【アメリカ大陸縦断記 Day102🇦🇷】パタゴニアの代名詞・氷河ペリトモレノへ
1/10(火)
6時すぎに起床。よく眠れて目覚めがいい。お昼ごはんのサンドイッチを作った後、カフェテリアで朝ごはん。トースト、オレンジ、オレンジジュース、コーヒーとベーシックながらもしっかりした朝ごはんで、何よりおいしくて満足だった。
7時45分にツアーの迎えが来た。1人で参加しているのは自分含めて3人しかおらず、年齢層も高め。最初は幹線道路を走りながらバードウォッチングをしていて、鳥がいるとバスを停めてガイドが説明してくれた。
途中で休憩した牧場には羊、馬、山羊、鶏と動物がたくさんいた。空気がとても澄んでいて気持ちよかった。
10時ごろペリトモレノのある国立公園に入り、まずは森の中をトレッキング。緑の中はマイナスイオンを感じられて気持ちよかった。モントリオール出身の女性とフランス語でいろいろ話していた。彼女は60代くらいだが、アクティブかつオープンな人で、母国語のフランス語に加えて英語とスペイン語も堪能だった。
その後はいよいよペリトモレノへ。2時間ほど自由に見学する時間が与えられたが、流れでドイツ人姉妹と一緒に回ることになった。どこまでも続く氷河はとても迫力があり、たくさん写真を撮った。日本のテレビが撮影している現場に遭遇して声をかけると、「世界ふしぎ発見」という番組で2/7にオンエアされると言っていた。氷河が崩落する瞬間を動画に収めたくてずっと待っていたが、結局撮ることはできなかった。
その後は船に乗って氷河にさらに近づいた。間近で見ると綺麗な水色にキラキラと輝いていて、自然の美しさに感動した。昨日両替した現金約25000円はあっという間に消え、船の料金6000ペソ(約4500円)を現金で払えず仕方なくカードで払ったがそれだけの価値があった。
ホステルに戻ったのは17時で、パスタを食べた後に買い物へ行った。夜に今後の予定を考えようとまずは口座残高とクレジットカードの明細を確認したが、次の引き落とし額が30万以上あり、そんなに使っていたとは全く思っていなかったので心拍数が急上昇した。
最後は2月中旬から始まるリオデジャネイロのカーニバルに行って帰国しようと考えていたが、予算的に厳しいのでとりあえず1月いっぱいでブエノスアイレス、イグアスの滝、イグアス日本人居住区、リオデジャネイロを回ってから帰ろうと考えた。飛行機のチケットを調べるが、今までは安いと感じていた1万円も引き落とし後の口座残高からするとめちゃくちゃ高くて頭を悩ませた。
日本に帰って早急にお金を稼ぐ手段を見つける必要があるが、仕事やキャリアについて考えることを辞めてひたすら旅を楽しんでいた天国のような時間は終わり、限られた時間の中でこれからの人生をどうするかという重大な意思決定をしなければならない現実にハッとした。
急にやらなければいけないことが降りかかってきたが、調べ物をたくさんして頭がいっぱいだったし、すでに日付を越えていて明日のトレッキングのためにもしっかり寝る必要があるのでシャワーを浴びて明日の準備をして寝た。
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