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大人用三輪自転車の接客は要注意

 高齢化社会と言われて久しい昨今、ますます高齢者の人口は増え続けています。私が自転車屋を営業している地域も高齢者の方たちが非常に多いので、よく大人用三輪自転車のお問い合わせを受けます。

 大人用三輪車は、「車輪が3つあるから倒れない」「安定感がある」「バランスが取りやすい」といったイメージを持たれているようです。そのため、高齢者向けの自転車であると思われているようです。しかし、それらはまったく正反対です。
 大人用三輪車は健脚な若者でも乗れないこともある、癖のある乗り物です
 高齢者向けではない理由は以下の通りです。

  1. 重さ:大人用三輪車は、通常の自転車よりも大型で重くなっています。高齢者にとっては、軽い物の方が扱いやすいため、重たい車体を操作することは負担になります。

  2. 操作性:大人用三輪車は通常の自転車よりも広い回転半径が必要で、曲がる際にはより多くのスペースを必要とします。高齢者にとっては、この操作が難しい場合があります。

  3. 運動量:大人用三輪車は、より高い強度の運動が必要です。ようするに、漕ぐのが重たいということです。

 以上の理由から、大人用三輪車は、高齢者向けとしては最適ではありません。
 そして、そもそも制作しているメーカー側も大人用三輪自転車を「高齢者向け」だと一切主張していません(メーカーカタログにもしっかり注意書きがされています)

 では、高齢者の人たちにはどんな自転車が向いているのでしょうか。私自身、高齢者向けに一番いいと思っているのは、ブリヂストンサイクルの「ラクット」という車種です。電動自転車で20・24・26インチと幅広いラインナップ、フロントモーターにベルトドライブ。まさに、足腰が弱ってきた高齢者向けに作られてた電動自転車です。
 詳しく説明すると長くなるので割愛しますが、私は高齢者にはむしろ電動自転車を推しております。

 ご拝読ありがとうございました!検索してみたら全く同じような内容の記事をすでに書いていました笑


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