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いざウユニ!<後編>―3月の振り返り編#4―
前回は、ウユニ旅行前編、といっても、見どころはほとんど写真等でお伝えしてしまいました。
なぜ前後編なのか…。トラブル連発、でも色々と結果オーライな後編をお伝えします!
―3月の振り返り編― 目次
1.1カ月ぶりのラパス、JICA全員集合!
2.帰国前にスクレ案内
3.いざウユニ!<前編>
4.いざウユニ!<後編> ←今回はココ
5.タラブコ村のおまつり
6.3月のJICA海外協力隊活動
ウユニツアー翌日
深夜まで続いたツアーから帰投した翌日
無料の朝食を食べる気力もなく、何度寝か分からない惰眠をむさぼっていました。
当初、12日午前も一部ツアーが続くはずでしたが、「絶対疲れるだろう」ということで短くしてもらいました。その通りになり、過去の判断に感謝です。笑
ようやく昼頃起き上がり、Rさんと2人で街へ。
街を散策しつつ、昼営業しているお店を探します。
一度乾季に来たことあるRさんによるとお土産品店が並ぶ通りが、比較的観光客向けだけど食材的には安心(笑)ということで、ピザ屋さん(?)へ。
ピザやパスタを注文して待っていると、アジア人風の人が入店。
「Staff?」と聞かれて、「いや、お店の人は向こう」と応えて、しばらく観察。
個人的には日本人ぽいなと思ったので、Rさんと声をかけてみることに。
一応英語で「Are you Japanese?」「Yes」
そこからは日本語で挨拶。笑
話してみると、私と同い年でボリビア・ペルーに観光に来ているK君でした。
リャマ肉を探して食べに来たそう。
転職する際のギャップ期間を使って旅行しに来たそうで、良いなあと思いました。
ひとしきり食事をしながらしゃべった後、K君がこの後参加するツアー用にサングラスと帽子を買うとのことで、ついていくことに。
サングラスは適当なお土産屋さんで少し価格交渉して購入へ。
この日は日曜日で、メインストリートで青ぞら市場をやっていたので、そこで帽子を調達してもらうことに。
ここウユニは観光地だからか、他の場所に比べて値下げ交渉がほぼ通用しない。。。
(自分が納得すれば、あんまりぼったくられること無いので、交渉しなくていいんですけどね!)
最終的にK君は露店で売られていた帽子を購入して、ツアー参加のため去っていきました。
私とRさんも、お土産品店を見て周ったのち、それぞれ街の散策とウユニ散髪に出かけて夕飯時にまた集合することに。
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ONSEN!?
私は街の散策を終え、ホテルに戻って一休み。
すると先輩隊員Rさんからメッセージが。
「昨日ガイドしてくれたOさんから温泉いかないかってお誘い来てるんですけど…。」
速攻で「行きましょう!!」とお返事してホテル集合。
Oさんがまたホテルまで迎えに来てくれて、いざ温泉へ!
ポトシへ抜ける道を走ること約1時間、
「Balneario Comunidad Calerias」という名前の温泉へ到着。
終了間際で片づけ始めているところでしたが、まだお客さんもいるということで、少し割引価格で入浴できました。
(Oさんによると、チケット切らずにそのままお小遣いにするんだろう、とのこと。)
着替えできるスペースがいくつかあり、温泉風の小型プールという感じ。
温度は、まあぬるい。人肌ほど。
岩盤をくりぬいた浴槽で、苦労して作ったんだろうなと想いを馳せます。
浴槽の深さは割と深く、180㎝ちょいの私が足をついて顔を出せるくらいです。
もちろん日本ではないので、水着着用。(無かったのでパンツ。)
隊員によってはアパートに浴槽のある人もいますが、私は無いので、久しぶりに全身浸かり久しぶりの硫黄の香りに大満足でした。
Oさんに源泉?まで案内して頂き、とても大満足の温泉ツアーとなりました。
(この温泉往復はご厚意で連れて行っていただきました!感謝です!)
