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小論文.com調べによる漢字間違い第1位は?【小論文の漢字】  




【1】 漢字間違いの傾向  

 漢字間違いというのはいつの時代でも頻繁に起こるもので、長年添削指導を行なっている小論文.comでもその蓄積されたデータには傾向が色濃く出ています。そのわかりやすい傾向の順に漢字練習をしていけば、小論文対策の漢字としては問題なくクリアできるといえるでしょう。


【2】 最も有名な漢字間違い  

 小論文において最も有名なのは、「価値観」という漢字を「価値感」としてしまう間違いです。これは単純に「間違った漢字になっていますね」というレベルのものではありません。「観」というのは「本質・真実の悟り」といったようなまさに小論文にふさわしい「ものの考え方」の話をしています。それに対し「感」というのはまさに「感情」のことで、これはまさに小論文ではなく作文や感想文の分野になる「個人的なフィーリング」の話をしています。小論文試験においては致命傷になりかねない状態ですから、この間違いだけは必ず修正しておかなければなりません。


【3】 「観 or 感」一瞬での見分け方  

 「観」と「感」について、どっちがどっちだったかなということで混乱をしてしまう人もいるかもしれません。その場合の簡単な見分け方をお教えします。


 上の図を見てわかるように「」は、「見」という文字が入っていますよね。つまり、視覚に関係する意味を持つ言葉だということです。それに対して「」は、「心」という文字が入っています。つまり、精神の状態に関係する意味を持つ言葉だということです。

 すなわち、「」はものの客観的な「見方」を表す、「」はものに対する主観的な「心情」を表すというものだと考えておきましょう。まさに小論文にふさわしいのが「」の方で、作文や感想文にふさわしいのが「」の方だと言えますね。


【4】 小論文.comでの対策  

 小論文.comでは論文対策の一環として学習書籍「間違いやすい漢字〜小論文.comの統計と分析」を販売しています。


 その他にも小論文.comが自信を持ってお届けする「オリジナル電子書籍」の販売も行っておりますので、ぜひご利用ください。
※面倒な会費のお支払いなどは一切ありません。

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