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圧迫を強めるとリンパ液が・・
やっぱり指先からリンパ液が・・・
圧迫を強めたことで、日中の動作にはほとんど違和感がなくなりました。食い込みもしなくなり、圧が強くなったことで、夕方になっても足のむくみは少なくなり疲れを感じることも少なくなりました。
しかし、
圧迫の弱い指先からどうしてもリンパ液が出てきます・・・
そもそもリンパ液は、運動することによる筋肉の伸び縮みによって生まれる圧力の変化を利用しリンパ液を流す手助けをしています。
リンパマッサージも外部から圧力を与えることによって、リンパ液をスムーズに流す効果があります。
リンパ浮腫の患者さんは、そもそものリンパ液の機能が悪いか、全く機能していない場合が多いです。私のように指先以外を強く圧迫し過ぎてしまうと、圧力の弱い指先にリンパ液がたまりやすく、出口を求めて皮フ表面にあふれ出てきます。
理想は指先から太ももに向かって、徐々に圧力を下げて股関節周りにあるリンパ節に、リンパ液を流すイメージです。
圧力をかけ過ぎた苦い思い出
私は徳島リムズクリニックで、圧迫の重要性について初めて学びました。
それまで、圧迫などは全くしておらず蜂窩織炎を頻繁に繰り返していました。地元の病院からの紹介で徳島にある小川先生のもとで治療をしていただける機会をもらうことがありました。
リンパ浮腫にとって、圧迫やスキンケアがどれほど大切なのかを知ったのはこの時でした。圧迫を始めるとすぐに効果があらわれ、むくんでいた足がみるみる細くなり、蜂窩織炎の回数も少なくなっていきました。
圧を強めると効果がすぐに出たのをいいことに、これでもかと包帯で圧迫し続けました。その結果は・・・逆効果に終わりました。
圧が強過ぎたせいで血管やリンパ管が圧迫され過ぎて、うっ血してしまいました。その結果、蜂窩織炎を引き起こしました。また、足先から徐々に圧を弱めて巻かないとダメなのに、巻き具合が難しく膝のあたりで圧が弱まり、膝のあたりでリンパ液がたまり炎症が起きたこともあります。
毎日欠かさず弾性包帯を巻いている今ではそのようなことは起こらなくなりましたが、これから弾性包帯を始められるかたは注意して行うようにしてください。
何事もほどほどが大切です。
対策していること
二重にストッキングをはくと指先からどうしてもリンパ液が出てくるので、一枚ばきにしたり、運動するとずれてくる指包帯をこまめに巻き直したりしています。また、患部は綺麗なガーゼ等で覆ってから指包帯を巻き清潔な状態を維持するようにしています。
今後もどうするのが一番自分の足に合っているのかを試しながら、生活していきます。
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