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4/28 JAPAN JAM


ano


1.猫吐極楽音頭
2.普変
3.涙くん、今日もおはよう
4.スマイルあげない
5.絶対小悪魔コーデ
6.ちゅ、多様性
7.F Wonderful World
8.You愛Heaven
9.絶絶絶絶対聖域

いつものフェスセトリにYou愛Heavenと絶絶絶絶対聖域が入ったというような感じ
最初はクロークに並んでいて猫吐極楽音頭の途中から見始めたが、CDJと同じように神輿がステージにあって、またやってんのかwと笑ってしまった
普変を2曲目に持ってこれるのは定番曲が増えている証拠だろう
F Wonderful Worldが終わり、「いつもならここで終わってはけるんだけど…」と切り出す
音楽好きな人?と聞くと「私は音楽で自分を救いたいとか、みんなを救いたいとかじゃなくて音楽が好き。今日ここにいるみんなとの共通点を探すならば、まずは生きていること。次に今日ここにいること。そして、音楽が好きなこと。」
そういうとYou愛Heavenに入る。数日前に話題になった曲だ。自分が作った今日をきっかけに自殺に踏み切った、なんて言われたら思うところはたくさんあるだろう。
落ちサビに入る。anoちゃんの声が震えている。それ以降目を潤ませながら歌っていた。ありがとうとたくさん言っていたので、複雑な感情を昇華できたのだろう。なかなかない瞬間を見ることができた。
不穏なSEが流れると絶絶絶絶対聖域に入る。先ほどからの切り替えに驚かされる。今のanoちゃんの中でこの曲が一番かっこいいのだろう。anoちゃんっぽさとTKの気持ち悪さが絶妙に混ざっている。大観衆を前に圧巻のパフォーマンスだった。


Chilli beans


Intro
1.This way
2.rose
3.Welcome
4.doll
5.105
6.Raise
7.aaa
8.シェキララ
9.you n me

CDJで初めて見たが今回も同じようにひたすら曲をやって鳴っている音を楽しむスタイル。ロックで勢いのあるライブもいいが、こういうスタイルが自分の好みだし、本来の音楽の楽しみ方だと思っている。
CDJに比べて今回のほうがマイナー曲で攻めていた
Welcomeだか105あたりでMotoちゃんがサングラスを外すパフォーマンスをすると、かわいい~と声がたくさん上がる。Motoちゃんの顔を初めて見たがたしかにめちゃくちゃかわいい。Maikaちゃんも露出多めだったのでこのバンドはビジュアルも強くてすごい。
This way始まりのyou n me終わりは全然想像が付かなかった。かなり攻めたセトリだと思うがなかなか楽しい40分間だった。


サバシスター


1.覚悟を決めろ!
2.リバーサイドナイト
3.22
4.ジャージ
5.ナイスなガール
6.ミュージック・プリズナー
7.タイムセール逃してくれ
8.サバシスター’s THEME

覚悟を決めろ!からのスタート、リバーサイドナイトと初サバシスターだったが完全にサバシスターの空気感を作り上げてから「この前22歳になったんですけど、22歳になりたくないって気持ちだけで作りました!I don’t wanna be?」と煽る。聞いていて楽しい、ニコニコになるようなそんな空気がずっと流れている。箱でライブを重ねているだけあって技術やライブの作り方も洗練されている。ナイスなガールが終わると「私たちバンド組んで3年目のまだまだひよっこです!これからもよろしくお願いします!」と宣言すると6.ミュージック・プリズナー、タイムセール逃してくれ、サバシスター’s THEMEの怒涛の締めくくり。先月メジャーデビューした彼女たち、バンドを組んで2年でメジャーデビューという異例の早さにも納得するパフォーマンスだった。


