駅にほど近い「てんしば公園」の南側にある天王寺バス駐車場。
朝7:45出発です。
山陰方面に向けて出発!!

蒜山高原

蒜山高原(真庭観光WEBより)

11:00到着/12:20出発
途中お手洗い休憩を2回程入れて、岡山県北西部にある蒜山(ひるぜん)高原へ。
西の軽井沢とも言われる避暑地としても知られており、雄大な自然や多彩な観光スポットが集まる蒜山高原。

ヒルゼン高原センター レストラン(公式サイトより)
ジンギスカンのイメージ(公式サイトより)
ひるぜん焼きそばのイメージ(真庭観光WEBより)

立ち寄りたいスポットは山ほどありますが、今回はヒルゼン高原センターで少し早めの昼食での立ち寄りです。
ご当地グルメ「ジンギスカン」「ひるぜん焼きそば」の昼食です。

ジンギスカンは昭和30年代から不動の人気を誇る名物料理です。
ひるぜん焼きそばも、同じく昭和30年代に生まれた名物料理で、B-1グランプリで金賞を受賞。
濃厚な特製みそダレに鶏肉とキャベツを入れた焼きそばの味は、一度食べるとやみつきになります。
ジンギスカンはさまざまなメニューがあり食べ放題もあります。
おなか一杯食べて下さい(^^)/

お土産も多数取り揃えている施設で、隣にはジョイフルパークという遊園地も併設されており、他にもオススメスポットは多数あり、蒜山高原だけで1日過ごせる位観光スポットが豊富です。

※今回紹介しきれない為、蒜山高原の情報はこちらをご覧下さい


大山

南信州の風に吹かれてより

この後、鳥取を通り抜けて島根へと入りますが、天気が良ければ道中に美しい大山(だいせん)を見ることができます。
見る角度によっては、富士山のような円錐型に見える大山は、旧国名のなごりで、伯耆(ほうき)富士とも呼ばれています。
標高1,729mで中国地方の最高峰でもあります。
成層火山であるものの、活火山としては扱われていません。


足立美術館

外観(しまね観光ナビより)

13:20到着/14:45出発
もう島根に入っています。
ここ足立美術館は、横山大観をはじめとする近代日本画や北大路魯山人の陶芸などを中心に総数約2,000点を所蔵しています。

横山大観「紅葉」(部分・左隻)昭和6年 足立美術館所蔵(しまね観光ナビより)
横山大観「龍躍る」昭和15年 足立美術館所蔵(しまね観光ナビより)

足立美術館は、「大観美術館」とも呼ばれるほど横山大観の作品が充実。
その数はなんと120点と質・量ともに日本有数です。

枯山水庭(しまね観光ナビより)
白砂青松庭(しまね観光ナビより)

約5万坪の日本庭園は、アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による庭園ランキングで、20年連続日本一に選ばれています。
その評価からも足立美術館の庭園は、日本一の庭園と言っても過言では無いかもしれません。

生の額絵(しまね観光ナビより)
「生の掛軸」(左)と「茶室 寿楽庵」の“双幅の「生の掛軸」(右) (しまね観光ナビより)

日々変化する庭園を絵画に見立てた「生の額絵」「生の掛軸」等の面白い仕掛けもあります。
 
滞在時間を約1時間半にしていますが、ここは非常に難しいところです。
絵画や庭園が好きな人は全然時間が足らず、あまり興味が無い方だと時間を持て余し、本当にはっきりと分かれます。
実際、1時間弱で退館してバスに戻っている方も何人かいました。

入場料は個人の場合2,300円と決して安くはないので、足立美術館をコースに入れるかどうかは、幹事さんもすごく悩まれていることが多かったです。
ですが、『行ってよかった』という声が大多数でした(*^_^*)
世界が認める足立美術館、その庭園を一望しながら、コーヒー等を楽しめる喫茶室もあり、ぜひ訪れて欲しい美術館です。

喫茶室 大観(公式サイトより)

フォローしていただいているsaku様が詳しく記事にされているのがあります。
※saku様、シェアさせていただきました(^^)


安来節演芸館

外観(しまね観光ナビより)
館内(安来市観光ガイドより)

14:47到着→15:00公演開始(30分間)/15:40出発
到着時間の細かさを見て、お気付きの方もいるかもしれないですが、足立美術館のすぐ隣に位置しています。

どじょうすくい①(しまね観光ナビより)
どじょうすくい②(しまね観光ナビより)
どじょう(しまね観光ナビより)

「どじょうすくい」で有名な安来節が毎日楽しめる施設。
生の安来節(唄と踊り)を見ることができます。

体験風景①(島根県観光連盟より)
体験風景②(山陰中央新報デジタルより)

