1カ月ぶりのラパス、JICA全員集合!―3月の振り返り編#1―
¡Hola! みなさんこんにちは、たけしです。
なんとか投稿、継続しています…。
2月振り返り編はこちら↓からまとめ読みできます。
ということで、今回からは3月の振り返りをしていきます。
今回書いたのは2日間の出来事なのに、めちゃくちゃ長くなりました…。
―3月の振り返り編― 目次
1.1カ月ぶりのラパス、JICA全員集合! ←今回はココ
2.帰国前にスクレ案内
3.いざウユニ!<前編>
4.いざウユニ!<後編>
5.タラブコ村のおまつり
6.3月のJICA海外協力隊活動
お抱えタクシー運転手
ボリビアへ到着してからちょうど1カ月の3月2日、ラパスへ向かいました。
半年に1回あるJICAボリビア事務所の安全対策協議会が3月3日にある都合上、前泊するためです。
早朝5時に起きて出張の準備をし、6時半にタクシーで自宅を出発。
朝なので空いていて、普段なら50分前後かかる道を30分で到着しました。
ちなみにこのタクシーは、カーニバル期間中に白亜紀公園へ行く際知り合ったドライバーで、車が綺麗(三菱のランサー…!(ランエボではない))で運転も丁寧だったので、連絡先を教えてもらい配車をお願いしました。
いわゆる白タクではあるものの、建築系の大学に行くためにお金を稼いでいる優しい好青年でした。
ちなみに、スクレ市内から空港までは結構離れていて、タクシー代の相場は60Bs。長距離行ってくれない運転手や、70Bsなら行くよ、と言ってくる運転手もいるので、観光で来る方は空港タクシーの会社を使うのがベターです。空港から降りてタクシーを使うと、帰り際に名刺を渡してきます。その連絡先にコンタクトをとると、一番確実です。
Directoに行けない
スクレの空港に到着後、8時過ぎの搭乗まで時間があったので、2階のフードコートを物色。
何気に再赴任後はまだサルテーニャを食べていなかったので、サルテーニャとカフェオレを注文。カフェオレは12Bsと相場orちょっと安いくらいでしたが、サルテーニャが10Bs。街で買うと5Bs前後なので、空港価格なのか…? でも味は美味しかったので満足。
そうこうしているうちに保安検査から搭乗へ。
今回も、例に漏れずスクレからラパスへ直行便で行けず、コチャバンバ経由です。
スクレ発の早朝便は駐機していないようで、この日、コチャバンバかどこからか来た飛行機が遅延。ただでさえコチャバンバでの乗り換えが30分しかなくて「怖いな~怖いな~」と思っていたところでの遅延、めっちゃ焦りました。
結果、ラパスへ乗り換えする人が多かったため、コチャバンバ→ラパス便も遅延して出発しました。ボリビアはよく遅延するのですが、たまに時間前でも出発する例があるので信用していません。笑
まずは、無事にラパス行きの便に乗れたので安心です。
1カ月ぶりのラパス
2月到着時とオリエンテーション期間中、ずっと曇りでした。そのおかげでずっと寒かったのですが、今回は見事に晴れ!そこまで寒く無くて助かりました。
空港から出てすぐにタクシーでZona Surのカラコトへ。だいたい100-110Bsかかります。
空港から出てすぐは、エルアルト市を通るのですが、窓は全閉&ドアのカギは閉めておきます。割と危ないエリアです。(それ以外でも、窓とカギは閉めておいた方がいいです。)
カラコトのホテルへ到着。JICAボリビア事務所の1,2個隣のビルでとても近いホテルでした。最近はラパス出張の際、このホテルを使うことが多いようです。
午前中でしたが、チェックインさせてもらい、部屋でひと休み。
スクレと比べて水道水が悪い(匂いと味)ので、シャワー浴びる際もちょっと抵抗がありましたが、シャワールームの気密が自宅より良いので、あまり寒く無くてその点では快適でした。
再会
ゆっくりしすぎてお昼を食べるタイミングを逃していましたが、14:00頃外出することに。
階下へ行くと、ちょうどコチャバンバから到着した先輩隊員方がいらっしゃいました。
その中には、2019-2元同期Sさんや前回赴任時の先輩隊員Hさんも!
