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これで完璧!TradingViewのWebhookアラート機能による自動取引と、強ストラテジー「YM_eHome」のご紹介
2024/11/03 初版
お久しぶりです。
2024年も11月に入り暗号資産がアノマリー通り上昇するのか注目されます。
新たにTradingViewのWebhookアラート機能でBybitのトレードを開始しました。その中で考案したストラテジー「YM_eHome」をご紹介いたします。
ぜひともよろしくお願いいたします。
1.TradingViewの使用方法
TradingViewの使用方法は以下のnoteで説明していますので、ご参照いただければと思います。
https://note.com/embed/notes/n3cafc980763e
2.YMストラテジー
2-1.YMストラテジーとは
ビットコインのデータを自動解析するシミュレーションを独自に作成しました、高パフォーマンスのストラテジーが「YMストラテジー」となります。
2-2.YM_eHomeの概要
YM_eHomeは、線形回帰オシレーターを使用して売買シグナルを出しています。線形回帰オシレーターは、潜在的な平均回帰とトレンド条件に関する洞察を提供するように設計されたインジケーターで、買われすぎと売られすぎのレベルを識別することで、トレンドの変化を強調するのに役立ちます。このインジケーターは、迅速な意思決定を支援するために視覚的なヒントと色分けされた価格バーも提供します。
![](https://assets.st-note.com/img/1730560076-QLjyAImaGX7btDPhSVWHNvwz.png?width=1200)
以下は機能の説明となります。
◆ バックテスト開始時期と終了時期の指定:
デフォルト:開始2023年1月1日、終了2100年1月1日
バックテストの期間を変更することで、様々な区間でのバックテストが可能となります。
◆ カスタマイズ可能なルックバック期間:
入力: 長さ
デフォルト: 180
説明: 線形回帰を計算する期間を決定します。期間が長いほどオシレーターは滑らかになりますが遅れる可能性があり、期間が短いほど応答性は高くなりますがノイズが多くなる可能性があります。
◆ 買われすぎと売られすぎのしきい値:
入力: 上限しきい値と下限しきい値
デフォルト: それぞれ1.5と-1.5
説明: 買われすぎと売られすぎの状態を識別するための上限と下限を定義します。これらのしきい値外の値は、潜在的な反転を示唆しています。
◆ 利確と損切の割合設定:
売買注文において、利益確定または損切りの割合を指定することで、取引リスクを軽減できます。使用しない場合は、Take Profit Enable または Stop Loss Enable をオフにしてください。
◆ トレードタイプの設定:
Buy、Sell、Both(BuyとSell)を設定できます。
◆ ローソク足のカラー プロット:
入力: プロット バーの色
デフォルト: false
説明: オシレーターの値に基づいて価格バーに色を付けるオプション。市場の状況を視覚的に表現します。
◆ 平均回帰とトレンドシグナル:
視覚的なマーカーとラベルは、オシレーターが平均回帰またはトレンドの変化を示唆していることを示すため、主要な市場の転換点を特定するのに役立ちます。
◆ 無効化レベル(Invalidation Level):
最近の期間の最高価格と最低価格を追跡し、現在のトレンド シグナルが無効と見なされるレベルを設定します。
◆ グラデーション カラー コーディング:
グラデーション カラー コーディングを使用してオシレーター値の視覚化を強化し、買われすぎや売られすぎの状態をより簡単に解釈できるようにします。
アラートタイミングだけでなく視覚化されたオシレーターをご確認いただくことで、裁量トレードを行う場合の参考にもなると思います。
また、各パラメータは調整いただけますので、銘柄を変えてみたり時間足を変えてみたりと、自由にカスタマイズいただけます。
![](https://assets.st-note.com/img/1730561062-CLtcdlDs4EHz7PBwOhufGn19.png)
2-3."YM_eHome"のバックテスト結果
まずは「2023年1月1日~2024年11月01日」までの「TradingView」によるバックテスト結果は以下になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1730557587-G2M9d7Pr1lU3syEFIzBZp8tk.png?width=1200)
パフォーマンスサマリーは以下になります。ロングのみのポジションとなりますが、「シャープレシオが0.5付近、プロフィットファクターが2以上、ソルティレシオが1以上」という結果で、良いストラテジーとなっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1730557781-UbaoFYhf8EmLg2xclvIsNrqS.png?width=1200)
直近の売買タイミングは以下になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1730561006-bZtoqSvLyiYPO1IF06CN4jk3.png?width=1200)
2-4.おためしストラテジー
過去のポジション・パフォーマンスサマリーの確認は、以下のTradingViewのスクリプトのリンクから可能です。※あくまで過去のチャートに対する確認用です。2024年11月1日0:00(UTC)で強制クローズさせておりそれ以降はポジションを取らないため、ご注意ください。
3.アラート設定
3-1.Bybitの設定
以下のリンクからBybitにおけるWebhookシグナル取引の設定・利用方法をご確認ください。Webhook作成時の"シグナル名"と"メッセージテンプレート"と"Webhook URL"の3つをコピーしてください。
3-2.TradingViewの設定
TradingViewの画面下の"YM_eHome"横の設定ボタンをクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1730562084-JL8tnxwvTU35pBzHsDydlbqC.png?width=1200)
プロパティタブの"初期資金"や"基準通貨"、"発注サイズ"をご自身の資金によって調整し、OKボタンを押してください。
![](https://assets.st-note.com/img/1730562123-ifJP85jWcs1v9OKrHMtRl0SA.png)
次に、TradingViewの"YM_eHome"横の画面下の時計ボタンをクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1730561353-niyGNXtpad1RM3AQjFfvCOWx.png?width=1200)
設定タブのアラート名に3-1の"シグナル名"を貼り付け、メッセージに3-1の"メッセージテンプレートを貼り付け。
![](https://assets.st-note.com/img/1730561787-2XsGDY3TK6O7CfU5dthZlPug.png)
通知タブのWebhook URLにチェックを入れて、3-1の"Webhook URL"を貼り付けし、作成ボタンを押してください。以上でアラート設定は完了となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1730562687-tA0ImwNb5nW4Ql7fCLF8sHjz.png)
4.本記事購入による特典
本noteを購入していただくと、YMストラテジー"YM_eHome"のpine scriptソースコードを公開いたします。
5.ご注意・免責事項
本noteを購入いただいても、パラメータ設定の説明等の説明はありません。また、バックテストの結果は TradingView上でのシミュレーション結果であり、将来の利益を保証するものではありません。また、本noteの利用により生じた如何なる損害においても当方は責任負いません。ご自身の判断と責任の上で、本noteご購入および活用ください。有料部分についてはその性質上、他者との共有や転売、転載などは一切これを禁止します。
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