女王蜂


1.HALF
2.火炎
3.油
4.バイオレンス
5.メフィスト
6.BL
7.P R I D E
8.超メモリアル
9.01

去年の春にReolとの対バンで見た以来の女王蜂。8列目の真ん中あたりに当選していたがこれがアヴちゃんの表情を余裕で認識できる近さ。演者のようなパフォーマンスをするアヴちゃんのステージを見るにあたって、これが大当たりだった。
バンドメンバーより遅れて出てきたアヴちゃん、闘志に満ち溢れた顔でゆっくりと真ん中へと歩いてくる。真ん中にある白いマイクスタンドを蹴飛ばして一言「女王蜂始めます。」
かっこよすぎる。フロアが大沸きするとHALFのイントロへ。女王蜂で一番好きな曲から始まるなんてなんて最高なんだ。そしてそのまま火炎へ。前方エリアなのでスピーカーから爆音で流れてくる間奏が最高すぎる。からの油はインパクト強すぎるし、ジャンプめちゃくちゃ楽しかった。その後も完全にMCなしでひたすら曲をやっていく。そのスタイルもまたかっこいい。そして最後は01。女王蜂で好きなトップ2曲が始まりと終わりにきて、その間もTHE女王蜂と言わんばかりのセットリスト、最高すぎる。01が終わると「続きは私たちのワンマンで。」そう捨て台詞を吐いて、マイクを床に叩きつけて退場した。叩きつけられたマイクのノイズが響き渡る幕引き。ライブのようなドラマを見たような圧巻の40分だった。


フレデリック


1.スパークルダンサー
2.ディスコプール
3.他所のピラニア
4.CYAN (新曲)
5.銀河の果てに連れ去って!
6.YONA YONA DANCE
7.オドループ

批判を恐れずに言うなら、このフレデリックのステージはあまり好きじゃなかった。
初めてみた2022年のロッキンも23/24のCDJもセトリやパフォーマンスが全力だったからこそ今回のステージが手抜きに見えてしまった。前回みたCDJがほんとによくて、間違いなくその日のベストアクトだったのだが、それと同じレベルを期待した故に物足りなく感じてしまった。セトリもマイナー曲を多めにしたり「JAPAN JAMで一番やばいステージします」と言っておきながら、煽りも少なめでのんびりやってるように見えて口だけかよって思ってしまった。ただ最後のオドループで、「日本一中毒性のあるバンドを目指してるのにサビの歌詞忘れちゃったなぁ~」って煽っていたのは面白かった。


MY FIRST STORY


1.ALONE
2.蜃気楼
3.mine
4.One Step
5.ハルジオン
6.アイデンティティー
7.ACCIDENT
8.MONSTER
9.不可逆リプレイス

二日前にzepp羽田でワンマンを見たばっかりだが、マイファスも前方に当選。フレデリック終わってダッシュしてギリギリ間に合ったような感じだった。TERUが二日前のワンマンとは違って半袖とラフな格好、ワンマンの上下ジャージがめちゃくちゃ似合っていたのでギャップにびっくりした。そしたらまさかの一曲目ALONEでさらにびっくり。前方だからみんなガチファンだろ、と思って叫びまくったら周り意外と静かで恥ずかしかった。ALONEの最後のシャウトゾーンの前でHiroがかっこよく煽ろうとしてたけど2回噛んで、「声出してくださいお願いします…笑」って恥ずかしそうに言ってたのレアだったしかわいかった。そしたら立て続けに蜃気楼。イントロでテンションぶち上げになるが、これももうライブ定番になってきたな、と盛り上がり方で実感した。次はまさかのmine。そんなマイナー曲を持ってくるなんてと思ったが、このCDを持っている身としては嬉しかった。落ちサビになると「昨日ちょっとしたことで炎上しちゃったんですけど、こんな僕にでも力を貸してくれますか?」と煽って曲が終わると「そういうお前たちが大好きだ!ありがとう!」と言っていた。意外とHiroも繊細な部分があるんだと、またレアなシーンを見た気がした。曲はOne Stepへ。イントロで叫んでしまった。2日前のワンマンでWith Youを聞けたり、今回はOne Stepであったり、受験期気合い入れるために聞いていた曲をやってくれてすごい幸せだった。マイナー曲なのでみんな冷めていたが、一人だけ泣きそうになっていた。「力貸してくれるって言ったからなぁ?もうちょっと付き合ってもらうぜ!ハルジオン!」。12か月連続リリースの曲なのであまり聞いていなかったが、すっげー切ない曲なことを再認識させられた。Hiroの声と歌唱力がとても映えていた。曲の最後に「ありがとうー!」と叫んでいた。膝をついたHiroは完全に出し切った顔をしていたから、炎上したことに対して思いを昇華できたのか、はたまた曲に対する思いを昇華できたのだろう。次の曲が始まる寸前まで膝をついて空を見上げていた。アイデンティティーが続く、マイナー曲4曲連続はなかなか攻めたセットリストだった。その後は、ACCIDENT、MONSTERと無難な盛り上げ曲をやった。やはり2日前にワンマンで同じ曲を聴いていても安定に楽しい。炎上のことがあったからか、「JAPAN JAMのルールの範囲内で暴れろ!」って繰り返していて面白かった。ラストの不可逆リプレイスのイントロで「I’m a messやらなくて悪かったなぁ!」と煽ってて、これまた面白かった。マイナー曲固めで楽しめなかった人はたくさんいるだろうけど、ずっと聞いてきた自分にとってはレア曲をたくさん聞けていいステージに感じた。


