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シャニマス 5thLIVEに行った話 【楽曲編】



下記の記事の続きで、今回は楽曲の話中心です。


セトリを見返して順々に思い出しながら
おたく語りしていきたいところだが、
今回のライブで一番印象に残ったシーンをまず先に語らせてくれ。


「Dye the sky.」

アンコールの後に斑鳩ルカが今後283プロに加入する発表があった。
客席はそりゃもう大騒ぎ。割れるような歓声。会場が揺れた。

そんな中、会場の一番後ろから10列目くらいの遠くて高い席にいた俺は
メインステージのど真ん中に人一人分の穴が空いているのを見つけた。

斑鳩ルカが来る・・・!!サプライズだ!!

「神様は死んだ、って」がまた観れる!!!


そう思っていたら、

斑鳩ルカ役川口莉奈さんが下から生えてきて、
まさかの「Dye the sky.」のイントロが流れる。

と思ったら、気づくと
メインステージの一番後ろの大きなモニター部分が開いて、
眩しい後光と共に283プロのアイドル全員が現れた。

その表情は解らないが、
283プロのアイドル25人が斑鳩ルカを見つめながら、
佇んでいた。

俺はこの時の光景が忘れられない。


このファミ通の記事のトップの画像が正にその時の光景である。



震えた。


斑鳩ルカ目線になって283プロを敵として見ると、
283プロのアイドルはあまりにも強敵すぎる。
壁が高すぎる。

我々は283プロのアイドル達の強さを
プロデュース活動を通してあまりにも知ってしまっている
から尚更だ。

勝てるわけがない。

「来れるものならこちら側に来てみろよ」
「その冥い場所から這い上がって来いよ」

と、その佇まいが言っている。

斑鳩ルカ目線でDye the sky.を聴き始めてしまったからこそ、
只ならぬ覇気を纏い敵対する
283プロの
その立ち姿に恐怖を覚えて震えた。


この画像思い出したのは内緒だ。



765プロの映画のワンシーンとも重なってグッときた。
(画像がこれしか見つからなかった)



そのまま斑鳩ルカが独りでAメロを歌唱して、
Bメロあたりから283プロの面々も一緒に歌い始める、という構成。

しかしこれまたDye the sky.の歌詞が斑鳩ルカにマッチし過ぎている。

元々それを見越してこの曲が作られていたのではないか。
調べてみると、やっぱり同じように考察している方がいた。
今後斑鳩ルカとDye the sky.の相関について触れてくれたらいいな。



Day1の頭、お決まりの全体曲はなく
一曲目からいきなりユニット曲の新曲が披露された。
そのまま七ユニット分、七曲目までテンポ良く一曲ずつ初披露。

今までの周年ライブは新曲発表会だと揶揄されており、批判も多かったが、今回は両日ごとにセトリの変化もがっつりありつつ、
新曲もしっかり演ってくれて嬉しい。

Day2の頭もDay1と全く同じセトリで、
昨日と同じ順番でどんどん新曲が披露されて行く。

ここらへんは昨日と同じか・・・
もしや今回も両日セトリ同じなのでは・・・??

と胸に不安がよぎったが、

そうはならなかった。

まさか、ここでまた「世界線変動の示唆」が入るのだ。

七曲目の前にイルミネーションスターズのコミュが流れる。

昨日と違い、
明らかにプロデューサーが居ることの示唆と、
マイクを下ろす道(世界線)もあったかもしれないけれど、
私達は先へ進む、ヒカリの先へ

といったような内容。

Day1同様、七曲目でイルミネーションスターズが
新曲の「イルミネイトコンサート」を歌唱する、

誰もがそう予想できる流れだったが、

まさかのどんでん返し、

イルミネーションスターズの”始まり”の曲

「ヒカリのdestination」が披露される____




周りの人と一緒にワンワン泣いちゃいました!!!!


大どんでん返し!!トラップカード発動!!

大の大人がワンワン泣きました!!
情けねェ!!
果穂ちゃんも流石にこれにはドン引き!!