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リャマ肉
温泉ツアーも終わり、ウユニへ帰投。
そのまま、Oさん含めて3人でリャマ肉が食べられるお店へ!
とうとう念願のリャマ肉です。
前回赴任時も高級店で食べたような気もしますが、ステーキ肉が食べられるということで楽しみにしていました。
お店は、ウユニ市街地中心部からほど近いところ。お店の外でグリルを使って肉を焼いているので、一瞬でわかります。
2,3店舗並んでいて、どこに入ってもだいたい同じとのこと。
このお店では最初に注文して支払い、サラダバーを食べながら待ちます。
不織布がかけられてありますが、ハエがたかっていて不安なら食べないことをお勧めします。笑
私はがっつり栄養補給しました。笑
リャマ肉の選択肢は2つ。
・Costilla(コスティージャ:リブ・肋骨)
・Chuleta(チュレータ:チョップ・ロース?)
コスティージャの方が脂分が多く、チュレータの方が多少さっぱりしている。
私が選んだのはさっぱりしているチュレータ。
豚肉と牛肉の良いとこ取りのような触感と味で、シンプルな味付けが最高に美味しかったです!
やはりこちらはお肉が美味しい…。
コスティージャも少し食べさせてもらいましたが、すごい脂!美味しいけど、脂のおかげで全部は食べれないかも…。
ぱさぱさのお米のおかげで、脂が美味しく感じられたので、ぱさぱさのお米も適材適所だな、と笑
部位は好みがあると思います!
ウユニへ行った際はお試しあれ。
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再会と道路封鎖と…
金曜にスクレから移動して来て、土曜終日ツアー、日曜は休息と温泉、リャマ肉を楽しんだウユニ旅行もいよいよ打ち止め。
明けて月曜朝です。
この日は10:30出発のバスに乗車予定なので、そこまで急いではいないが、7時頃から帰宅準備を進めていました。
すると1通のメッセージが。
「ホテル着いた!」
南米旅行している元2019-2次隊ボリビア派遣同期Mでした。
元々南米旅行している話は聞いていて、この日夜行バスでウユニ到着予定で、到着時間が未定だったために「会えたら会おう」と話していました。
思ったより到着が早かったのに驚きましたが、早速待合室へ。
Mは、日本在住のボリビア人4人家族と来ていました。
Mとは出国直前に東京で会っていたので、そんなに久しぶりではなかったのですが、まさか日程的にウユニで会うことになるとは驚きでした。
みなさんにガイドOさんが良かった、と紹介し、一緒にホテルの朝食へ。
今回のホテル泊で初めての朝食です。先輩隊員Rさんはまだ寝ていたので、一応連絡して食事。
そして食事を済ませたら荷造りと身支度のためお別れを告げて部屋へ。
荷造りがひと段落してニュースを見ていると、
「各地で道路封鎖。ポトシ周辺も」と。
え??
