ハギを求めて鎌倉散策
1年じゅういつ訪れても四季折々にいろいろな表情を見せてくれる町、古都鎌倉。9月といえばまず思い浮かべるのはヒガンバナですが、今年は開花が遅れている様子。ヒガンバナはまたの機会に譲ることにして、今回はハギの花を求めて鎌倉散策を楽しみました。2020年9月
■さて歩こう、その前にいきなり休憩
今回の起点は北鎌倉駅。4連休中ということもあり、駅前は結構な人出です。歩き出す前に駅のすぐ横にある和菓子の店「こまき」に立ち寄ります。
こちらは季節に合わせた和菓子を出してくれるお店で、この日は敬老の日にちなみ、菊が練りこまれている「延寿」をいただきました。
エネルギー補給も十分、早速歩き出します。
歩き始めてすぐに円覚寺の入口があります。1889年(明治22年)に開通した横須賀線により境内と分断された円覚寺の前庭部には、鎌倉幕府八代執権北条時宗にまつわる白鷺池(びゃくろち)があります。
■鎌倉五山第四位 浄智寺
縁切り寺として有名な東慶寺の前を過ぎて浄智寺に入ります。このお寺は鎌倉五山第四位の格式高いお寺。入口にかかる橋の苔が美しい!
鎌倉唯一の唐様鐘楼門の手前に本日最初のハギを見つけることができました。
仏殿の仏様をお参りしてから境内をひと回り。ヒガンバナはまだ一輪しか咲いていませんでした。
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季節限定で公開される長壽寺前の信号を渡ると、鎌倉七口(七つある鎌倉への出入り口)のひとつ 亀ヶ谷坂となります。坂の右側の土手には最初は赤、続いてまだら模様の、そして白のハギが今が盛りと咲いています。さらに進むと壁面はハギから一面シダへと変わります。
■海蔵寺門前のハギと浄光明寺
鎌倉のハギの名所として絶対に外せない海蔵寺。門前も境内もハギの最盛期でした。海蔵寺の象徴ともいえる赤い番傘と一緒に写真に収めます。
鎌倉駅方面に進む前に、浄光明寺に立ち寄ります。こちらは本堂前にハギが咲いていました。
事前に調べてはいませんでしたが、重要文化財の阿弥陀三尊像が公開されているということで、奥に進みます。
さらに奥に進むと「十六夜日記」の作者として知られる阿仏尼の息子で冷泉家の祖である菅原為相(ためすけ)の墓と伝わる宝篋印塔があります。
浄光明寺を出て鎌倉駅方面に向かいます。「亀がひっくり返るほどの急坂」との由来があるといわれる亀ヶ谷坂などを歩いてきたので、少々疲れました。小町にあるバニラビーンズで休憩します。
【注意】バニラビーンズ鎌倉店は、2021年10月1日現在休止中です。
飲み物だけとも思いましたが、せっかくなので「バニラビーンズフォンダンショコラ」をいただきました。
■最後に
鎌倉でハギといえば宝戒寺があまりにも有名ですが、観光協会の公式サイトによるとこの日は開花がまだ十分ではないとのことでしたので、今回は立ち寄らずに次回の楽しみに取っておくことにしました。
※2021年9月に宝戒寺を訪れたときの様子をブログに書いていますので、よろしければご覧ください。
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ありがとうございます!ホッピーを買おうと思います。