いざウユニ!<前編>―3月の振り返り編#3―
前回は、スクレに来た元同期隊員を案内した日々について記載しました。
今回は、いよいよボリビアイチ有名(?)なウユニ塩湖(前編)をお伝えします!
―3月の振り返り編― 目次
1.1カ月ぶりのラパス、JICA全員集合!
2.帰国前にスクレ案内
3.いざウユニ!<前編> ←今回はココ
4.いざウユニ!<後編>
5.タラブコ村のおまつり
6.3月のJICA海外協力隊活動
スクレからポトシ:バス移動
6時に自宅を出発。
まだ暗い道をバスターミナルまで歩いて向かいます。
ほぼGoogleMap通り30分で到着。
安全を考えればタクシーを使うべきでしたが、早朝の街を歩いてみたい気持ちが勝ってしまいました…。
(今はこのくらいの距離の早朝・薄暮以降移動は、もっぱらタクシー使ってます。。。)
今回はポトシで乗り継ぎ、ウユニへ向かいます。スクレからウユニの直行便は現在夜行しかなく、JICAボリビアの規定で雨季の夜間陸路移動は禁止されているので、乗り継ぎで向かうことに。
朝7:00出発の便で30分前には到着するように、とのことで6:30前に到着。
ネットで買った証明をバス会社の人に提示して「待つように」との指示。
その間にバスターミナル使用税を支払います。1.5Bs(うる覚え…。)でチケットを買い、バス乗り場へ行く際に係員へ提示。
どこのバスターミナルでも、使用税はかかるので買うことは覚えておいた方がよいです。
使用税もぎりの仕方は様々で、乗り場に行くときやバス乗車前、バス乗車後に係員へ提示など様々です。
結局7:00まで特に動きは無く(ボリビアあるある)、バスへの搭乗案内。
基本的にバスチケットは当日乗る前に買うのが一般的なようで、同じ路線であれば価格交渉もできるみたいです。
そして7:00過ぎに出発。ここからが面白い。
空席を埋めるために、出発後でもバス会社のお姉さんが声かけて乗せる乗せる。
最終的にスクレ中心市街地から2-3㎞程走ったところまで声をかけ続け、そのあとお姉さんは降りていきました。
日本だと高速バスで途中乗車などは全く考慮されていないので、「ボリビアに来たなあ」と実感しました。笑
バスは4列。足置きもほぼ無い観光バスタイプ?だったのですが、そこまで不自由はしませんでした。途中、人里離れた地域ばかりを通行するので、私の使用するTIGOでは圏外でした。
そんなこんなで11時前にポトシへ到着。約4時間の旅でした。
いずれポトシ観光もしたいので、本数がいくつかあることと、所用時間の目途が立ったのは収穫でした。
ポトシからウユニ:バス移動
実は、ポトシにはバスターミナルが2つあり、スクレから到着したバスターミナル(新しい)とウユニ行き便が出発するバスターミナル(古い)は割りと離れていました…。
バスターミナルを出たところでタクシーを捕まえて移動。
スバルのレガシイツーリングワゴンだったので、「日本からきてスバルの車乗れたの嬉しいよ」と話すと、めちゃくちゃおしゃべりなお父さんで、道中ずっと日本のことをべた褒めしてくれました。
ポトシに(多分)日本人いないので、余計珍しかったのだと思います。笑
10分ほどで到着。
降りるなり色んなバス会社の勧誘攻撃を受けましたが、すでにウユニ行き買ってあると伝えたら、サーっといなくなりました。笑
移動疲れで食欲もなく、ある程度荷物を持っていて動きにくかったこともあり、2時間ほどバスターミナル内で時間つぶし。
軽食にサルテーニャを買ったぐらいにして、あっという間に12:30の出発時間。
今回のバスは少し小ぶりですが3列シートの1列側に座ったので勝ち確定です◎
足置きもあるのでゆったり。
12:30出発→17:00過ぎにウユニへ到着!
