カベルネとシャルドネ 誕生秘話
こんばんは、お疲れ様です。
菖蒲はるです。
普段はInstagramを中心に、オリジナルの擬人化等の架空のキャラクターなどを描いて絵描きとして活動しています。
2020年にイラスト活動をSNSで始めてから日常のあらゆる物の擬人化をはじめ、多くのオリジナルキャラクターを描いてきました。
今回はその中でもこの僕、菖蒲はるが描いてきた擬人化キャラクターシリーズの原点。
カベルネとシャルドネ、縮めてカベシャルの誕生秘話を綴っていきたいと思います。
菖蒲はるイラストをご存知の方も、そうでない方も、読んでいただき菖蒲はるキャラクターに興味を示していただくきっかけになれば幸いです。
カベルネとシャルドネ とは?
カベルネとシャルドネは、僕が葡萄から着想を得て葡萄を擬人化したキャラクターの俗称です。
プロフィール シャルドネ
名前 シャルドネ・ビティス
誕生日 9/11
血液型 A型
甘酸っぱい果物と緑黄色野菜が好き
辛い物ときゅうりが苦手
控えめ且つ穏やかな性格で、穏やかで優しい心を持っている女の子です。
マスカットの装飾のカチューシャ、半袖とショートパンツ、メガネ、ショートボブが特徴です。
プロフィール カベルネ
名前 カベルネ・ビティス
誕生日 9/11
血液型 O型
甘い果物と甘いお菓子が好き
梅干しとトマトが苦手
とても明るい性格の女の子で、誰に対してもフレンドリーに接することができてしまいます。
甘いものが好きで、甘いものには見境なく飛びついてしまいます。
シャルドネちゃんとは対照的に、葡萄の装飾のヘアゴム、ドレス姿、裸眼、ロングヘアが特徴です。
対照的な2人、仲の良さは?
それぞれのプロフィールの項目で説明したように、2人とも姿や性格が対照的な特徴をもっています。
このように姿や中身が対照的な2人ですが、それ同様にやはり仲が悪く喧嘩ばかりするのでしょうか、
否。
実は仲の良い友達同士の設定です。
2人の共通点
反面2人が共通するのは、友達想いな優しい感じの性格を持っているところと誕生日、あとは出身地です。
出身地…そういえば2人とも名前がカタカナになっていますね、
勘の良い方はお気づきかもしれません。
そうなんです、設定上は外国生まれ日本育ちです。
葡萄の原産国がイタリアということもあり、イタリア出身の日本育ち、という設定にしました。
イタリア生まれ設定にはしましたが、日本語もきっちり話せるのでそちらは心配無用です。
それはまぁ、“日本育ち”ですからね。(笑)
2人の誕生秘話
そんなカベシャルの2人ですが、前述のように僕が擬人化イラストを製作するにあたり、1番初めに作り始めたキャラクターでもあります。
ではなぜカベシャルを描こうと思ったか、
数あるイラストのジャンルの中で、なぜ擬人化イラストをやろうと思ったか、
それについて語っていきたいと思います。
カベシャル誕生までのストーリー
遡ること3年前、当時僕はLINE VOOMの投稿キャンペーンにもハマっていました。
当時毎日のように仕事の合間にLINE VOOMを眺めていると、そこに流れてきたキャンペーンのバナー
「#ぶどう収穫祭」
内容としては、ぶどうの写真ないしイラストの画像を載せれば10ポイント付与される、というものでした。
…欲しい!
そう思った僕は、葡萄の写真は持っていなかったが、イラストを描こうと考えました。
しかし元々描きたかった架空のキャラクターを描く時間がなくなってしまうこと、それを恐れた僕はキャラクターイラストを諦めきれませんでした。
葡萄のイラストも描きたい、
けれど今の仕事が忙しく、
仕事以外にもやることがある、
でもキャラクターイラストは諦めたくない、
そういったジレンマもあり、行き着いた答え、
それこそが“葡萄を擬人化する”ことだったのです。
キャラクターデザイン
問題はその2種類の葡萄の特徴を如何に容姿や性格に反映させるか、でした。
ただでさえ葡萄だけに限らず、“擬人化”というジャンルでもうかなりの先発の作品が出回っているので、少しでも先例のキャラクターのキャラデザに一部分でもどこか被ってしまえば「パクリ」を疑われてしまうのではないか…
かといって葡萄要素がなくなってしまえば、ただの普通の女の子と差異がなくなってしまい、客観性のない擬人化作品と化してしまう…
色々考えてかなり頭を抱えました。
でもやはり、自分らしく自分の感性を大切にしてイラストを描いていくのが1番だよね!
