欧米信者に騙されてはいけない環境先進国の実態
ドイツで暮らし始めて3ヶ月が過ぎた。
年末年始は爆竹と花火の購入と使用が解禁され、盛大に打ちっぱなして信念を祝うのが習わしらしい。
とても新鮮な体験ではあったが、事後のゴミまみれの路上には驚かされた。全く処理のルールは無いようだ。
こっちに来てからバス停や路上に多く散見される煙草の吸殻にも驚かされた。というのも、環境先進国のイメージが強かったので、処理規制が厳しいと勝手に考えていたからだ。
エコフレンドリーでサスティナブルな社会づくりは確かに大事なことではあるが、目先の問題に目をやると必ずしもヨーロッパが先進しているとはどうも思えない。
しかし、専攻分野の環境工学の授業や留学関連コミュニティでも、欧米諸国は間違いなく環境先進国として推されており、違和感が拭えなかった。
環境問題は未来のため解決に向けて取り組むべきではあるが、白人社会に憧れを持つ意識高い系の羨望から生まれたプロパガンダに侵され、センシティブになり過ぎている。
今を生きる人たちの権利保障のため、先述した現状の処理問題や社会的な不平等問題を解決することの方が先なのではないかと考えさせられた。