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【アメリカ大陸縦断記 Day128🇵🇾🇧🇷】地球の裏側で受け継がれる日本の伝統

2/5(日)

近くのお寺で行われる節分のイベントへ。お坊さんはブラジル人だが、日本で9年修行していたらしくお経をすらすら唱えていた。参加者が順番にお焼香をしていて、小さい頃に親を真似してやっていた頃を思い出して懐かしくなった。

お経が終わると豆まきが始まる。旅行者は鬼の仮面をつけるよう言われ鬼役に。保育園か小学校低学年の時に豆まきをした記憶があるが、ついに投げられる側になったのかと時の流れを感じた。

はじめての鬼役👹

外には屋台がたくさんあって、地元の人が用意した焼きそば、唐揚げ、ラーメン、焼き鳥などが用意されていて日本のお祭りような光景が広がっていた。注文も世間話も日本語が飛び交っていて、本当に日本にいるようだった。

日本の田舎の夏祭り感

40年前に代官山から移住してきたというおばちゃんは「こうやって毎年行事をやってるからしっかりと伝統が守られていくんだよね」と話していたが、移住者がパラグアイに渡ってきた当時、すなわち数十年前の日本のまま今日まで受け継がれているので現代の日本よりもより日本らしい感じがした。

12時ごろみんなに別れを告げてマキさん、ジミー、ケビンと車に乗る。3人が元々住んでいたPedro Juanというブラジル・パラグアイ国境の町に一緒に行かせてもらうことに。

パラグアイ人がいつも飲んでるテレレ

ボコボコの道を進んでいると川を渡るために橋を動かす道があったり、大豆畑や牧場が一面に広がるのどかな景色の中を進んでいった。

橋を動かして渡るスタイル

6時間くらいで到着。道路を境に片方がブラジル、もう片方がパラグアイとなっている。パスポートコントロールが無いので両国を自由に行き来できるのがとても新鮮だった。

手前がパラグアイ、奥がブラジル

家は荷物を出した後なので物がほとんど無かったが、部屋がたくさんある立派な家でやはりお金持ちなのだと感じた。昼の屋台で買った焼きそばと牛丼を食べてシャワーを浴びると、疲れていたので早い時間に眠りに落ちた。

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