sumika


1.Starting Over
2.Lovers
3.MAGIC
4.ふっかつのじゅもん
5.The Flag Song
6.ソーダ
7.マイリッチサマーブルース
8.運命

「打ち上げ花火みたいなライブします!!」
入場SEが終わり一言言い放つ。sumikaで花火といえば去年のハマスタのStarting Overを思い出すなあと思った瞬間、Starting Overが始まった。ハマスタの景色を思い出しながら聞いていた。シンガロングになると歌詞をつける優しさもsumikaらしい。「JAPAN JAMのみんな歌うまいねぇ~」とほめるのもこのバンドならではであろう。Loversで観客の合いの手が完璧なのもsumikaの人気っぷりを表している。MAGICになるとキーボードの小川がマイクを握り、そのまま1曲歌いあげた。MAGIC割と好きで聞けるとは思っていなかったが、ボーカルが変わって複雑だった。(笑) やはりまだ片岡のコンディションはよくないのだろう。MCに入り、「みんな盛り上がり最高だけど、これじゃあこの後の[Alexandros]にステージ渡せないなぁ~夕方でみんなの疲れを吹っ飛ばすような呪文が俺達にはあるんだけどわかるかな?」「せーの!」と煽ると観客が一斉に「ふっかつのじゅもん~!」と返す。「最高ぅ~!」と言うと、曲に入る。「俺たちめちゃくちゃ相性よさそうだからいけるところまで行こうか!」続けてThe Flag Songへ。小川にバトンが移り、ソーダとマイリッチサマーブルースが演奏された。「始めに言うべきだったけど、たぶん初めてsumika見る人はびっくりしたんじゃないかな。ボーカルは僕一人じゃない。いろいろ考えたけど、やっぱり楽しいライブがしたい。楽しいライブをするにあたってこれが今のsumikaの最適解。だから半年後には違うスタイルになってるかもしれないし、同じかもしれない。」とボーカルを小川に任せる理由を話した。確かに今日の始めからのどの調子がよくなさそうだった。やはりまだ喉のコンディションがよくないのだろう。ただ、楽しいライブのためにボーカルとしてのプライドを折れるあたり、sumikaのバンドの特色が出ていると思う。片岡も相当な葛藤があったろう。「音楽は人格がないから、どんなにかっこ悪いことしても、情けないことをしても、離れていかない。この出会いに“運命”と名付けて!」ラストソングの運命が始まる。MCでかなりしんみりしていたが、曲が始まれば完全に楽しい雰囲気だ。特にこの曲はそう。運命を目当てでこのステージを見に来たと言っても過言じゃないほどお気に入りの曲だ。sumikaらしく最後は、楽しく笑顔で幕引きとなった。最初に宣言した通り、「打ち上げ花火のようなライブ」であった。