みなさんのチェックインを待ち、一緒にお昼へ。
当初目的のアジア料理店は無くなっていたようですが、ブラジル料理店へ。
美味しい料理でしたが、50BS/人越えだったので、「さすが金持ちエリアだ…」と思いました。
お昼後、所用がありCentro方面へ。
方向が被ったので、ちょうど到着していたサンタクルスの先輩隊員Aさん(2019-2元同期)と一緒にタクシー移動。久々の再会を果たし、車内で3年間の出来事を色々と話しました。
先の元同期もそうですが、既に再派遣されてから1年経っていて、活動もある程度進んでいて置いて行かれたような感覚に襲われましたが、改めて自分も自分のペースで頑張ろうと心に決めました。
ちなみに、タクシーで降りる場所がそれぞれ異なり、Aさんが先に降りて料金が25BS、次に私が下りて20Bs。Zona SurからCentroまでかなり距離があって25Bsはわかりますが、そこから5分も乗っていないのに20Bsはかなり驚きました。スクレだとちょっとした距離は5Bsなので、改めてラパスの物価の高さを思い知りました…。
いざチャランゴ購入
この日1番の目的と言っても過言ではない、チャランゴを購入しに行きました。
ボリビアで活躍する日本人フォルクローレグループ「ワラハポナンデス」のメンバー康平さんに付き添ってもらい、同じくグループメンバーの秋元さんが共同経営しているお店へ。
事前に康平さんとやり取りしておススメされていたチャランゴがあったのですが、いわゆる日本人がお土産で買っていくようなものと相場が1ケタ違う…。
かき鳴らしてみましたが、楽器経験0の私にはまったくわからず。
でも、なんとなく直感でおすすめされたチャランゴがよさそうだなと思ったので、割とすぐに決めました。お値段2,400Bs!(約48,000円)
日本で買うともっと高い(倍以上)ですし、音もよく品質も太鼓判だったのでこれに決めました。自分用のお土産はこれに決まりで、帰国時に買わなくてもいいかな…。笑
そのあと、康平さんのお部屋にお邪魔してチャランゴの種類や調節の仕方、弾き方などを教えてもらいました。また、スクレに居るチャランゴ教師の人と連絡を取ってもらい、レッスンを受けられる手はずも整えてもらえました。感謝です。
すぐに上達はしないと思いますが、毎日少しでも弾いて、1曲でも披露できるようになりたいです。
先輩隊員の展示会へ
康平さんのところにうっかり長居してしまい、切り上げさせていただいてタクシーで移動。(ここでも20Bs…。)
日本大使館近くの展示施設で、先輩隊員(2019-2元同期隊員で空港に迎えに来てくれたAさん)がデザイン×障害児施設のプロジェクト展示会をしていたので、見学に行きました。
Aさんのスピーチなどは終わってしまっていましたが、明日のイベントを控えてラパスに上がってきた隊員たちや見学者の人たちでとてもにぎわっていました。
Aさんはデザイン隊員で、一時帰国中に奈良のたんぽぽの家という施設に関わっていらっしゃいました。そこでも、障害児者×アートのプロジェクトを昔から展開しており、その後経験から今回のコラボレーションに至ったのだと思います。
私も、敬意をこめて地元岩手のスタートアップファッションブランド「ヘラルボニー」のTシャツで伺いました。
その後は隊員・現地の友人たち(ほとんどのメンバーが3年ぶり!)と日本食レストラン「けんちゃん」へ。
まだ日本食は恋しくなっていないけれど、美味しい料理でした。(現地食と比べて相対的に高いけど!)
安全対策協議会
ようやく今回の出張の目的である安全対策協議会の話題です。(話題が多い)
ざっくりとしたタイムスケジュールはこちら。
午前
1. JICAと大使館から安全対策講座
2. 大使館からスキーム連携と草の根事業説明
3. 健康管理員から健康管理講座
午後
1. JICA開発大学院連携、JICAチェア等の概要、日本の近代化ビデオ視聴
2. グループディスカッション「有益な日本の開発経験」「どのような協力を展開する?」
ほぼ終日いっぱいの会議でした。
個人的には、午後の開発に関するセッションで自分が知っていることと、知らなかったことを体系的に(ある程度)網羅できたので、とても有意義でした。
過去の開発事業の失敗から学び、日本の開発経験を他国に還元しようという意図は素晴らしいと思いました。
環境教育分野でも、日本での公害被害とそこからどのように改善してきたのかという視点で話ができれば、より実感を持ってもらいやすいかなと感じました。
懇親会
安全対策協議会後は、近くのカフェで隊員の懇親会が行われました。
全員ではないもののたくさんの参加があり、パンデミック後にここまで戻ってきたんだなと感慨深くなりました。
そのパンデミック後第1号隊員のAさんが3月末で帰国するということで、サプライズでfarewell party!
まさかまだ一緒にいれるラパス隊員が泣くとは思いませんでしたが、それだけAさんにお世話になったということでしょう。
私は翌朝割と早い時間の便だったので1次会でサヨナラ。Aさんと他の皆さんは夜の街に消えていきました…。(次号でお届けしますが、Aさんも同じ便に乗る予定なんですけど…笑)
次は…↓