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米国とスタンダップコメディと私

そういえば、最近、にやにやとした顔をしてなかったな、テレビに向かってだよ。

笑う、とかじゃないよ、にやにや、だよ、してなかったよ、テレビに向かってだよ、最近。

という想いを抱いていた為、私の直感がこの度良いものを見つけてくれました。

海外のコメディアンのやつと言えば、英国のモンティ・パイソンのTVシリーズ『空飛ぶモンティ・パイソン』ぐらいしか見たことないのです。

この度の『アダム・サンドラーの100%フレッシュ』というのは、日本ではコメディ映画で割とお馴染みだと思われるアダム・サンドラーが、本業のスタンダップコメディを舞台で披露しております。

お喋りやオリジナルおもしろソングをギター弾きながら歌ったり、合間合間に踊ったり、歌ったり、お喋りしたり、の繰返しです。

日本の芸人さんは比較的見ている私、

「100%フレッシュなるタイトルのものを楽しめるのだろうか」

との不安もありましたが、70%フレッシュな気持ちで楽しめました。

まず、いいところは、気楽な雰囲気ですね。
変な緊張感がなく、自然にフラフラ出て来て何気ないジョークをホイホイ投げてきて、会場のお客もみんなニヤニヤとリラックスして、時にオホホ、時にオー、イヒーヒ、と自然な反応で、和やかな空気が心地好かったです。

そして、歌が上手でギターも上手。
大型スクリーンの次々切り替わる映像に合わせて、おふざけソングを唄ったりする姿は、日本でお馴染みフィリップ芸に歌ネタを合わせたような感じで完成度が高いです。

日本のお笑いはレベルが高い、という人が多く、私もそうだろうそうだろう、と同調し、正直アダム・サンドラーのことを何の根拠もなく見下していましたが、総合的な楽しませ方は、日本の芸人さんより随分上に見えました。

ついでに、モンティ・パイソンの40年以上前のコント番組は、いま見ても新鮮で面白いですよ。

↓オープニングアニメ

Netflixでは、TVシリーズ『空飛ぶモンティ・パイソン』シーズン1 ~ 4 と、 劇場版3作品が配信中。

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