出発直後の給油でトラブルがあったり、途中で乗降する客(これは運転手の小遣いになるのか…?)があったりしましたが、概ね時間通り。
ほぼ寝るか景色見るかの2択でしたが、そんなに苦にならない旅でした。
バス旅
ちなみに、今回は初の私的旅行だったので、事前に行き帰りのバスをネット購入しました。
片道65Bs+手数料などで往復165Bsほど。
1Bs=20円ほどなので、スクレーウユニの日中往復(乗り継ぎ)がだいたい3,300円。
安い!
もちろん現地水準の生活費で生活している我々にはそれなりの出費、かつ片道で丸一日潰れるので、それなりの手段ではあるのですが、初めてのバス旅でもあったのでワクワクしていました。
この旅以降は、バスターミナルで直前に買うことがほとんどです。
とうとうウユニへ降り立つ!!
早朝6時から約11時間続いた移動もとうとう終わり、ウユニ市へ到着しました。
車道が広く、茶色いレンガ造りの建物が多いのが印象的です。
あとは風がすごい!
周囲は山に囲まれているものの、ひたすら平原が続く標高約3,700mのエリアなので、風が強いタイミングが多い印象です。
それで土ぼこりが舞い上がり、街を歩くだけでも目に土ぼこりが入って大変…。
日差しも強いので、ほぼ常にサングラスをしていました。
ウユニのバスターミナル(バスが集まる道路)から予約したホテルまでは徒歩約15-20分。
想ったよりも数の多い野犬に怯えながらホテルへ。
ちなみに、タクシー市内移動はだいたい5Bs/人。2人で乗ると10Bsとか取られるのでご注意を。安いですけど。
今回選んだホテルは、Asian Hotel
立地はあまりよくないですが、その分内装のきれいさ・充実度とアメリカンブレックファスト付き、それでシングル2台の部屋が2人で3泊622Bs(≒12,440円)はコスパ良いなと思いました。1泊2,000円/人ほどと考えるともう少しイメージ湧きやすいでしょうか。
スタッフも人当たりのいい人ばかりで良かったです!
ホテルでゆっくりしたのち、少し予定を押して来たラパスの先輩隊員Rさんと夕食へ。22:00頃だったのと翌朝3時にホテル出発の予定だったので、カフェで軽く。
あんまり変なものを食べてウユニを楽しめなくなるのを避ける意味合いもありました。笑
サッと食べたらホテルに戻って早めに就寝しました。
いざウユニ塩湖!
午前2時半、起床。
前夜に身支度を済ませていたので、すぐに部屋を出ました。
ホテルから出ようとするとホテルで入り口の鍵が…。
ホテルのHPに書いてある電話番号に電話しても誰も出ず…。
インターホンがあったの押してみるが、誰も出てこない…。
翌朝3時にホテル出るって伝えてたのに、、、
「え、出れないじゃん…。」
と思ったその時、宿直室的なところからおじさんが。
無事ホテルから出れました。
午前3時ちょっとすぎ、ホテル前にツアーの方が迎えに来てくれました。
今回お願いしたのは、現地ガイドをしている岡野さん。
タリハの元協力隊員で、タリハにご家族をもって単身赴任でウユニでガイドをしているそうです。
インスタで知り、今回ツアーをお願いすることになりました。
今回のツアーの大まかなコンテンツはこちら。
・月明かりの元で夜間撮影
・日の出鑑賞・ティータイム
・朝日で水面反射撮影
・塩湖内で朝食
・万国旗の島など
・天空の階段、塩のブロック切り出し場など
・水面反射写真撮影
・トリック写真撮影
・塩湖内で昼食
・日没鑑賞
・塩湖内で夕食
・星空観賞
・列車の墓場で月明かり下での夜間撮影
これが午前3:00~23:30の行程です。
想ったよりハードでした笑
一番は環境が厳しかったです。
日が照らない朝晩は寒く、風が吹くと屋外に居れないほどです。
反対に日中は日差しが強く、かつ塩湖はしたが白いので反射して恐ろしいほど日焼けします。定期的に日焼け止めを塗らないと本当にやけどします。
あと、私たちは問題ありませんでしたが、富士山と同じくらいの標高なので、高山病も観光客が苦しめられる問題の1つです。
ただ、それら過酷な環境であっても、ウユニで過ごした時間はとても素晴らしく、一生の思い出になりました。
それらの光景は写真で振り返っていきます。
次は…↓
4.いざウユニ!<後編>