【旅日記】ベトナム・ホーチミン Day2
2023/11/23(木)
3時くらいに目を覚ましてから寝たり起きたりを繰り返し、しっかり起きたのは6時ごろだった。
シャワーを浴びてから朝ごはんを食べにロビーへ。おいしかったが、フルーツの鮮度は南米の方が上だと思った。
年末調整の対応をし、ホーチミンの観光スポットを調べていた。滞在日数を考えて今日の午前中にクチトンネルに行くことを決め、ホステルのレセプションで申し込んだ。
バスの中で同じツアーに参加していたイギリス人のジェームスと話していた。彼は政府機関の情シスとして働いていて、休みを3ヶ月とって東南アジアを旅していると言った。
「日本人は働きすぎというイメージがある」と彼は言ったが、実際何も言い返せなかった。今回、有給を二日とって五連休にしたが、日本の他の会社に比べると休みをとりやすいと思っていた。休みの長さで良し悪しをはかるわけではないが、3ヶ月の休みと比較したら三連休も五連休もどんぐりの背比べだと思った。
「給料もらえなくていいから休む」というのが日本でも普及したらいいなと思うものの、仮に自分がそれを行うことを想像すると色々とやりづらさがあるなと感じた。でも、ヨーロッパの人たちが1ヶ月くらいバケーションとれるのに日本でもやれないわけがないし、なんなら自分が会社を起こしてそういう休み方ができるようにして日本に広めたい、というモチベーションすら沸いた。
途中で一番前の席に座っていたカナダ人の女の子2人組が、それぞれ自分とジェームスの横に来た。
隣に来た彼女の名前はジョアナ。普段はナースをしていて、1ヶ月ほど休暇をとって東南アジアを旅していると言った。彼女の両親はポルトガル人で、家族を訪ねにポルトガルによく行くと言う。ポルトガルはこれまで行った中でもトップに入るくらい好きな国で、ポルトガルトークでとても盛り上がった。ブラジルで学んだポルトガル語で話しかけると、「ポルトガル語めっちゃ上手やん!」と言ってくれて嬉しかったし、もっと上達したいなとモチベが上がった。
彼女が住んでいるのはカルガリーの近くの町で、今は雪が降っていて去年は-30℃の日があったと言っていた。
近くに国立公園や湖がたくさんあり、夏はよくキャンプやハイキングに行くと言っていた。写真を見せながら楽しそうに話してくれたが、透き通るような水はとても綺麗で「カナダの美しい自然の中でキャンプをする」がバゲットリストに加わった。
障害を持つ人が手作りで作品を作る工房を見学した後、クチトンネルに到着。爆弾を落とす際に隠れた穴に実際に入ってみたり、落とし穴を見せてくれた。説明を聞いている途中、近くの射撃体験場からひっきりなしに銃声が響き渡っていて、たった数十年前にここは戦場だったのだと肌で感じた。
地下道に入るとかなり狭く、身を屈めながら進んでいくので足腰のトレーニングのようだった。外に出た時には汗をかいてヘトヘトだった。
バスに向かう時に女の子二人組に話しかけたが、一緒に旅行していると思いきや今日初めて会ったと言っていた。二人はドイツ人とオランダ人で、「南米を旅していた時、ドイツ人とオランダ人の旅人めっちゃいたよ!」と言うと、「私たちはどこにでもいるよ!」と言って笑っていた。
彼女たちは基本的にフレンドリーな一方、帰りのバスでは常に話してるわけではなく、1人でスマホをいじったり、なんというか自分の時間も大切にしていて、同じく一人の時間も程よく欲しい自分とも相性がいいなと思った。他方、フランス人やスペイン人など南ヨーロッパの人はとにかくおしゃべり好きな人が多く、国民性の違いというのは本当にあるんだなと思う。
ホステルに着くとロビーに預けていた荷物を受け取りエアビーに向かった。お腹が減っていたので近くの市場でバインミーを買う。相変わらず美味しいが、またもや青唐辛子を食べてしまい1人で悶絶していた。
エアビーは入り口がわかりにくそうだったが、事前の案内のおかげもあってスムーズに入室できた。ボロボロのビルの3階にあったが、中はリノベされていて綺麗で快適だ。今日から合流する友達から、空港からGrabで向かっていると連絡が来たのでゴロゴロしながら待っていた。
友達と合流してからは少し休んで明日のメコン川ツアーの予約した後、外に出た。
両替所で換金をして隣の市場を少し見た後、夜ご飯を食べに近くの店へ。メニューを見るとベトナム料理が一通りあるし、値段も良さそう。なにより、地元の客しかいなかったのが最も信頼できるポイントだった。
フォー、春巻き、肉と色々頼んだがどれも最高においしかった。値段も結構すると思いきや3人で4000円くらいでめちゃくちゃ満足だった。
その後はマッサージへ。せっかくだしと90分コースを頼んだ。ふくらはぎや首筋をゴリゴリされて痛かったが、めちゃくちゃ耐えているとあっという間に90分が経過した。
その後はエアビーに帰って横になるとそのまま寝落ちした。