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【アメリカ大陸縦断記Day43🇨🇴】スペイン語で映画鑑賞 コロンビア人はやっぱり最高

11/12(土)

昨日の雨から一転、今日はいい天気。ランニングはいつもと違うルートを進んで景色が新鮮だった。筋トレをしてプールに入って日光にあたりながらアツアツのコーヒーを飲むのは至高のひとときだった。

幸せを感じる

朝ごはんを食べながら「ケベックの友達とごはんを食べたときにフランス語で話されて何も分からなかった経験があるんだけどめちゃくちゃ失礼じゃない?」とトーリーが言えば、「英語じゃなくてフランス語で話そうと言われたのでそうしたらお前のフランス語は何言ってるかなるか分からないからやっぱ英語でいいよ」というフランス人のエピソードをマックスが紹介して、フランス人(ケベックはカナダ人だが)はフランス語にプライドを持っていて高飛車だというイメージは世界共通なんだなと思った。これまでは3人のときは英語で話していたが今日は自然とスペイン語で話していた。3人とも同じくらいのレベルなので、言葉がスムーズに出なくてもあせることはないしお互い教え合っていい練習になる。その後は洗濯やプールの掃除をしていた。

11時半にアドリアンとアルレイが車で迎えに来てトーリーと4人でMeta Departamento県都のVillavicencioへ。2人は地元に住む年齢が同じくらいの生徒で、昨日授業の後に話していて明日映画を観に行こうとなった。1時間ほどで映画館のあるモールに到着したが、終始ずっと話していてあっという間だった。

途中でパイナップルを買った🍍

映画のチケットやアイスを買うときに払おうとすると「2人はゲストだし払わせて」と全部奢ってくれたが、申し訳なさを感じつつもその優しさが嬉しかった。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』をスペイン語吹き替えで観たが、前作を観ていたのとジャンルがアクションなので大まかなストーリーは把握できたものの細かい会話を理解するのは難しかった。

帰りの車でも色々な話題で盛り上がったが、改めて日本の交通機関やコンビニの凄さを実感した。ガソリンスタンドにあるお店に寄ってビールを買って話り合ったが、話が盛り上がって結局2時間以上いた。給料の話もしたが、日本やカナダと比べるとコロンビアの条件は良くなく、アルレイもアドリアンもより良い暮らしをするために外国で働くことを目指していてそのために英語やプログラミングを勉強していると言っていた。それを聞いた上で今日2人が全て支払いをしてくれたことを思うと、彼らの心の底からの優しさを感じた。

「コロンビアの田舎まで来てスペイン語を勉強しながら英語を教えているショウとトーリーは可能性しかないよ」とポジティブな言葉をかけてくれた。人との繋がりこそが旅で得られるいちばんの財産だと思っていて、先生・生徒の関係以前に友達として仲良くなれたことがとても嬉しい。「今まで行った国でベストはどこ?」と聞かれてコロンビアと答えたが、決してお世辞ではなく出会った人全てが優しくてフレンドリーで彼らと一緒にいるとポジティブな気持ちになれる。

家に帰ったのは20時半すぎで、朝にホセとフェリペが準備していたTamalを食べながら充実した1日だったねと振り返っていた。ホセが通りかかったので呼び、これまでどんな仕事をしていたかとかここに引っ越す前のボゴタでの生活について聞いていた。

米、鶏肉、豆、じゃがいもをバナナの木の葉で包むTamal

遠出してスペイン語で映画を観てビールを飲みながら語り合ってととても濃い1日だった。充実感を伴った疲れを感じつつ日記を書いてから寝た。

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