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【題未定】月を撮る【エッセイ】
月を撮ることが最近のひそかな楽しみだ。実際にはそれほどたくさん撮っているわけでもなければ、綺麗撮れているわけでもない。三脚を使わずにAFを合わせて、シャッターを切る。シャッター速度や露出を少し弄ってはいるが、撮る段階では自然に撮っているだけで、特段の工夫をしてはいない。
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f/5.6 1/320秒 ISO-1600
これはM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6の標準望遠レンズで撮ったものだ。35mm換算でも300mmの画角ではこのサイズまでにしかならないようだ。当然ながら、Lightroomで露光量などをいじったものだが、レンズの性能から大きさが小さくなってしまった。
そこで先日、満月となった日に撮ったのが以下の写真だ。
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f/6.3 1/400秒 ISO-200
こちらは同じレンズで撮ったものだが、切り出したものになる。このサイズになるとなかなか迫力を感じる大きさになってくるのが分かる。こちらについてもLightroomで編集したものだ。
正直なところレンズの性能や焦点距離の長いレンズを使えばもっときれいに映るのかもしれない。あるいはマイクロフォーサーズではなく、フルサイズを使えばより精細になるのかもしれない。しかしまだまだ現在のカメラやレンズで出来ることも多い。それらを試すのが先だろう。
現在、私が所有するレンズの中で最も焦点距離が長いものは300mmのAマウント、マニュアルレンズである。これは旧ミノルタのフィルムカメラ用のレンズで、これにマウントアダプタを利用して使用している。これならばフルサイズ換算で600mmとかなりの大きさに撮ることができるはずだ。
ところがこのレンズには大きな欠点が存在する。重すぎる、長すぎること、そのために手持ちでの撮影に不向きということだ。そこで先日、三脚を購入した。Amazonのプライムデーにおいて6000円程度のローエンドモデルの三脚だ。
今度撮影するときは、三脚を立ててシャッタスピードをかなり低めに設定してみたいものだ。手振れを一切気にすることのない世界を堪能できると期待している。新しい機材を試すことは、いつも新たな発見と喜びをもたらしてくれる。これからも写真撮影の楽しみを追求していきたいものだ。