【新たな酵母と独自の蒸留】
リクエストをいただいたので
夏焼酎記事もう一発!
焼酎界のエジソンこと柳田正さんの造る
宮崎の麦焼酎【夏の赤鹿毛】
まずラベルがめちゃめちゃ可愛い!
都城在住のイラストレーターさんのデザインだそうです。
ラベルを見て注文される方も多いですね~
宮崎夏焼酎らしく度数は20度、
ソーダ割り向けの焼酎かと思いきや、湯割りでも香りが伸びる(金星の常連さん談)
ではスペック行ってみましょー!
蔵:柳田酒造
麦:ニシノホシ(佐賀県産)
麹:白麹
酵母:平成宮崎酵母
蒸留:中間圧蒸留
お詳しい方なら、この時点で気になるポイントが2点あるはず
・平成宮崎酵母
・中間圧蒸留
それを踏まえて【夏の赤鹿毛】略して【夏鹿毛】を ひも解いていきましょう。
新酒でボトリングした夏限定の麦焼酎。
口に含むとまず香ばしさ、その後濃厚な甘い香りが残る、ほのかにミルキー。
後切れの良い香ばしさと 余韻の長い甘さ。と言ったところでしょうか。
ロックやソーダ割りなど 冷たい状態で美味しく仕上げる為採用したものが、平成宮崎酵母、
宮崎県が五年間掛け研究開発した新しい酵母菌です。
この酵母は高温に強く、酢酸を造ることが少ないので、
これまでとは違った発酵のさせ方ができるそうです。
ちなみにレギュラー銘柄の赤鹿毛や限定商品の青鹿毛はに使う酵母菌は鹿児島2号酵母。
そして特殊な蒸留法 中間圧蒸留を用いて蒸留、
え、常圧や減圧じゃなくて?と思われるでしょう、
柳田さんが自身で蒸留機の気圧を調整し
独自の気圧で蒸留する方法です。
赤鹿毛 夏鹿毛どちらもこの蒸留法。
ちなみに【夏鹿毛】は赤鹿毛で用いる中間圧蒸留よりも高い気圧で蒸留するそうです。
新しい酵母と 新しい蒸留法で生み出されたのが
夏向き、爽快な香ばしさを持つ 【夏の赤鹿毛】という焼酎です。
創業1902年 5代目杜氏の柳田正さん
焼酎に対して本当に様々なチャレンジ、実験をしておられます、
一年を通して柳田酒造の新商品がリリースされるたびにワクワクしますね。
HPには蔵の紹介映像があり
原材料がボトリングされるまでの風景が美しく撮られております、
柳田さんの娘さんも登場してますねー
オススメなので ぜひ見てください!
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