自転車屋5年目を過ぎて、これまでの戦略とか環境の変化とか
今年で自転車屋を開業してから5年が過ぎました。ここらで備忘録的に自身のこれまでやってきたことや、環境がどう変化していったのか記事にしてみました。
1年目の環境
とにかく、お金がない状態でスタート。開業2か月目には総資産が20万円くらいになってしまいました。開業資金は自己資金100万円ないくらいと政策金融公庫さんから借りた160万円。
思っていた以上に開業ってお金が掛かるなと思った次第です。それでも、一般的な起業に比べると格安でしたが…。
飲食とかだとかるく1000万円くらい掛かったりするのに比べると自転車屋はわりと簡単に起業できる業種だとは思います。
さらに開業してすぐに近所にライバル店ができてしまいました。お金がないうえにライバル店が登場。というわけでかなり焦っていました。
1年目の戦略(2017年)
まずは開業したての一年目。なかなかきつかったです。
宣伝を第一に
一年目はまず、知名度を上げることを念頭にチラシ配り、新聞折込、地域情報誌への広告などを行いました。
ほかにもジモティーというフリマサイトに登録、つくったリサイクル自転車を片っ端から出品しました。ブログも開設し、毎日更新。
結論から言うと、ジモティーはめっちゃ売れました。なぜなら激安だったからです。ブログ経由でも少しですが、集客効果はそこそこありました。
ライバル店とのたたかい
そして、薄利多売を行い、ライバル店が開店する前にとにかく焦土作戦だと、がむしゃらにやりました。結果が功を奏し、ライバル店は半年ちょっとで閉店。申し訳ない気持ちがなくもなかったのですが、生活も苦しくそんなこと言っている場合ではありませんでした
お金になることは何でもやろうと決意
ライバル店が出店することで、売上を店舗以外でも確保せねばという思いで、警察署の自転車の修理の入札、メーカー依頼の代行納入などのも手を出しました。
おかげさまで割と忙しい毎日でした。朝チラシ配り、仕事、夜は配達みたいな感じでした。中古自転車が売れるのでそれのネタの確保、作成にも時間がかかっていました。
今思う1年目の反省点
お客さんを集めたいあまり、薄利多売、無駄な無料サービスが多すぎました。さらに、中古自転車が売れるので業者さんからネタを仕入れていましたが、仕入れに金を使い、整備に金を使い、配達に金を使いの三重苦で利益がぜんぜん出ていませんでした。
他の反省点としては、開店前から事前集客をしておけばよかったなあという点と、開店前に写真をたくさん撮っておけばよかったという点ですね。
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