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ノリア ソーヴィニヨン・ブランの基本情報 (テイスティングノート)

noria Sauvignon Blanc Russian River Valley Bevill Family Vineyard 2017

柑橘特にグレープフルーツ系のニュアンスとフレッシュな花のアロマがとても心地いいソーヴィニヨン・ブランです。ふくよかで甘い系の香りを感じる(本ワインは、日本酒の大吟醸をイメージして造られているとのことです)一方で、味わいは、素敵な酸味の後にコクのある渋みが感じられエレガント。春先の晴れた週末の昼間からテラスで飲む一杯としては最高の一本ではないでしょうか。

Noria Winesは、2010年に日本人の中村倫久氏によって設立されたSonoma Russian River Valleyのワイナリー。繊細な和食とのマリアージュをコンセプトに今回のソーヴィニヨン・ブランの他、ピノ・ノワール、シャルドネワインを造られています。3つの異なる畑と契約されており、ソーヴィニヨン・ブランは、Bevill Family Vineyardで造られています。尚、"noria"は、スペイン語で水車を意味し、ロゴのモチーフにもなっているそうです。

中村氏は、大学卒業後、大手ホテルグループに就職。日本ソムリエ資格を取得後、サンフランシスコのホテル日航に赴任され、世界的なワイン地域の近くで過ごされる中、本格的にワインに目覚めたことで、脱サラを決意。退職後は、ワイン醸造学の名門・UC Davisに入学しワイン造りを学ばれました。2002年に卒業後、Artesa Vineyards and WineryJamieson Ranch Vineyards等でワインメーカーとしてのキャリアを積まれました。

産地 Sonoma Russian River Valley
ヴィンテージ 2017
品種 ソーヴィニヨン・ブラン97%、ゲヴュルツトラミネール3%
価格 $24.00 (USD)
抜栓 2021/3/26

外観 澄んだ、輝きのある、レモンイエロー、やや淡い、粘性:やや軽い、若い、よく熟した
香り しっかりと感じられる、レモン、グレープフルーツ、奥に洋梨、アカシア、キンモクセイ、火打石、若干の蜂蜜ラズベリー、フレッシュ、第一アロマが強い
味わい アッタク:やや軽い〜やや強い、甘み:まろやか、酸味:爽やかな、苦味:コクを与える、バランス:溌剌とした、ふくよかな、アルコール:やや強め、余韻:やや長い

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