TOMOO


1. Super Ball
2.あわいに
3. Grapefruit Moon
4. Present
5. POP'N ROLL MUSIC
6. Ginger

かなり疲労も来ていたので、座ってみようと思ってたら意外と見えなくて、結局前のほうまで行ってしまった。前のほうに言ってびっくり、TOMOOちゃんめちゃくちゃ顔ちっさいし美人!いやわかっていたことだけど、生で見たらやっぱりかわいい。ライブまだそんな重ねていないはずなのにパフォーマンスすごい良くてすげぇ…って思っていたら、MCとんでもないくらい喋るし、煽り全然慣れてないしかわいかった。MCではお転婆っぽかったのに曲が始まると、スイッチ入ったように顔つきが変わってそのギャップにやられてしまった。シンガーソングライターなので、ただ曲をやってMCでファンと交流してというようなスタイル。ロックで勢いのあるライブもいいが、僕は本来音楽ライブとはこういうものなんじゃないかと思っているから、すごくよかった。TOMOOちゃんの音楽の良さを再確認するような空間だった。


 [Alexandros]


Burger Queen
1.閃光
2.Waitress, Waitress!
3.Starrrrrrr
4.todayyyyy
5.VANILLA SKY
6.アフタースクール
7.Stimulator
8.Girl A
9.ワタリドリ
10.Dracula La

ここの記述だけ日が開いてしまったが、圧倒的ベストアクトだった。Burger Queenの後の閃光の盛り上がり、Starrrrrrrやワタリドリの大合唱、Waitress, Waitress!、Girl Aの破壊力、昨日のことのように思い出せる。これだけフェス常連バンドが連なる日にトリを務めるのが納得の技術だ。曲間のつなぎがかっこいいしうますぎて、気づいたら次の曲に入っている。そして何よりもかっこいい。バンドとしてのかっこよさを突き詰めたらこのようになるのか。ぶっちゃけた話、TOMOOが終わったら帰ってもいいかな~と思っていたくらい期待していなかった。その1番期待していなかったアーティストが1番いいステージを残していった。完全にドはまりだ。本当に伊達に20年バンドやってないなと思わせられるステージだった。


まとめ


(終わって数日後のインスタに投稿した感想のコピペ)

余韻が止まらない
最近見てなかったからまた見たいな〜ってアーティストがたくさん集まってきれいにタイテ作れるからって理由でチケット申し込んだジャム初日。気温は27°Cまで上昇して日差しもほぼ夏!!
半袖半パンのクソガキコーデで最後に花火まで見ちゃって完全に夏先取りしちゃいました
そんな中1番えぐかったのがドロス。TOMOO終わったら帰ってもいいかな〜って思ってたくらい期待してなかったのになんだこいつらは。ライブ化けの鬼過ぎる。長いキャリアの積み重ねが音の厚みにそのまま現れてた。
「同じ動き(手挙げること)ばっかしなくていいんだよ好きに踊れ!!」とか「俺たちは聞いて欲しいんじゃない、感じてほしいんだよ。」とか、観客に求めるスタイルまで自分好みで、1番期待してなかったのに1番よかった。Starrrrrrrとかワタリドリとか大合唱クソ楽しかった。
そして、メインステージのトリが始まる前の真っ暗な空にスモーク焚かれてライトに照らされてるステージのあの雰囲気、いい。
2022ロッキンのKing Gnuの景色めちゃくちゃ思い出した。これから始まる、、!!って高揚感が高まってドキドキ緊張する。
ここまでライブ行き慣れてしまうとライブ前の高揚感なんてそんなものもうないのだ。だからあの雰囲気は特別なものなのかもしれない。
なんだかんだ言ってフェス、特に夏フェスの雰囲気が好きかもしれない。今回参加してそれを強く感じた。今年の蘇我のロッキンには割と強い意志で行かないつもりだったが、こうなったら行っても良さそうだ。フェス予定は仕事のモチベーションにめちゃくちゃ直結すると今回感じたし、何よりこの夏フェスの雰囲気をいつものライブ仲間と味わえたら最高だろう。炎天下キンキンに冷えたビールを飲みながらいろんなアーティストをまわって花火で締めくくる。想像が止まらない。きっといい思い出になる。
8月、またこの蘇我スポーツ公園で。次はみんなと

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