新曲かと思ったら一番古い、原点の曲を持って来るあたりニクい。

それと、また今回も両日セトリ同じかと敢えて思わせておいて
ちょっと不安にさせてからひっくり返してくるあたり、
去年までのセトリが不評だったことを公式はちゃんと認知していて
敢えてこのどんでん返しを仕込んだなというのが感じられた。ドS。

自分にとっても「ヒカリのdestination」はシャニで初めて聴いた思い入れのある曲で、
今でも大好きな曲だし、素直に感動した。
今回一番泣いたのはこの曲。

久しぶりに近藤玲奈さんが出演してくれたのも大きいよね。
三人揃ったイルミネーションスターズを観たのはいつぶりだろう。
それも相まって俺も周りの人もだいぶ泣いてた。

というかセトリの順番だけでここまで演出できるのって凄いと思う。

セトリってやっぱり大切だね!(JUNGOの方を見る)


「スマイルシンフォニア」も泣いた。
この曲は3人じゃなきゃ!って感じの曲だけど
中々近藤玲奈さんが出演できず、
もどかしい思いをしていたイルミネPも多いだろう。

その気持ちを汲み取ってか今回は全体曲を除くトリ曲として、
しかも紙吹雪付きの豪華な演出で披露された。

ユーザーの想いをしっかり拾って応えてあげられるコンテンツは素晴らしい。
楽曲の壮大な雰囲気も相まって非常に感動した。


おたく語りしているところいきなり音楽おたくになるけど

アルストロメリアの「Give me some more...」

この曲はエレクトロ・スウィングってジャンルで
ちょうど俺がこの音楽ジャンルを知って
色んなエレクトロ・スウィングの曲を聴き漁っている時に
タイミング良くリリースされた。

代々木体育館音響良くなかったのは残念だったけど
この曲もかなり生で聴きたかったから嬉しい。

アイマスって安牌なコテコテアニソンに逃げずに色んな音楽ジャンル使ってくる。
そういうところがいいなって思ったのが割とアイマスの入り口だったかもしれない。

アイマスのおかげで知った音楽ジャンルも沢山ある。
かつてバンドキッズだった俺がエレクトロ聴くようになったのは
「Hotel moonside」とTaku Inoueのせい。

「Give me some more...」に限った話ではないが
後ろのモニターの映像もかなり凝った作りでめっちゃ良かったな。
真正面から見たらもっと良いんだろうなって思ってた。
今回のアルストの新曲二曲はまさに「妖艶」って感じの映像で大変趣きがあった。

ストレイの「Overdrive Emotion」のレトロゲームみたいな映像も良かったな。

「Hide & Attack」の三味線・尺八・太鼓の生演奏、
間奏で三味線→尺八の順番でソロ回しを始めてブチ上がった。はんなり。

生演奏大好きマンなので、遂にシャニでも生演奏来てくれたか!と嬉しかった。生演奏一曲だけだったのが物足りなすぎる!またやって欲しい。

ロックバンド系もいいけど、ピアノとかストリングスとか良さそう。

生ピアノで風野灯織の「スローモーション」聴きたくない?

俺は聴きたい。

聴きたいと思った方は高評価とチャンネル登録お願いします。

アイマスオーケストラの「NEO THEORY FANTASY」のストリングスアレンジも超良かったな。



「愚者の独白」


この曲は落ちサビで担当の田中摩美々のソロ歌唱が入るのでそりゃもう一日でも早く聴きたかった。
CDのリリース時狂ったように聞き返していた。

菅沼千紗さん、めっちゃ歌上手くなってないか。
というかアンティーカのパフォーマンス全体が数年前に比べて滅茶苦茶良くなってないか。
”例の”悼ましい事件がおきた後、希水しおさんが加入したあたりから目に見えて良くなった。
希水しおさんのレベルが高すぎて他の4人も「ヤバいヤバい!」ってなったのかなと邪推までした。

実は、正直数年前までは、摩美々は好きだけどアンティーカは別に・・・
という感じだったが、(愚者の独白)
今や立派なアンティーカのおたくに成長しました。

アンティーカの衣装も良かったな。
菅沼千紗さんライブで髪下ろしてるの初めてだよね?
わたあめがなくても遠目から摩美々だとわかる。
あと後ろの映像がCDのジャケットみたいになってて感動した。

「Black Reverie」の旗を使った演出良かった、あれ今後毎回やって欲しい。
「純白トロイメライ」のちょっとダサいダンス大好き。変拍子大好き。
「NEO THEORY FANTASY」、アンティーカ曲の中でDay2のコンセプトに一番合ってる。
「バベルシティ・グレイス」、久しぶりにコール出来て良かったな。
古い曲ほどコンテンツの中で熟成されてライブでいい味を出す。
「ヒカリのdestination」と併せてそう思った。

「今しかない瞬間を」

ノクチルの四人が私服のコスプレをして教室で掃除用具を振り回しながら歌っている。
切り取られた青春の一コマである。

・・・いや、そもそもノクチルが私服を着ているだけなんだからコスプレではない??
ステージにいるのはただのノクチルで、そこに実在している???
ノクチルが俺の前で歌ってる??踊ってる???

