【備忘録】macOS MojaveでWaves Gold(Waves V9)のインストール方法
TwitterのTLで最近よく見かけるnote。
自分でも何か書いてみたいなーと思いつつも(流行り物好き)、特にネタが無かったため見送っていたが、ついに始めることに。
さて、2019年10月から消費税が8%から10%に上がり、おそらくどこの業界でも駆け込み需要が著しくなっている頃であろう。
かくいう私も、これを機にスマホをiPhone11に買い替え(ナイトモードめっちゃ綺麗)、iMac 5K 2019を購入するに至った。
毎度毎度PCを買い換えるとソフトのインストール祭りがワッショイワッショイになることは想像が容易い。
その中でも、Wavesのインストールに一番手こずったので、備忘録として書き留める。
①Wavesとは
このノートを見ているということはそもそも説明不要だと思うが、Wavesとは音声の編集や加工をするためのプラグインを開発している老舗メーカーである。
今回使用できるようにしたいのは「Waves Gold」。Wavesの中でも基本的なプラグインが多く入っており、わりとベーシックなお得セット。
私は3年ほど前から使用しているが、いまだにほとんど使いこなせていない…。
②「Waves Central」のインストール
まずはじめに、Wavesのプラグインのインストールやライセンス認証には「Waves Central」というアプリケーションが必要だ。
Wavesのホームページからダウンロードのページに進むと最新版のV10.0.1.3のダウンローダーの表示がある。 ※2019.09.29時点https://www.waves.com/downloads/central
しかし、ここで落とし穴があった。
Waves Goldの最終バージョンはV9.2.2のため、Waves Central V10ではインストールできない仕様になっていた。(ライセンスの移動はできる)
なんということでしょう。
何万円もするプラグインが最新バージョンでは扱えないなんて…。
まぁ、それでは話にならないので、Wavesの苦肉策があります。
ページ左の「Legacy Versions」から「Version 9」を選択。
無難に最終バージョンのVersion 9.92をダウンロードしましょう。
ダウンロードしたら、「Install_Waves_Central_L.dmg」を開いてインストール。(もしV10をすでにインストールしてしまっていたら、アンインストールした方が間違いない)
③「Waves Central L」の起動
「Waves Central L」を起動すると注意書きが表示される。
このV9に対してmacOS MojaveはOSが新しすぎるため、古いOSとして認識されてしまうのだ。
一応そのままで使用できるので、ここはCLOSEするしかない。
④「Waves Gold」のインストール
プラグインのインストールにはログインやライセンス認証は必要ないので割愛する。
トップメニューの「INSTALL PRODUCTS From Offline installer」をクリック。
「1.Install from」から「Select offline installer」をクリック。
そして、先ほどダウンロードしたフォルダの中の「Installers」をOpen。
ここにローカルでプラグインをインストールするためのインストーラーがまとめて入っていたのだ。
すると、また注意書きが。
プラグインのインストーラーも、macOS MojaveをOSが古いと誤認識している。
さて、どうするか…。
フォルダの中に入っていくと「minimum-requirements.json」というファイルがある。
テキストエディットで開くとこんな感じ。
どうやらこれでOSの上限が決められていたみたいだ。
"MacOS":"10.10"という部分を"MacOS":"0.0"に書き換える。
するとOSの上限が10.10で無くなるので読み込めるようになるという…。
再度、offline installerを開くと…。
プラグイン一覧が読み込めた!(必要ないものも全部表示されるけど)
そして、Gold V9を選択してインストール開始。
長い道のりだった…。😇
※ログインやライセンス認証は忘れずに!
【あとがき】
なんやかんやありましたが、無事インストール完了。
何故この界隈のソフトやプラグインってパッケージが無駄に大きいのでしょうか。
それでは。
ばいばい(*∂v∂)
2019.09.29 shoca