【アメリカ大陸縦断記Day49🇨🇴】コロンビアの華金は「飲んで踊って気づけば皆友達」
11/18(金)
朝ごはんはchanguaというスープを食べたがとてもおいしかった。午前中は小さい子向けクラスの授業の準備をしていた。YouTubeで見つけたゲームとビンゴ、自己紹介のアクティビティをやると決めてプリントを作っていた。時間がかかってしまったが久々に気合を入れて準備し授業に臨んだ。
まずはアルファベットのブロックを使って4文字の英単語を作るゲームを行い、飽きてきた様子が見えたタイミングで用意していたゲームを始めた。楽しみながら取り組んでくれてホッとしていたが、途中から本来誰かの手の中にカードを入れるのをポケットや服の中に隠し始めてゲームが成立しなくなった。彼女たちは一度ふざけ出すと止まらない。自分がゆるすぎる故のクラスマネジメント力不足が原因だと思っているが、かといって厳しく接することはできないし、良い緊張感を持ちつつ楽しむというバランスがとても難しい。こんな感じだと将来娘ができても甘やかしっぱなしで苦労しそうだなとふと思った。
残り20分はビンゴをやったが、ぐだぐだしながらも何とか楽しんでくれてよかった。今日は気合を入れて準備したこともありやることがなくなるということはなかったし、マンダリンオレンジを1つもあげずに済むくらい生徒が夢中に取り組んでくれていた。
後半は3クラス合同で人狼をやったが、生徒の表情を見ていてもさすがに英語で理解するのは難しいようだった。
授業が終わった後アドリアンの車でトーリーとケイティと町へ。バーに着くと隣の店で働いていた女の子が声をかけてくれて「誰だっけ…?」となったが、ハロウィンパーティーで出会ったルイサの友達だと言われて思い出した。彼女は15歳でバーで働くのは当然違法だが、免許を持っていない状態でバイクを運転している生徒が多いのと同様にここでは暗黙の了解らしい。はじめはビール、徐々にウォッカやAguardienteというショットも飲むようになって体温が上がっていった。
途中で隣の席で飲んでいた陽気なおじさんが合流した。彼はメデジン出身で「パイサ」と呼ばれていて、店員や露天売りの人も巻き込みつつあっといういう間に卓を支配した。多くのコロンビア人から「メデジンの人はおしゃべりが大好きで楽しい」と聞いていたが、彼を目の前にしてその言葉に納得した。「こんな陽気な人がたくさんいたらそりゃ楽しいよな」と思ったのと、「メデジンはまじで美人が多い」というコロンビア人の評価も併せて次の目的地はメデジンにしようと決めた。
明るい雰囲気の中いい感じに酔いが回り、気づけば別の卓の人と仲良くなって電話番号を交換したりしてコロンビア人のフレンドリーさは改めて最高だなと感じた。
その後ダンスフロアがあるバーに移動。ケイティとサルサやバチャータを踊ったが息が合っていてとても楽しかった。レゲトンが流れた時にはスーパハイテンションで踊っていて、フランスに留学していた頃にコロンビア人の友達とクラブに行った日々と重なった。
2時すぎにバーが閉まったのでアルレイの家に行った。テキーラをかなり早いペースで飲んでいて、意識はあるものの自分の行動や言動を制御できない状態まで酔っ払い、その後は気付いたら寝ていた。
今日はコロンビアに来てから初めてナイトライフを堪能したが、飲んで、踊って、コロンビア人のフレンドリーさに触れて、と思い出深い1日になった。