帰国前にスクレ案内―3月の振り返り編#2―
前回は、ラパス出張について記載しました。
今回は、帰国直前の先輩隊員Aさん最後の旅行をお伝えします。
―3月の振り返り編― 目次
1.1カ月ぶりのラパス、JICA全員集合!
2.帰国前にスクレ案内 ←今回はココ
3.いざウユニ!<前編>
4.いざウユニ!<後編>
5.タラブコ村のおまつり
6.3月のJICA海外協力隊活動
ラパスから出発
この日は、ラパス→サンタクルス→スクレという行程での移動です。
朝の渋滞が怖かったので6時起き7時ホテル出発して空港に向かいます。
前夜割と遅くまで懇親会をしていたのですが、そこまで影響が無く安心。
しかしながら、さすがにラパスは朝晩も寒い。シャワーを浴びるときもちょっと震えながら浴びました。(スクレの隙間風だらけの家よりはマシ…?)
ホテルにお願いしていたラジオタクシーが来て、いざ空港へ。
朝&土曜ということで、全く道路が混んでおらず25分くらいで到着。運賃は100Bsでした。
飛行機は9:30くらいなので本来ならめちゃくちゃ早すぎるくらい。もちろん渋滞回避というのもありますが、元2019-2同期Yさんが南米旅行でボリビアに来ていて、サンタクルスに移動するというのでVamos朝食(朝食食べましょー!の意)。
ちなみにAさんも私と同じ飛行機です。
空港到着後Aさんに着きましたと連絡。
すると、「7:30に起きて35分に出ました…」との返答。。。すごすぎる。
先に到着していたYさんのチェックインと超過荷物支払をお手伝い。
この辺りから、私の体調があまりよくない。トイレに何度か駆け込む。
そのうち8時頃にAさんが到着。早い!
3人で保安検査を通って空港内のカフェで朝食。
この辺りから本格的に体調が悪く、頼んだフレッシュジュースも飲みきれずにトイレへ行ったり来たり…。なにも心当たりがないのでめちゃくちゃ気持ち悪い…。
(写真無し…)
サンタクルスで乗り換え
なんとか飛行機に搭乗してサンタクルスへ。
この辺りが一番体調悪く、乗換便待ちの間に座るベンチを探すものの空いてない。
そんな時、空港内に仮眠をとれる施設があり、1時間仮眠をとることに。
最低グレードで70Bs、必要経費でした。。。
私の休憩中、AさんYさんは昼食。Yさんとはここでお別れなので、ご一緒したかった…。
Yさんはラパスからサンタクルスへ戻ってくる元同期隊員を待って、ここからオキナワ移住地に行くそうです。うらやましい!
1時間の仮眠はほぼぐっすり。
1時間後AさんYさんと合流し、Aさんと私は保安検査へ。
Yさんは帰国後しばらくしたらカンボジアへ再派遣されるので、しばらく会えなくなります。アディオス!
スクレDay1
Aさんとサンタクルスからスクレ行きの便に乗り約1時間、スクレに帰ってきました。
空港タクシーで自宅まで向かいます。
自宅到着後は、Aさんに鍵を託して私は早々に就寝。
途中で起床すると、ちょうどAさんが夕食をとっているところでした。
近所のスーパーで購入したチョリソーにスクレのビールを合わせていておいしそうですが、私は食欲がなく…。
私にたまご粥を作ってくれていたので、ありがたくお腹に収めてまた就寝しました。
Aさんには布団をお貸ししましたが、リビングのソファで寝てもらうことに。「どこでも寝れるから大丈夫!」と言っていただいて、体調の悪い私は助かりました。
スクレDay2
この日、Aさんは伝統的な織物の産地タラブコ村へ。私も同行予定でしたが、折からの体調不良で断念しました。
この日は日曜日。タラブコ村では、毎週日曜日に織物市場を開催しており、それに合わせて訪問するということでした。
ということで、早朝にお見送りへ。実はAさん、タラブコ村からスクレへ織物販売に来ていたお母さんと知り合いになり、連絡を取っていたとのこと。
たまたまタイミングが合ったので、タラブコ母さんと一緒にスクレからタラブコに行くとのこと。
スクレ中心部の公園付近で待ち合わせ。
そのうち1台の車が。
「NOSAI」
そう、日本の農業共済で使われていた車でタラブコ母さんは来ました。ヴォンヴォンとマフラー音のすごい車です。
タラブコ母さんに私も挨拶して、さようなら。お見送りしました。
(タラブコ村訪問については、3月の別記事でUPします!)
この日は、洗濯や家の掃除などを体調見ながらやっていました。
食事もAさんが作ってくれたおかゆなど。
そうこうしているともう夕方。
スクレに戻ってきたAさんと、行きつけのカフェで夕飯。このカフェで食事したことがほぼ無かったので新鮮でした。
頼んだのはPork bowlという具材を選んで作るどんぶり。キヌアを選びましたが、めっちゃお腹にたまりました。
まだ体調が戻ってなかったこともあり、半分はお持ち帰り。
スクレDay3
この日は大学農学部のヨタラ村キャンパスにAさんをご案内。
早朝7時大学発のバスに乗り30分弱。
少し標高が下がったところにあるので緑豊か。そして農学部のヨタラ村キャンパスには圃場や家畜もいるので、Aさんは自然を体感出来て満足!と。
その後村内散策。ヨタラ村には、チチャというトウモロコシを発酵させて作ったお酒を造るお店がいくつかあり、そのうちの1つを訪問。
全く場所が分からなかったので、商店のおばちゃんに聞いて路地に入っていきようやく発見。
ココナッツの身を半分に割ったような容器になみなみと注がれたチチャ。体感300mlくらいで50円ほど。安すぎる!
味はトウモロコシが香り、酸っぱめで甘さはほぼ無し。トウモロコシ版のどぶろく(にごりり酒)といった感じでしょうか?
オープンエアーな空間に、地元のケチュア語を話すおばちゃんたちが井戸端会議。とてもいい空間でした。
その後キャンパスに戻り、帰りのバスに乗車。
早めのお昼として、お気に入りのカフェレストランへ。ここでは私お気に入りのモンドンゴが食べられます。
Aさんにも気に入ってもらえてよかったです。
午後はそれぞれ別行動をして、夕飯はスクレ在住のTさんも交えて中華料理。
楽しすぎてあっという間でした。
スクレDay4
最終日。午前中はお休みをいただいて、Aさんと軽くハイキング。キリスト教系の像がある山のてっぺんまで歩きました。
結構な階段を上り、2時間ほどかけて山頂へ。めっちゃ汗かきました。
ケチュア語を話す人たちがお祈りをささげていました。
あまりこういう場面は街中で見ないので新鮮でした。
車でも来れるところのようで、帰りは車道を通ってゆっくり下山。
市街地まで戻ってきて、少し丘になっている展望台のカフェへ。
眺めの良い景色を見ながらホットサンドとキウイジュースを。汗をかいた後に酸味の効いたジュースは美味しかった~。
そしてお昼過ぎ、Aさんをお見送り。
知り合いのタクシー運転手に来てもらい、空港へ送ってもらいました。
これがAさん帰国前最後のお見送り。色々ありがとうございました!!
次は…↓
3.いざウユニ!<前編>