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世帯年収1,000万以上はそんなに豊かではない

本日はこんな記事を見つけました。

国税庁の「令和3年分 民間給与実態統計調査」の「給与階級別給与所得者数・構成比」によると年収1000万円以上の人の割合は全体の4.9% となっています(※1)。

年収1000万円以上の収入を得ている人は、割合として高くないことから、全体からみると限られた「高収入の人」というイメージになるのもうなずけます。

しかし、金融広報委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和3年調査結果」(※2)の、年収1000万円~1200万円未満の世帯を確認すると、金融資産保有額の中央値は1200万円ですが、金融資産非保有の世帯の割合は10.8%、100万円未満(4%)を含めると、14.8%がほぼ貯蓄がない状況であることがわかります。

また、年収1200万円以上の世帯でも、金融資産保有額の中央値は1900万円ですが、金融資産非保有の世帯の割合は8.9%、100万円未満(3%)を含めると11.9%がほぼ貯蓄がない状況になっています。

一般的に「高収入」というイメージのある年収1000万円以上の人ですが、しっかり貯蓄をしている人もいる一方で、およそ10人に1人前後はほぼ貯蓄ができていないのです。
上記記事より

調査対象が世帯年収なので、年収1,000万円以上の人、という解釈が合っているのか疑問ですが、世帯年収1,000万円でも小さな子どもがいたらなかなかたくさんは貯蓄できないですよね。

家やクルマの維持費もかかりますし、生活コストがどれくらいかかってるかによると思います。実家住みだとめちゃめちゃ貯蓄できそうですね。

本日は以上でーす。
しょーじん

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