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中古自転車作りを減らしたわけ
中古自転車販売をしている自転車屋さんはわりと少数派になると思いますが、私は暇つぶしにもなっるのでやっています。
しかし、開業して5年半を超えましたが、かつての全盛期より販売台数が3分の1以下になっています。なぜそんなに減ったのか、減らしたのかを3つの理由で解説します。
時間・コストが掛かるものを排除
開業当初はとにかく台数を多く売ることが正義だと思っていたので、コストが掛かって利益が少ないものや、時間がかかるものも整備していました。 たとえば、2時間の整備時間、3000円のコストを掛けて、利益が4000円程度となると、割に合っていません。なので、こういった利益が低い、整備に時間がかかるものを排除しました。
売れ筋でない車種を整備しなくなった
幼児用・子供用自転車はなかなか売れません。また、特殊なサイズや奇抜な色の自転車などは値段をやや低めに設定しないと売れ行きが悪くなります。
さらに、展示できる台数が限られているため、売れ筋のサイズ・車種・色を吟味して整備するようにしました。
なんでも取っておこうとするクセを直すため
私は断捨離が苦手なので、中古自転車のネタもあれもこれもとなって倉庫に溢れさせてしまいます。けっきょく捨てることになったりするので、心を鬼にして、ばんばん捨てていくようにしました。
中古自転車販売が減った影響
中古自転車の販売単価が上がり、製作コストが減りました。定期的に処分するので店内はややスリムに。
売り上げはもちろん下がりましたが、まあもともと大した利益額ではなかったので、利益的にはとくに打撃にはなりませんでした。また、値段の安い中古自転車を買いに来るあまり質の良くないお客さんが減ったのも良かったです。
結論から言うと、減らしてよかったですね。