Day1はメインステージ真横のスタンド席で、かなり距離が近かったが、
その距離でもどう見たってノクチルだった。
俺は見たんや。
代々木第一体育館にノクチルがいたんや。信じてくれ。

靴まで例の下駄箱に入っている靴に似たものを履いていて、
特に市川雛菜のオーバーサイズのカーディガンの丈感がリアルで、
樋口円香に関しては髪型含め完全再現してるし。

全ノクチルのコスプレイヤーが泣いているぞ。

ノクチルの声優のコスプレと
青木志貴さんの二宮飛鳥のコスプレと
矢吹健太朗先生のスケベ絵は
二次創作では越えられない壁が存在する。

ノクチルの「儚く過ぎる刹那の青春」みたいなコンセプト、
エモい。
正に花火が似合うユニット。グーです。


アンコールの直後、告知タイムの前に
5周年振り返りPV、
いわゆる思い出ボムがいきなり流れる。

5周年で色々あったなぁ~なんて思って眺めていたら、
周囲のいたるところで
「わぁぁぁ~~ん!」
と情けなく子供のように泣き声を上げる人がいる。

一人二人ならまだしも、かなりの数泣き崩れているもんだから
「うわっ・・・w」と思った。


それも束の間、

田中摩美々の

「まみみをアイドルにしてくれて、ありがとうございます」

「ッ・・・!!!!」

となり、ちょっとだけ声が出た。

ちょっとだけな。
勘違いするなよ。

アンコール後、最後の曲
「Multicolored Sky」では、

Day1と違って誰も去ることなく曲が終わり
こちらに手を振りながらステージ奥に掃けていく。
斑鳩ルカだけ一切手を振ったり客席にアピールしていなくて笑った。

そんなことされたら次回のライブから
「今回はカミサマ手振ってくれてるかな・・・」って気になって注視してしまうだろうが。担当の摩美々も見なきゃなのに。

ちくしょう、もしも目が二つあれば。


次回のライブが発表された。
「我儘なまま」。
七月にソロ曲中心のライブを二日間開催するとのこと。

個人的に曲の歌唱者数が少なければ少ないほど好きになる傾向があるので
ソロ曲大好きだが
普段のライブでも少しはソロ曲を披露して欲しいとも思う。

やるなら全員分やらないとアンフェアだしお気持ち表明されること間違いないけど、
安牌なセトリのライブは今回を皮切りにそろそろ卒業する頃なんじゃないか。

ユニット曲も毎回丁寧に同じ曲数ずつやってるけど、
個人的には少しバランスが崩れてもいいから、
保守的になるのでなく、
コンセプトや流れに沿った曲選びをして欲しい。
シャイニーカラーズにはこれからどんどん尖って欲しい気持ちが強い。


というか、ソロ曲が26人分全26曲あってちょうど一日で消化できそうな曲数だけど、二日間あるんだよな。
二日間で分けるとなると13曲でちょっと少ないし。
セトリ、どうするんだろう・・・。頼むぞ・・・!

ユーザーの想いを拾うことができることは今回のライブで良くわかった。
今後はそれを踏まえて、
ユーザーのお気持ちを聞き入れるところはちゃんと聞き入れて、
切るところはばっさり切り捨てて、
自分だけの色をどんどん出していって欲しい。
今回のライブは賛否両論あるだろうが、
俺はシャニマスならではの湿度の高い雰囲気、他ブランドにはない新しい色って感じで今回で滅茶苦茶気に入った。
感情がたくさん動いた刺激的な二日間だった。

映画「ミスト」の結末を作品として楽しめるかどうかで今回のライブの賛否変わりそうだなって思った。






あと、シャイニーカラーズには言っておきたい大切なことが一つある。


ベルーナドームでだけはライブしないで・・・。
おねがい。なんでもするから。



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