#8 心地が良い。
ショーです。
「居心地が良いな。」
そうしっかりと思えたのは、5歳から7歳まで約2年間のマレーシア生活から日本に帰ってきた後、2年間通った東京インターナショナルスクールという場所だった。
2年間のマレーシア生活を経て、また新しい環境に適応し、緊張を感じなくてはならなかった。
でも、その緊張も束の間で、なぜかすぐに打ち解けることができた。
ひとつ上の学年に飛び級もしたりして、自分の英語力に驚きながらも、この自由な学舎の雰囲気や、自分の生まれ育った国にいるということ、季節ごとに様々なイベントがあったり、スポーツデーの競技の豊富さ(サッカー、砲丸投げ、ハードル、走り高跳び、etc.)を純粋に楽しんでいたし、「心地の良さ」を感じていた。
スポーツデーの人数割り振り(はかなり不公平で、赤青緑黄の4色で、順番に8:7:5:3くらいの人数比だったこと)以外は楽しんでいた…笑。
新しい環境にすぐに馴染むことができた要因は、色々あるかもしれないが、なぜか強く「居心地が良いな」と思った。
そのインターナショナルスクールに2年間通い、日本の小学校に転校することになるが、なんか妙にその東京インターナショナルスクールが正解の場所のように思えた。
今もなんとなく思えている。
「自分の生まれ育った国で、国際的なダイバーシティな環境に居る」
これがなんか自分が求めている、「心地が良い」場所なのかも。
自分のなかでは、
「国際的なダイバーシティな場所で、自分と生まれた場所が同じひととつながる」
が良いのだと思うし、その逆の
「自分が生まれた場所で、国際的なダイバースなひととつながる」
パターンもあり得る。
人類学を学んでいる中で、よく話に上がってくる
「居場所(sense of belonging)」
「アイデンティティー(identity)」
に関する疑問、葛藤、悩み。
そのようなものを、みんな「もがきなら探している」んだろうし、その居場所やアイデンティティーがはっきりとは分からなくても、「なんとなく」わかっているだけでも、幸せだったりするんだろうね…。
最近、父親があるイベントで自分がお世話になったインターの創設者の人とお会いした。
その時も、そのインター出身の様々な人とも会って、
「お前に合いそうな人ばっかだったよ」と言っていた。
自分自身のなんとない感覚は合ってそうだな。
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