そう思ったので、初めての試みでしたが、僕のやりたいように初めて擬人化を作っていきました。
普通の女の子をベースに、擬人化のモチーフ(今回は葡萄)の要素をプラスしていく、そういった形で擬人化製作を進めることにしました。
シルエットや形はそっくりだけど、味や食感、色は全然違う葡萄とマスカット。
渋甘く濃厚な赤葡萄と、
優しい甘酸っぱさのマスカット。
そういったふたつの葡萄の特徴から着想を得て、2人の容姿や性格が対照になるように描きました。
ロングヘア+ゴム に対しての ボブ+カチューシャ
裸眼 に対しての メガネ
ドレス に対してのTシャツ+ショートパンツ
といった具合に、赤葡萄の濃厚な味から無邪気で可愛いキャラを目指して描いたカベルネ。
そして、白葡萄の優しい果実感から大人しく物静かなタイプを目指して描いたシャルドネ。
2種類の葡萄の味や色の特徴をそうやって女の子キャラに反映させることでカベシャルというキャラが生まれたのです。
名前の由来
カベルネ(Cabernet)とシャルドネ(Chardonnay)、ご存知の方はいらっしゃるとは思いますが、
結論から申しますとそれぞれワインに使われる赤葡萄と白葡萄の品種です。
といっても、僕自身ワインをよく飲んでいるわけではありません。
ではなぜその名前にしようと思ったか、
ある日のこと、コンビニのお菓子売り場を見ていた時、果汁グミを見つけました。
2種類の葡萄の味で、それぞれ「カベルネ」と「シャルドネ」という文字がパッケージに描いてありました。
その文字が目に入り、ふと思いました。
「この名前を女の子の名前に起用したら、アニメのキャラの女の子っぽくて可愛くないか…!?」
そうした出来事を、葡萄の擬人化を描いている最中に思い出し、それぞれカベルネとシャルドネと命名したのです。
後付けでつけたビティス(Vitis)というファミリーネームは、葡萄の学名である Vitis vinifera L. に因んだものです。
2人の設定に因んだ話
最初こそ設定とかはあまり考えずに、ただ普通に仲良い女の子同士で良いや。
なんて思っていました。
しかし擬人化作品を増やしていくにつれ、他のキャラは名前やプロフィールや性格等の情報はちゃんと入れるようになりました。
そしてキャラクター作品集を作ろうとなった時、このままではダメだと思うようになりました。
そうして設定を本格的に考えようとなった時、葡萄の花言葉や誕生日等、葡萄にまつわる色々な情報を調べました。
葡萄の花言葉は
「陶酔」「信頼」「思い遣り」「親切」「慈愛」
だそうです。
とても優しそうな素敵な言葉ですね。
そういった花言葉をそれぞれカベルネとシャルドネのイメージに合うように当てはめて、プロフィールを作成しました。
控えめ且つ穏やかな性格で、穏やかで優しい心を持っているシャルドネちゃんと、とても明るい性格で、誰に対してもフレンドリーに接することができるカベルネちゃん。
優しさのニュアンスは多少異なるけど、「思い遣り」「親切」「慈愛」の花言葉に合うように、2人がそれぞれ優しい性格の女の子の設定を作りました。
また、カベルネちゃんの好きな甘いものに目がない一面も「陶酔」から、
シャルドネちゃんの謙虚で真面目な感じも「信頼」から、
それぞれ花言葉のイメージから設定づけています。
最後に
今回は葡萄の擬人化、カベルネちゃんとシャルドネちゃんの誕生秘話について記事を書かせていただきました。
いかがだったでしょうか。
2つの葡萄の味の特徴から得た着想で描いた初めての擬人化キャラクター、僕個人的にはかなり気に入っています。
カベルネちゃん、シャルドネちゃんのオリジナルイラストは他にも、Instagram等にも投稿しています。
よかったら僕のInstagramも覗いてみてください。
#菖蒲はるのお絵描き #菖蒲はるの擬人化シリーズ
タグにて主に投稿しているので、よかったらチェックしてみてください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
菖蒲はるイラストでは、今後も忙しい学生や社会人のために、少しでも癒しを与えられるような優しい色遣いやタッチのイラスト作りに精進していきます。
また、noteにおいては、今まで描いてきたキャラクターの誕生秘話やイラストイベントの体験談等、イラスト活動における出来事を記事にしてお届けしたいと思います。
他にまた僕が描いたキャラクターで、このキャラクターの記事を見てみたい等、希望がありましたらお気軽にコメントください。
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最後までこの記事を読んでくださり、ありがとうございました。
また次の記事でもよろしくお願いします。
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