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長く続くシステムをつくる『情報は1冊のノートにまとめなさい』を読んで

 「あらゆる情報を一冊のノートにまとめてしまおう」という内容と実践方法が書かれています。けっこう売れた本みたいです。

なぜ、情報整理・知的生産は続かないのか?「誰でも」「簡単に」「使える」と、日本中にノート術のブームを生んだ「100円ノート整理術」に、「書き方」「貼り方」「探し方」の新技術を大幅増補した全面改訂版。ノートのカスタマイズ法、文具紹介、ブックガイドも新たに加えたノート術の決定版。

内容を簡単にまとめてしまうと…


1冊のノートに、とにかく全ての情報を書き込んでいくということです。

 シンプル・低コストで始められ、「時系列を守る」というルール以外は特になし。とにかくすべての情報を一か所にまとめるというのが骨子。

 ふと浮かんだアイディアはすぐに姿を消してしまうことがよくあります。メモをしても、メモ自体を紛失してしまうこともあります。

 ですが、すべての情報がノートにまとまっていれば、総当たりで見つけることができるでしょう。たくさんあるノート、そのどこかに必ずあるということです。

日記、ライフログとしても

 見返すと日記としても日々を振り返ることができ、アイディア帳としても活躍してくれています。日記が続かないとお悩みの方にもおすすめですね。
 書くことがなければ、書かなくてもいいし、「今日は書くことがなかった」と書いてもいいです。

 私は仕事場に二冊、家に一冊、常にノートを置いています。基本的にはA5ノート(ツバメノートがベスト)
 「常に持ち歩くべし」みたいなことも書いていましたが、私は物をなくす名人なので持ち歩きません笑

アイデア全部を取り入れる必要はない

 日付や区切り線、記号化、何でも書く、といった方法は取り入れましたが、切り抜きを貼ったり、索引化なんかは私はやっていません。
 始めたばかりのときは几帳面にやってましたが、手間が増えると長続きしないのでやめました。
 今はブログ、note、ツイッター、その他スマホアプリみたいなツールがたくさんあるので、そちらに分散しています。

 こういうノウハウ本って著者の言うとおりにやらなきゃとか、ちゃんとルール守らなきゃってなりがちなんですけど、自分にあう部分だけ2〜3割くらい取り入れるのが、ちょうどいいんじゃないかなと思います。

デメリットは…?そして、まとめ

 デメリットはひとつだけ。ノートが溜まっていきます。私は2014年から始めて現在9年目で56冊のノートが溜まってしまいました。かなりかさばります。

 まとめとしては、「アウトプットはインプットから、インプットはアウトプットから」
 このノート術はインプット、アウトプット両方できるのでおすすめです。


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