語学学校ILACのオンライン授業体験談①パスウェイとは?
私は500万円貯金しましたが、300万円は大学の学費になります。残り200万円しか生活費がないわけですが、留学期間は2年間。
1年を100万円で暮らすのって、不可能に近いです。相当節約すればできるのかもしれませんが・・・家賃に携帯代、食費、光熱費、日本でかけている各種生命保険、自動車クレジットなどもあります。日本への一時帰国も当分の間は無理そうですね。
というわけで、
節約をしたい。
留学に行く人なら誰しもが思うことです。
そんなときの救世主がILACKISSでした。
ILAC KISSとは?
カナダ最大級の語学学校ILAC(アイラック)のオンラインコースです。私は3か月12週間で、1900ドルでした。
こちらの領収書を見るとわかりますが、授業料と教材費、登録料なんかがかかります。留学エージェントさんに申し込んでもらいました。
私のコースは「大学準備コース」で、英語ではPathway(パスウェイ)と呼ばれています。
これは、簡単に言うと「英語力に自信がない人向けの、カレッジ入学への近道」です。
例えば、カナダの公立カレッジですとIELTS6.0を入学要件の最低ラインにしているカレッジが多いです。
これが結構高いレベルで・・・
実際私もTOEIC890あるのですが、IELTSでは6.0でギリギリです。
このままでは、IELTSのレベルが足りなくて一生入学できない・・・!なんて人も。
そんなときに、カレッジと提携している語学学校に一定期間通って、証明書をもらうと、IELTSの成績提出が要らないのです。
これがパスウェイの仕組みです。
お金と時間はかかりますが、プロから教えてもらえて、しかもカレッジでどうやって論文を読んだりプレゼンしたらいいかのスキルも学べるので、価値はあります。
しかも、授業を一生懸命やっていればだいたい求められるレベルをクリアできるので、IELTSで6.0を取るよりもずっと簡単だと思います。
仲間もできますし、先生も優しいので。おすすめです!
★本物のIELTSってどんなテスト?という方はこちらへ
もう少し説明しますね。
カレッジごとに、「この語学学校で、このレベルまで修了したら語学要件はOKよ」というレベルが提示されています。
じゃあPW3.3っていうのはどのくらいの期間いればとれるのか?
ILACのパスウェイコースは、最低8週間からとなっています。2週間ごとに、ILACが独自で行っているIELTSのようなテストがあります。そのスコアと、宿題の出来具合と、出席状況と、授業への参加の具合で点数がつけられ、達成度に応じて「PW3.1に達したよ」「PW3.2に達したよ」というお知らせが来ます。自分の行きたいカレッジのレベルに達したら、晴れて卒業となるわけです。
どうやら、ILACに申し込んだ時点で「私はこのカレッジに行きたい!」という意思表示をすれば、ILACの方でカレッジに仮申し込みをしてくれるようです。カレッジに入学したい年度と学期を伝えて、どれくらいの期間通えばいいかなどをILACに相談してみるといいと思います。
https://www.ilac.com/wp-content/uploads/2022/06/Pathway-2022-Progression-Charts_0420.pdf
↑の表を見てみますと、例えばPW3.3が欲しい場合は、ILAC内のIELTSテストで99点、宿題は75%、出席は80%必要ということになります。
ILACで受けるIELTSテストについて
Writing1、Writing2、Listening、Readingの4つから点数がつきます。
各40点で、合計120点満点です。
Writing1は、本物のIETLSのWriting Task1です。グラフや表、図などを150文語以上の英文で説明します。
Writing2は、本物のIELTSのWriting Task2です。テーマについて、自分の考えを250語以上の英文で説明します。
オンラインなので、Zoomのカメラを付けた状態でワードにタイピングするテストです。あまり大きな声では言えないのかもしれませんが、実際のIELTSは60分でどっちも終わらせなければならないのですが、ILAC内のテストでは先生が75分のタイマーでやってくれるので、時間に余裕をもって、構成を練ってライティングすることができます。
Listeningは実際のIELTSとほぼ同じです。先生がZoomで音声を流して、生徒は手元に答えをメモし、最後にGoogleFormに答えを記入して送信します。
ReadingはGoogleFormで問題と答えが与えられるので、GoogleForm上で解答して送信します。問題文に書き込むことなどができないので、結構しんどいですが、これも先生が時間を多めにくれるので実際のIELTSよりも点数がとりやすいです。
宿題について
2週間で1つのセクションと考えてよさそうです。2週間の最後にプレゼンか長めのライティング課題があります。
難しいのは、すべて「アカデミックな英語論文を読んだ上で意見をまとめる」ということです。
これはカレッジに入ってから必要とされるスキルで、知らずにカレッジに入ったら大変なことになります。
とにかく、この2週間ごとの宿題をきっちりこなせばOKで、その出来栄えによって点数がもらえます。
メインの宿題の比率が40%で、その他に小さな宿題がいくつかあります。また、参加態度やSpeaking評価されます。
出席について
日によって出席が難しいときもありますが、結構欠席している生徒がいたり、ネットの調子がよくなくてカメラオフで参加したり、参加はしているけど発言はしなかったりと色々な生徒がいます。自分がどれくらい出席・欠席しているかは、自分専用のマイページ(Student Portal)で確認することができます。まあお金も払っていることですので、参加するに越したことはないです!
私の選んだコースなどについてもう少し詳しく→こちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?