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【アメリカ大陸縦断記 Day116🇦🇷】プエルトイグアスでのんびりDay

1/24(火)

空港では案の定寝れず、搭乗ゲートと機内で少しだけ寝た。プエルトイグアスの空港からシャトルバスで市内に向かうが、ブエノスアイレスよりもさらに暑く、窓からは生い茂った緑の森と乾いた赤い土が見える。

今日泊まるホステルはどっちかと言うと一般家庭でのホームステイのような雰囲気。少し休んだ後に外に出る。暑くてすぐに喉が渇くので水を飲むがとてもぬるい。青い空に白い雲。まるで小学生の夏休みのようにのんびりと時間が流れている。ヨーロッパの雰囲気漂うブエノスアイレスから、ラテンアメリカに戻ってきたのだと実感する。

暑さにぐったりしながら歩いて15分、三国の国境時点へ到着。日本は島国なので陸続きの国境はとても興味深い。T字をした河がパラグアイ、ブラジルとの国境になっている。ブラジル側を見ながら「こんな少しの距離なのに違う言語が話されているのは面白いな」とか「でも国境沿いの人はスペイン語も普通に話せるのかな」と考えていた。

橋の左側がパラグアイ、右側がブラジル

アルゼンチンペソは残り2500ペソ。バスターミナルでパラグアイ行のバスの値段を聞くと800ペソ。宿の近くの屋台で500ペソのチョリパンを食べたいので使えるのは1200ペソか。とりあえずスーパーでお昼ごはんと飲み物を買うことに。チョリソー、パン、ビールを買うと1300ペソだったのでここはカードで支払った。

とにかく暑い

ホステルは調理器具が充実していなかったが、チョリソーを焼いてパンに挟むだけのチョリパンを使ったので問題なし。近くに1人の男性がいたのでチョリパンを1つあげて話しかけた。彼は南米を周遊中のドイツ人で、この後パタゴニアに行くと言ったので情報をシェアした。ブエノスアイレス行のバスに乗るために少ししてお別れしたが、「少し話しただけで行かなきゃいけなかったのは残念だけど話せてよかった、ありがとう」と律儀にメッセージ送ってくれて嬉しかった。

キッチンは南アメリカって感じ

チョリソーが2つ余ったので夜ごはんもチョリパンを作ることにした。追加のパンとビール、コーラを買いに再びスーパーとパン屋へ行った。シャワーを浴びて昼寝した後、8時半に夜ごはん。2食連続でチョリパンだかおいしくて全然いける。

チョリパン x キルメス = 最高

ごはんの後は明日アルゼンチン→ブラジル→パラグアイと国境を越える方法について調べていた。途中、リオのカーニバル期間に泊まらせてくれる場所を探していた際に紹介されて知り合ったブラジル人のルーカスから電話がかかってきた。彼は日系人だと思っていたが実際はそうでなく、日本に来たことがないのにとても日本語が上手だった。毎日日本人と話してると言っていて、やっぱりネイティブと会話することが言語上達の道だよなと改めて感じた。この旅を通じてブラジル人に多く出会ったが、会う人全員とてもポジティブで一緒にいるだけで楽しく、ブラジルという国にとても惹かれている。今日の宿でも同じドミトリーのブラジル人女性が話しかけてくれたが、ポルトガル語が分からず満足行くコミュニケーションがとれなくて悔しかった。この後のブラジルでの滞在をより良いものにするためにもポルトガル語の準備をしないとな。TikTokで毎週ポルトガル語でアウトプットして、成長記録みたいにするのとかいいかもと考えている。

日付が変わって虫の鳴き声が聞こえる。日本では大寒波が来ているらしいが、こっちは真夏の夜のよう。

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