【アメリカ大陸縦断記Day80🇵🇪】日本人宿で旅についてじっくり考える
12/19(月)
朝はゆっくり起きた。午前中はダラダラしていて、昼すぎにようやく外に出る。
少し歩いて通りに出るとバーバーや携帯ショップが並ぶ。銀行に行列ができていて、イカでもそうだったがなんでなのか疑問に思う。他の国に比べると通りすがりの人にジロジロ見られることがない気がする。日系や中華系が多いからか、あるいは自分がだいぶ日焼けしていてペルー人に見えるからなのか。理由は分からないが非常に過ごしやすい。
お昼ごはんを食べるためにローカルの客が多いペルー料理屋に入る。Sancochadoという郷土料理を頼んだが、優しい味でおいしい。テレビでは昨日に引き続きアルゼンチンのワールドカップ優勝のニュースが映し出されていて、南米におけるサッカーの存在感の大きさを改めて実感した。
帰りにスーパーでビールとスナックを買ってホテルに戻った。シャワーを浴びた後、ビールを飲みながらワンピースの104巻を読むのは最高だった。
夜ごはんは昨日と同じ屋台のフライドチキン。待っている間スマホを見ていると、他のお客さんに「通りがかりのバイクに盗られるから気をつけな」と注意された。地元の人が服やズボンの中からスマホを取り出しているのを見ると、観光客だけがターゲットでないことを感じ取りそこからはスマホを見ずに待っていた。
部屋に戻るとりかさんが戻っていて、今後の旅のプランについて話していた。この旅で貴重な経験をしているからYouTubeをやりたいが、一人旅でカメラを回すのは危ないよねとか話していた。自分としてはvlogをやると動画映えに意識が行ってしまい目の前の景色をフルに楽しめないから、やるとしたら自分が味わったことを語る形式がいいのかなと考えていた。
その後は黙々とプランを考えていた。チリとの国境沿いの町Tacnaまで24時間のバスがあると聞き、そこから国境を越えてアタカマ砂漠に行きたいと思い色々調べていた。もともとは全く考えていなかった目的地だが、世界一の砂漠と星空が魅力的で調べれば調べるほど行きたい気持ちが強くなった。
気づけば時刻は1時を過ぎている。フライドチキンで胃が重いが、明日はバスが動くか確認するために朝からバスターミナルに行くのでしっかり寝よう。