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総合型選抜・プレゼンテーション入試での注意点【小論文.comの受験情報】  

 最近では、総合型選抜入試(AO入試)でも取り入れられている「プレゼンテーション入試」。実際にどのようなことに注意すればよいのかをご説明します。ご参考にされてくださいね。



プレゼンテーション入試で何を見ているのか  

 プレゼンテーション入試とは、スライドや動画を用いて大学に入学後にどのような研究をしていくのかや志望理由、自己PR、熱意などを伝えるもの。大学によりプレゼンテーションの課題は様々ですが、内容だけではなく、わかりやすく伝えようとしているのかのコミュニケーション能力、表現力、構成力、時間管理能力なども見られています。

 採点基準は大学により異なりますが、面接官を驚かせるような“すごいこと”を話すというよりも、わかりやすく相手に伝えようとするほうが重要でしょう。


プレゼンテーション入試で気をつけるべきこと  

 プレゼンテーションを作成するにあたりどのような点に気をつける必要があるのでしょうか。大学により採点基準はさまざまですが、論理的に話す力、資料を有効活用するなど必要最低限の力は身につけておきたいところです。

 プレゼンテーションというと、態度や表情といったコミュニケーション能力、つまり伝える力ばかりに目が向けられてしまいますが、一番重要なのはプレゼンテーションで「何を伝えるのか」という中身です。事前にしっかり準備した資料をもとに論理的な説明ができれば、わかりやすい納得のいくプレゼンテーションになることでしょう。

 もちろんプレゼンテーションは発表の場面なので態度や表情も大事ですが、それよりも事前の準備を怠らないことが大切。内容を吟味し文章にする→第三者に添削してもらうを繰り返すことで自分1人だけではわからない弱点を見つけ改善することができるはずです。

 その他にも、当たり前のことですが制限時間はきっちり守りましょう。数多くの受験生を採点している大学側に見てもらうものなので「時間厳守」は必要最低限のマナーです。「常識がない」と思われてしまい残念な結果にならないように注意しましょう。


志望理由書・小論文の練習がプレゼン力に繋がる  

 志望理由書や小論文の練習がプレゼンテーション入試と全く関係がないと考えている方が多いですが、実は志望理由書や小論文の練習とプレゼンテーションには大きな関係があります。

 まず事前に大学に提出する志望理由書や課題についての小論文をしっかり準備することで、プレゼンテーションの質が高まることは間違いありません。

 多くのプレゼンテーション入試では、事前に大学側に志望理由書や小論文課題などを提出し、その資料をもとにプレゼンテーションするわけですから、きちんとした書類を提出できていればプレゼンテーションも自ずと論理的に説明でき、質も高まります。そのため、事前の提出物が説得的論理的に書けていなければ、プレゼンテーションの中身も納得のいくものを作るのが難しくなってしまいます。


小論文.comの対策  

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