来場者の中から入館時に希望を募り、先着5名まで「どじょうすくい」体験ができます。
なんと無料でプロの先生に教えてもらえます。
もちろん衣装にも着替え、舞台に上がり踊ります。
30分の公演の大トリです(^^♪
 
社長や役員の方が「○○、踊れや」と道中のバスの中で誰かを指名している姿をよく見掛けました(笑)
盛り上がること間違いなし(^o^)
夜の宴会芸としてそのまま披露している方も見掛けました(^^♪笑

YOUTUBEで体験をアップされてる方がいてました\(^o^)/

 ※ネット情報によると来春までリニューアル工事中の為、休館中です。
来年の4月に営業再開予定です。
 

玉造温泉『佳翠苑皆美』(宿泊)

外観(楽天トラベルより)
メインロビー①(楽天トラベルより)
メインロビー②(公式サイトより)

16:20頃到着(早めのチェックイン)
本日宿泊のお宿の玉造温泉『佳翠苑皆美』
明治21年創業の松江『皆美館』の別館として、昭和27年に玉造温泉に開業した温泉旅館です。

大浴場(公式サイトより)

玉造温泉は、約1300年前に開湯し古くから美肌の湯として親しまれてきた名湯。
潤い成分を多く含んだ化粧水のような泉質が特徴で、湯上りは肌がツルツルになると評判です。

お部屋イメージ(公式サイトより)
ライトアップされた日本庭園(公式サイトより)
手湯・足湯・美顔入浴(しまね観光ナビより)

趣きの異なるお部屋、日本庭園、数種のラウンジ、「手湯・足湯」に美肌の湯を顔に浴びる「美顔入浴」、女性限定の「岩盤浴」や「よもぎ蒸し」等館内施設も充実。

団体でも個人でも、ゆっくりとお宿での時間をお過ごしいただけます。
ご予算に合わせて多数のプランがあります。
まずは、ゆっくりとお風呂に入り、疲れを癒して下さい。

夕食イメージ(JTBより)

夕食は、日本海の海の幸をはじめ、四季折々の地元の素材を生かした皆美伝統のお料理の数々をお楽しみいただけます。
 
夕食後は、もう一度お風呂に入ってみてはいかがでしょうか?
出雲風土記には、「一度入浴すると容貌は美しくなり、二度入浴すればどんな病気や怪我も治ってしまう」と記載されており、昔から現在まで、「神の湯」として美肌と健康に高い効果を持つ名湯として親しまれています。
長旅の疲れを癒し、お宿での素敵な時間を過ごして下さい。 
おやすみなさい(^^♪ 
 

まとめ

今回は、私が旅行会社で働いていた時に、添乗員として同行した山陰の島根をメインにした1泊2日の旅行コースの1日目(前編)を記事にしてみましたが、いかがだったでしょうか?

岡山~鳥取を通り抜けて島根へ。
紹介した場所はどこもオススメです。
見どころもすごく多く、本当にオススメのエリアです。

そして、宿泊場所として紹介した玉造温泉『佳翠苑皆美』は、玉造温泉でも最もランクの高い旅館の一つです。
 
実は、玉造エリアは「勾玉」発祥の地とも言われています。
温泉街を散策すると、勾玉のモニュメントもあります。
早めのチェックインなので、温泉街散策もオススメ。
少しだけ玉造温泉とは離れますが、世界にたった一つだけの自分だけのオリジナル勾玉作り体験ができる施設があったのですが、昨年閉業をしていたことを知り、今回紹介するコースにと思っていただけに、かなりショックを受けました。
コロナの影響を受けたのかもしれないですね…((+_+))
ここに限らず貴重な施設が多く失われたのは、本当に悲しいことです。

そんな中でも、日常も戻ってきて、旅行にも行きやすくなりました。 
これまで外出自粛や旅行自粛で、とにかく「自粛自粛」で、皆さん我慢をされてきたかと思います。
休みの都合やお金の都合もあるかとは思いますが、是非とも旅行を楽しんでもらえたら嬉しいです。
やはり旅行は非日常であり、不思議な力を持っていると思います。
私の記事を読むことで、皆さんの心を癒し、どこかに行きたいなと思えるような、ワクワクさせるようなそんな記事を書いていきたいと思っています。 
 
次回は後編(2日目)を紹介したいと思います。
 
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
 
また、次回も宜しくお願いします(^^)/

※阪神タイガースが昨日の激闘に勝利して、アレのアレに王手となりました。
パ・リーグ3連覇に昨年は日本一のオリックスバファローズは本当に強く、セパの王者同士に相応しい頂上決戦ですね。
本当にどちらが日本一になってもおかしくない戦いが続いています。

天国の横田慎太郎選手も一緒に戦ってくれていると思います。

38年ぶりのアレのアレためにも、何が何でも明日勝って決めて欲しいと思います。

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