そのルート通って帰るんですが…。
まだ時間があったので情報収集していると、JICA事務所から電話が。
「オルロ周辺で道路封鎖があり、移動中止とホテル滞在延長の命令を検討しています。」と。
ラパスまで行く道路が同様に道路封鎖ということで、Rさんにも同様の連絡が来て、ひとまず待機に。
そのうち、Rさんは帰れるかもしれないということでバスターミナルへ。一旦お別れ。
私は結局10時前頃に待機命令が出て、延泊することにしました。
そして、Rさんもバスが出れなくてホテルに戻ってきました。
2人そろって延泊確定です。
バタバタ帰り支度と情報収集していましたが、急に暇に。笑
とりあえず2度寝(?)しました。
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Re:リャマ肉
なんやかんやでお昼は前日と同じ付近のお店でハンバーガーを食べ、街の散策など。
唇も日焼けしてしまったので、ハンバーガー食べるときめっちゃきつかったです。泣
そして夕飯。
日本人観光客K君とM、Rさんと4人でリャマ肉を食べに行きました。
今度は前夜の1つ隣のお店へ。
こちらの方が少し雑然としている印象。ただ、メニューや内装、システムはほとんど変わりません。
前夜と同じく脂の少ないチュレータを選択。
うん、同じくらい美味しい。
まさか知り合いやここで知り合った人含めて4人ほぼ同世代で集まるとは思わず、話も弾みました。
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ラパスへ
色々帰るルートに悩んだのですが、せっかくの機会なので、Rさんとラパスまで行くことにしました。
ホテルでMに別れを告げ、Rさんとバス乗り場へ。
この時点では、まだバスが出るか分かっていません。
バスターミナルで聞き込みをしていると、大型バスはいづれも道路封鎖の影響で出発見合わせ。
そんな中、かろうじて聞こえた「Oruro~」を頼りに聞き込みしていると、1台のハイエースがオルロへ行くと。
一般的なバス相場の2~3倍(100Bs)するのですが、背に腹は代えられません。(一般的にハイエース系の方が高い。)
JICA事務所に連絡すると、安全上ルートを確認するために運転手とJICAボリビア事務所安全クラークが会話。
大きな問題は無いようで、そのまま人が揃った時点(10:00頃)で出発!
道路封鎖をよけるため、砂漠のような平原を横切ったり、街の小道を通ったりと、「これはバスじゃ無理だな」と思いました。
ようやくオルロへ。
しかし、到着したバスターミナルはハイエース系専用…。
タクシーでバス用のターミナルへ向かいます。
タクシーを降りた瞬間から、バスの勧誘の嵐!
すぐに出発するバスがあるとのことで、速攻で手続き!
なんと15Bsで3列シートのバスに乗車できました。(ペプシのミニボトル付き!)
15:00頃出発し、18:30頃、ようやくラパスに到着しました。長い旅だった…。
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Re:再会
ラパスに着いたこの日は、Rさんのお宅でお世話になります。荷物を置かせてもらって、ラパスの街へ。Rさんは洗濯や掃除をするということで、後から合流です。
この日の夕食を、ウユニで出会った旅行者K君と、Mと一緒に南米旅行に来ているA(元2019-2同期ドミニカ共和国派遣)と一緒にとることになりました。
色々あってAはウユニに行けず、ラパスに前乗りしてきていました。
2人にはオルロからラパスへの移動がどのくらいかかるかわからなかったので、コカ博物館で待機しておいてもらいました。
合流後、夕食が取れそうなお店を物色。
Rさんの到着前に、うどん屋さんを教えてもらったので入ろうかと思いましたが、残念ながら営業時間終了で入れず。
結局、ダンボのマークが目印のレストランへ。
ほどなくしてRさんも合流し、4人で夕食。
話に花が咲きましたが、全員旅で疲れていることもあり、お互いの旅の安全を祈りながらK君とAとはここでお別れしました。
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スクレへ帰還!
Rさんのお宅で休ませてもらい、翌日はRさんの配属先へ半日だけ見学させてもらいに行きました。
この様子は、別途書きたいと思います。
午後、テレフェリコ(ロープウェイ)でエルアルト市(空港のある標高4,000mの場所)まで上がり、そこからは(治安が悪いので)タクシー。
通常はラパス市街から空港までタクシーを使うと80~100Bsかかりますが、テレフェリコ5Bsとタクシー30Bsで済みました。
空港では、前回体調不良で美味しく飲めなかったカフェでシナモンロールとカフェオレを頂きました。
例のごとくコチャバンバで乗り換えをし、日もとっぷり暮れた19:30頃、スクレに帰還しました。
長旅の疲れと、旅行のために食材はすべて消費してしまったので、馴染みのハンバーガー屋さんで夕飯を調達し、眠りにつきました。
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次は…↓
5.タラブコ村のおまつり